結構前の話だが、子供が3歳ぐらいのときに、「パパとママはなんでお仕事いくの？」と聞かれた。

僕はちょっと考えた後、こう言った。

「世の中には、色んなモノを買うのにお金が必要だからだよ。お仕事するとお金がもらえるの。もし、お金が無かったら家にも住めなくなるし、ご飯も食べられなくなるんだよ。」

子供が「ふーん」と納得したか、していないのか微妙な反応。

その後、こんな質問をされた。

「お金って何？」

その時、僕はしばらく黙り込んでしまった。
お金ってなんだろう？なんて深く考えたことがない。
この日、子供になんて答えたか忘れてしまった。

その後、お金についてよく考えた。
もちろん、経済を循環させるモノ・物々交換せずに仲介してくれるモノぐらいの認識はあるが、子供への説明は難しい。

お金の本質ってなんだろう？子供にもわかりやすい表現ってなんだろう？と考えた結果、後日 こう答えた。

「お金というのは、感謝（ありがとう）のキモチなんだよ。感謝が多いほどたくさんのお金を渡すんだよ。」

「パパはお仕事をして、会社から感謝のキモチとしてお金をもらっている。今日買ったスーパーの野菜も、作ってくれた人やレジのお姉さんに感謝のキモチとしてお金を渡しているんだよ。」

「お金持ちの人は、色んな人から感謝されているからお金をたくさん持っているんだよ」

ちょっとは理解してくれた感じだったけど、3歳の子供にはちょっと難しかったかな。
でも、別な視点で考えるだけで、お金ってとてもいいもんだというのを分かってもらえたら嬉しい。

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ちょっと前にこんな投稿をした。
仕事をする意味から考えると、子供にはこんな説明もありかも。
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子供の質問って、今まで深く考えていなかったことを考えさせられることがよくある。
「お金って何？」という質問から、僕はお金に関する色んなことに興味を持ち始めた。

気づきを与えてくれた子供に感謝。

おしまい