見出し画像

【こうすれば売上増】「物語」+「魅せる」

旭山動物園の行動展示

 いきなりショップじゃないところから入ってきましたけども。旭山動物園話題になりましたよね。本来の動物の動きを見せる「行動展示」を行うことでその動物の魅力を伝え、見事V字回復したという話。その後の動物園業界にもイノベーションが起きました。

犬猫の可愛さを出すべし

 ケージの中でつまんなそうに寝ている姿を見つづけていても彼らの魅力は出てきません。ショップはそもそも、「犬猫の魅力を伝える」という肝心な部分をほとんどやっていません。「売る」こと「利益を得ること」に集中するがあまり、大事なところを見失っています。

「おいでー!」と呼ぶと、ゴムまりのように転げまわって走ってくる仔犬たち。しゃがんで手を広げて待つと、どんどん近づいてくる。満面の笑顔。「おいおい、そのまま来るのか?来ちゃうのか?」不安と期待。
 案の定、体当たりで突進してくる。たとえ仔犬、小型犬でも「おっとっと!」とよろけそうになる。直後から顔面ぺろぺろ攻撃だ。仔犬特有のミルクの香りがしてくる。

どうです?私の稚拙な文章力でも、いまこれを読んでいるあなた、ニヤケてませんか?「あー!犬って最高だね!」って気分になりませんかね。

今はおそらくテレビとか他のメディアでそういう体験をして、「買う」という部分だけショップが担っている、そんな風潮がありますね。

 これからは「個」が伸びてくる時代です。その子の「物語」が大切になってきます。奇跡の生還を遂げた犬猫の里親希望が殺到したっていうニュース、きいたことありませんか?まさに「物語」がくっついているからですよね。

売れるためにやった方がいいこと

「物語」を渡す

 1頭1頭に「物語」をつけてあげればいいんです。最初はそんな大がかりな仕掛けはむずかしいかもしれません。私が実際にやったのは

1.スタッフ手作りのカードを作る
  絵が得意なスタッフとかもいて、写真と合わせてその子がお店に来て
  からの成長記録をA4くらいの紙にまとめて掲示、販売時にお渡し。

2.ブリーダーさんからの手紙&写真
  これもなかなか破壊力のあるツールですよね。

兄妹での写真なんかもあるとなおいいですね。

行動を魅せる

1.犬を出す

これが「レトリーバー」の本領、じゃないですか。ハスキーには軽い荷車を引かせればいいですし、それぞれの犬種の良さを出していくとなおよし。

2.猫を出す

昔動物王国ではキャットトレーナーを自称していました。さすがにここまでは無理―?かもしれません。

このくらいなら可能でしょうかね。板と杭で千円かからないお手軽アジリティ。廃材くらいでできちゃいそうです。ちなみに猫はケージから出しても逃げません。猫「だから」逃げないんですけどそれはまた別で書きましょう。

サポートしてくださると私のモチベーションがどかーんと爆発します。必ず御礼コメントは入れさせていただきます。