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外に出れば刺激はあるか

誰こいつ?

大半のアンテナ編集部員及び読者の皆さんは思うのではないだろうか、などと不安に思いながらこっそりnoteを更新することにした。


アンテナ編集長の堤という男はなかなかにタイミングが良い奴だ。
現在私はドイツに滞在しているが、今日で1年になる。そんなタイミングで「せっかくドイツにいるんだから日記でも書いたら」的な連絡をもらった。近況報告ついでに日記くらいならまあいけるか、と思いノートPCの画面に向かっている。

さて、私はアンテナでマスコットという32歳男性が名乗るにはだいぶ痛すぎる役職を自称している。名前はディノという。アンテナでは主に堤を励ます係である。現在は就職してメンタルしっちゃかめっちゃかになってるうちにあれよあれよで仕事を辞め、配偶者と共にドイツに滞在している。なんでドイツかはよく訊かれるが理由はほぼない。まあまあなんとなく来た。自分語りは長くなりそうなのでこのあたりにしておく。

が、日記ってなあ。皆さんは日記とかを付ける習慣はあるのだろうか。私はない。アンテナの本家サイトであるような旅行記はまさに旅行記であって、見知らぬ土地に身体全体からアンテナを伸ばして赴くという感じで成立してると思う。感じようとして感じる。こういうイメージだ。
だが日記......。日記よなァ......。住んでると何ら特別感はなく(しかも結構引きこもってる)、街のはずれに住んでいるので刺激もない。野うさぎやリスなどが走り回るのが新鮮なくらいだ。なのでちゃんと生活している意識を持って生活をしないと、日常の波に飲み込まれてしまう。

まあ今回に関しては、一個何か言えたらミッションクリアと自分の中で設定しているので、ひとつだけ。

自国にいる外国人のふるまいってどう?

今回はこれにしよう。クールジャパンの影響なのか(たぶん違う)、ここ最近は日本を訪れる外国人の方が増えている。オリンピックの影響とかもあるのかもしれない。
さて、これを見ている皆さんは日本に訪れる外国人の方をどう思うだろうか。何考えてるかわからない、マナー悪い、怖い。マイナスイメージはこんな感じだろうか。プラスイメージは?
話してみると意外と陽気でいい人だった。とか、そんなもんだろうか。
日本は特に島国なので、首都圏を除いては(マシになったとはいえ)外国人に抵抗があるんじゃなかろうか。そういうイメージを感じる。

なんかわからないから怖い。日本のルールを知らんから不快だ。実際私も思ったことがある。が、そういう人でもイチ個人して話すとほんといい人だったりすることがほとんどだ。マナーが悪いのは、日本のルールを知らないからだ。

じゃあ勉強して来いよ、っていう風に思うかもしれない。実際、書籍やインターネットで少しくらいは勉強できる。でも100%勉強できるわけではない。ああいうのは痒いところに手が届かないのだ。だが本人たちは勉強したつもりで旅行に行くのだ。

我々日本人はどうだろう?これは私の体験談だが、小売店に入るとき、ドイツでは「店に入る側」から挨拶するのが普通のようだ。それを知らなかった私は、店内を無言で物色し、何も買わず挨拶もなく出ていく不審なアジア人だ。泥棒と疑われても仕方ない。後から聞いた話だったが完全に目から鱗だった。店主のあの訝しげな表情はそういうことだったのか、とそこではじめて気づいた。

上でいったように、書籍やインターネットだけの知識ではカバーできないことのほうが多い。「じゃあどうすんだよ」といわれると困るが、私が思うのは「お互いにある程度寛容になること」と「教えてあげること」じゃないかと思う。無知は罪だとよく言われるが、誰がそれを罪とするのかという話。
いいじゃないの、わからない人には進んで教えてあげても。それでお互い気持ちよく過ごせるんだから。
知らない日本人に対して声をかけると事案に発展しそうだが(それはそれで悲しいことだ)、向こうは旅先のルールが分かり、帰国後友達なんかとシェアしてくれるかもしれないし。こっちは外国の友滝が増えるかもしれないし。いいのではないかなあと思う。
が、声をかける方もかけられる方も心を広く持ってないと成立しないかもしれない。

まあとにかく、だんだんとぎすぎすしていく世の中、ちょっとだけ広い心を持てば解決することって結構あるんでないか。そうでもないのか。ちょっとでも何かを考えるきっかけになればいいなと思う。まあこれ、日記なのでこの主張はアンテナの主張でなくてイチ個人の主張ということでひとつお願いします。私は日本に帰ったらいろんな人にやさしくなろうと思う。

長いな。きっと次回からは自己紹介部分がなくなるので短くなるはず。ここまで読んでくれたのなら感謝を。では次回。

dino


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