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京都人も知らない!?京都雑学10選


1.顔が動く龍

嵐山にある天龍寺法堂の天井には、八方睨みの龍が描かれいる。この龍を見上げながら円を描くように移動すると、龍の顔も向きを変えて追ってきます。

2.突き刺さる鳥居

京の台所で知られる錦市場には、錦天満宮がありその鳥居の一部はビルに突き刺さるような形をしています。写真は、ロボットおみくじにて載せています。

3.あの世への入り口

六波羅蜜寺の近くに六道珍皇寺というお寺があります。この寺には小野篁が閻魔大王に仕える為、あの世とこの世の往来に使ったとされる『篁冥土通いの井戸』があります。詳しくは、六道珍皇寺と幽霊飴をご覧ください。

4.京都で最も不思議な場所

太秦の広隆寺から東へ行くと蚕の社(木嶋神社)がある。境内には、元糺の池に日本で唯一の三柱の鳥居が静かにたたずんでいる。

境内に書かれている説明には、『今から約1300年前日本に伝わったキリスト教一派(ネストル教)の遺物ではないか』と書かれている。詳しくは、秦氏についてをご覧ください。

5.秦の始皇帝を祀る神社

広隆寺から少し歩いた場所にある大酒神社は秦の始皇帝を祀る神社です。

「大避」称するは秦始皇帝の神霊を仲哀天皇8(356)年皇帝14世の孫、功満王が漢土の兵乱を避け、日本朝の純朴なる国風を尊信し始めて来朝しこの地に勧請す。

6.光源氏のお墓

嵯峨の釈迦堂で知られる清凉寺には、光源氏のモデルともいわれる源融公の墓所があります。

7.血天井

血天井は、徳川家の鳥居元忠が石田三成勢と戦い、自刀してはてた時の伏見城の床板です。源光庵宝泉院興聖寺正伝寺養源院にわけられ供養されています。

8.石川五右衛門のお墓

石川五右衛門のお墓は、大雲院(通常非公開)にあります。

五右衛門が三条河原に送られる途中、それを見ていた貞安上人と目があい(お互い初対面)無言の中で貞安上人が「お前の供養は私がしてあげる」と心が通じ合ったと云われています。

9.保津川下りの船どう戻る?

保津川下りの船は、終点の嵐山でお客さんを降ろすとトラックで亀岡まで運ばれます。船頭さんは電車で亀岡乗船場へ戻ります。

10.くわばら くわばら

「くわばら くわばら」は雷よけの呪文。失意のうちに亡くなった菅原道真公は、怨霊となり京の都に雷をおとしました。

しかし、菅原道真公ゆかりの桑原の地は雷が落ちませんでした。京都御苑と京都地方裁判所の間、人も住まない小さなエリアに桑原町があります


京都生まれ・京都育ちの京都人。 2005年から「京都観光研究所」を運営しています。 https://www.kyotokk.com/ https://blog.kyotokk.com/