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近くにブルートレインが展示されている天竜二俣駅

前説のつぶやき

前まで「行ったところ」という冠をつけていたのですが,やめました.気分です.また気が乗ったら付けるかもしれません.

本題 天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅

6月某日,天竜浜名湖鉄道の新所原駅から乗車し,天竜二俣駅に行ってきました.天竜浜名湖鉄道は,小田急が主導で展開しているMaaSアプリ「EMot」を使って,スマートフォン上で天浜線と遠鉄線のフリーきっぷが購入できます(フリーきっぷは様々な種類があります).

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元々,この天竜浜名湖鉄道の路線は「国鉄二俣線」として運行されていました.JRに民営化されるとほぼ同時に第三セクター化された路線です.運行区間は新所原駅から掛川駅.運行区間だけ聴くと東海道線と同じですが,東海道線は浜名湖の南側・太平洋沿岸に沿って走るのに対し,浜名湖の北側を巡るので東海道線と比較して大回りとなります.そのちょうど中間地点にあるのが天竜二俣駅です.


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新所原駅から1時間10分,天竜二俣駅に到着です.天竜二俣駅は天龍浜名湖鉄道の本社が設けられています.ラーメン屋さんもあります.駅前広場は広いですが,駅舎は年季を感じます.駅の隣には車両基地があり,転車台が現在も使われているそうです(今回は写真無いです…).すごく雰囲気の良い駅です.

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そして,天竜浜名湖駅から少し歩くと,青色に塗装されている列車が展示されています.この列車は夜行列車で使われていた列車で,いわゆる「ブルートレイン」と呼ばれるものです.少し前まで塗装が剥がれ気味になっていたそうで,しばらくの間塗り替えしていたそうです.かなり綺麗になっています.

浜松市のサイトによると,「20系客車」と呼ばれる列車で,「走るホテル」と呼ばれていたそうです.寝台特急「あさかぜ」の運用に就いていた列車です.

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方向幕は「B寝台」「あさかぜ」「東京|下関」「3号車」となっていました.

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その隣に展示されていたオレンジの列車は,かつての天浜線や国鉄時代に走っていた列車だそうです.こちらも塗装が剥がれ気味だったのですが,塗り直したそうです.青とオレンジのコントラストが素晴らしいです.

この2両は天龍浜名湖駅を西に歩いてすぐのところに展示されています.

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天竜二俣駅周辺は,浜松市天竜区の中心街となっており,昭和のレトロな雰囲気が残る地域となっています.とてものどかな雰囲気で,心が癒やされました.また訪問したいと思っています.


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