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そうだ 清水寺へ、行ってみよう

先日京都御所に行ってきたときに思い出したのが、清水寺のことです。

清水寺には有名な舞台があります。「清水の舞台から飛び降りるつもりで」という言葉の舞台ですね。
清水寺は山の中腹にあるため、その舞台から御所を見下さないように、門が建てられたと聞いたことがあります。
本当にそうなのか、確かめに行ってみましょう!

近くには、京都ならではのスタバもあります。
歩き回って疲れたあとは、おコーヒーでもいただきましょう!


清水寺

奈良で修行を積んでた僧「賢心(けんしん)」が夢で「南の地を去れ」とお告げを受け、北へ向かいました。
京都までたどり着いたとき、音羽山で清らかな水が湧き出る滝を見つけます。
そこで修行していた仙人「行叡居士(ぎょうえいこじ)」は、「待っていたぞ。霊木に観音像を彫り、お堂を建てろ」と言い残して去りました。
その後、坂上田村麻呂が賢心に協力を申し出て、十一面千住観世音菩薩様を本尊としたお寺を建立することができました。

仁王門

まぁまぁな急勾配の階段を上がると、重要文化財の仁王門があります。

仁王門
例の所に、阿行(あぎょう)と吽形(うんぎょう)がいらっしゃる

「目隠し門」とも呼ばれているそうです。
清水の舞台から、京都御所を見下さないように建てたからですね。
後ほど京都御所を見下ろせないか確認します。

三重塔

五重塔のように仏舎利を祀ってるのではなく、ここでは大日如来を祀っています。

三重塔
朱が映える

随求堂

民衆の願い、求めに従って叶えてくれる大随求菩薩を本尊として祀っています。

随求堂

ここには、胎内めぐり体験があるのですが、人が多かったせいか入場できませんでした。

清水の舞台

本堂に祀られた千手観音菩薩へ向けて、能や狂言を奉納するための舞台です。
舞台から京都タワーなどを望むための舞台ではないのです。

清水の舞台から本堂
舞台からの本来の目線

少し前まで改修工事されてました。

清水の舞台
改修前はハイヒールでできた穴だらけだったそうです

下から見上げるとこんなです。
釘を使わず、木を組んでるだけだそうです。

清水の舞台
ビル4階相当

奥の院

清水寺を開創した行叡居士(ぎょうえいこじ)が修行をされたところです。
本堂と同じように舞台があります。
この舞台で、「今年の漢字」が発表されます。

奥の院
ここにも舞台があるんだ

今年の漢字

年末にその年の世相を表す漢字が選ばれます。2023年は「税」でした。
選ばれた漢字は、ここ清水寺の「奥の院」の舞台で、住職が書き下ろされます。

音羽の滝

清水寺の名の通り、清らかな水が湧き出る地です。
ここには3つの瀧が流れてます。

音羽の瀧

3つの瀧は、それぞれ長寿、恋愛成就、学業成就のご利益を持っているそうです。
1つだけを選んで一口飲んで願をかけると良いそうです。
滝の裏側の不動明王がいらっしゃいますので、お参りしましょう。
見てたら、ほとんどの人が不動明王はスルーしてますな。

清水の舞台から京都御所を見下さないよう仁王門が建ってるか

清水寺本堂から京都御所を望む
京都御所の方角を向いてるはず

ってそもそも本堂で京都御所の方は見えない・・・・。

考えてみたら、御所は清水寺より南西の方向の長岡京(現在の向日市)にあった時期もあるので、それを考えると辻褄が合わないですわ。
ストーリー的には、なるほどと思わせるものですがね。
なので、「仁王門が目隠し門として建てられたかは分からない」です。
以上を持って発表とかえさせていただきます。

One more thing

スターバックス 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

和風な雰囲気のスターバックスがありますわ。

京都のスターバックス
おコーヒーをいただきましょう
京都のスターバックスの入り口
コーヒーよりも、「お茶を点てましょう」の方が似合う
京都のスターバックスの中庭
カウンターの前でお庭を拝見

場所柄、外国人観光客や修学旅行生が多く、各地で席取り合戦が繰り広げられてました。

And one more thing

漢字ミュージアム

「今年の漢字」は清水寺で書き下ろされてましたが、その後どこへ行くのだろうと思ってました。
実はこの漢字ミュージアムへ行くのです。

2023年の今年の漢字
こんなところで会えるとは!

漢字の生い立ちや、漢検の問題を解いたりと、大人でも楽しめる博物館になってました。
入場料は大人800円です。

偶然にも『今年の漢字展』があり、歴代の「今年の漢字」が展示されてました。

歴代の今年の漢字
重苦しい字ばかりなのは、日本人ならではなんでしょう

以上、京都ノートでした。ほな。


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