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C:2017/11/2-3 小田原旅行①

・江之浦測候所

11月の始めに小田原へ旅行に行きました。詳しく感想を書く予定だったのですが、いつの間にか2月。このままだと忘れてしまうので、覚えているうちに、メモ程度でも感想を書いておきます。

芸術家の杉本博司が手がけた複合文化施設。私はファンでも写真好きでもないです。けれど彼に誘われて行ってみたら、予想以上によかった。様々な意図が込められていることが、随所から伺えます。そのため、杉本博司その人や、その意図について学んだ方がより何かを得られるかと思います。

不思議な空間でした。本来なら美術館におかれて、キャプションがつけられて、定義付けられるようなものたちが、自然と融合した空間にただ置いてあります。

ここにあるのは展示品ではなく、自然と融合した物質であると感じました。物が持つ価値にとらわれない、特殊な展示方法と言えるのかもしれない。

今はまだ開発が進んでいないこともあって、割とまわりやすい広さでした。所々工事をしていたので、これから広くなっていくんだと思います。

「海と山、洞窟という環境が原始に戻ったよう」「生と死、自己と他者、過去と未来、様々なものの境界線が取り払われることによって、永遠性を感じさせられる空間」とメモしていました。とにかく全てのモノ、空間に境界線の薄さを感じた記憶があります。

変化していく様を見届けたい博物館(?)です。

この旅行では、もう一ヶ所、MOA美術館にも行きました。こちらもまた気が向いたらメモします。

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