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ありがとう鈴原るる

2021年6月26日21時57分現在、僕は魔界村の実況配信を聞きながらこの文を書いている。先日24日、彼女の誕生日での配信で突如6月いっぱいでの「鈴原るる」としての活動を卒業を発表し、ファンたちを驚かせてた彼女の代名詞である魔界村シリーズ攻略耐久生配信の「一枠」目である。リスナーの心配をよそに、最後まで楽しんでいってねといった感じで、難易度も最高レベルにしての挑戦である。彼女の配信を見たことあるリスナーならピンと来るかも知れないが、彼女は特別ゲームが上手い訳ではない、というかなんなら同じとこでのニアミスも多い。それでも彼女とリスナー達がついていくのは、彼女がよくある配信者のようにできない!!!と奇声をあげることもはいクソゲーと投げ出すこともせず、登山者のように黙々と、しかしながら確実に歩みを進め、そして何よりクリアするその時までゲームを「楽しんでいる」のが伝わるからである。少なくとも自分が彼女の配信に魅力を感じる部分の大きな部分である。そんな彼女の姿勢に準じてか、リスナーのコメ欄も変に荒れたりせず楽しんでいる(と感じる)のも安心して見れる部分かもしれない。(あとやるゲームもスマホゲーとかじゃなくてコンシュマーゲームが殆どだったもの良かったのかも知れない)

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自分の話をするならば、彼女の存在自体は知ってたはいたけど、特別配信を追う訳でもなかった。Vチューバーの配信自体は委員長や詩子お姉さん等はタイミング合えば見てたし、社築氏が自分も好きなハッカドールとヴァーチャル内でコミュニケーションとってたのを見て良いなあとか思ってた位である。そんな中でもこんな昨今になってしまい、リアルイベントにも行けないので流れるようにネット配信イベントを見る機会も多くなり、四天王とか言われてた時代よりかはVチューバーの配信を見る日も多くなってきた。それでも彼女の配信、というか彼女自身をしる機会があまりなかったのは、一応にじさんじという企業所属で、他にも所属メンバーが多くいて仲間内でコラボもよくしている中彼女はそこまでコラボしている回数はなかった、というのが考えられます。(もちろんでびる君とのコラボや、リゼるるlistenといった番組だってもってはいました。メタな話をするなら芸能人からの参加になる鈴原の中の人と多くのメンバーは配信者や一般職からの参加になるので互いに距離感があったのかもしれない・・・わかんないけど)

そんな中自分が彼女の配信にハマるきっかけになったのは去年の大晦日から総プレイ時間33時間(もちろん休憩は挟むけどクリア日は1月4日になってしまった)になったジャンプキングという高難易度ゲームをクリアしてあけおめ配信にしようといった企画でした。自分の仕事がサービス業ということもあり元旦はお休みいただいたけどそれ以降は普通に仕事、毎年のことではあるけれど世間はお休みムードの中実家にも帰れず仕事するのはモチベがあがりません。そんな中、正月から高難易度ゲームの耐久配信という、他の所属配信者は大多数とコラボしたり、もしくは正月休みをとったりと、それぞれの正月の過ごし方をしているのに対しての彼女のそれ、しかも一枠が約12時間したりするので夜10時くらいに初めてこっちが布団で寝落ちして、こっちがおきてもパソコンからは彼女が黙々とジャンプしているのは驚愕したし正直笑ってしまったw コメも流れているからついていってるリスナーも大概である。しかしそんなある意味配信業としては効率の悪い、平たくいえば無意味とも言える行為にもかかわらず、黙々と同じ場所を何回もジャンプしては落ちて、ジャンプしては落ちて、それでもジャンプし続け、少しずつけど確実に登っていき、時間はかかってもゴールまで登りきった彼女の笑顔を見て、子供の頃には確かに持っていたはずのゲームをクリアしたときの高揚感を思い出せた気がしました。幸いにも登りきった瞬間を見れたのですが、滝のように流れてくるコメントのように自分もきたああああ!!!と喜んでいました。正月仕事の辛さもふきとんでしまいましたね。


それからは、ジャンプキング開けの鈴原家が集まっての桃鉄配信や、全てを追えていたわけではないですがマリオ2だったりバイオだったりと色んなゲームに挑戦し、ほとんどのゲームでクリアまで進んでいたと思います。また勿論ゲームだけでなく、たまに雑談配信だったり歌配信も行っていました。特に歌配信は元々そういう活動もされていた方なので上手で、自分もよくBGM代わりや就寝前の一時に流させてもらいました。リゼるるも聞かせてもらい、先日の生イベント配信も見せてもらいました。誕生日ボイスも買わせていただきました。リゼるるでの最後涙を流さないようにするリゼと抱きしめる鈴原、ボイスでの最後のありがとーの声、恐らくそのときには卒業のことも決まっていたと思うと色んな思いが感じられますね…。

さてそんな、にじさんじというVチューバー事務所の中でも特異な存在ながらトップレベルの人気を持っていた彼女ですが、出会いがあれば必然的に別れも来ます。彼女も例外ではありませんでした。色々界隈で理由みたいなのもあげられ、自分の中でもこれかなあといったものもありますが、彼女自身が30日のラスト配信で理由も話せると思うと言ってたので、それを待ちたいと思います。それよりも今は魔界村にラストチャレンジしている彼女を応援してあげるほうが大事だと思いますしね。それに「鈴原るる」というキャラクターの新しい配信はないかも知れませんが、その存在がいきなり世の中から抹消されるわけでもないし、それぞれのリスナー達の記憶には残っているのは確かです。中の人のこれからの人生を応援するとともに、ありがとうございましたと送ってあげるのが一番だと思います。寂しくないと言ったら嘘になるけれど。

昨今の環境の変化で、今まで当たり前にできていたことがガラリとかわってしまいました。特に芸事に関しては、「生きる」ためには不要と言われるような政策を行われたりもして、苦難の日々が現在進行系で続いております。しかしながら人間は寝て食べているだけではすぐに死にはしないかも知れないですが、娯楽がないと生きてはいけません。心が死んでしまいます。そのなかで新しい娯楽、ライフスタイルの一つとしてのVチューバーという業界、1年3年後とどうなっているか全然わかりませんが、厳しい経済の中で成長してる業界の一つだと思います。とはいえライバー、運営会社ともに若い人たちが多く手探り状態な部分も多いと思います。そんな中芸能人あがりとしての配信での真摯さ、そして重ねて書きますがゲームをプレイするという楽しさをわすれない姿勢を貫いた鈴原るるというライバーを僕は忘れないと思います。

2021年6月27日1時35分現在、1枠目の配信が8時間を超えて1面の半分をクリアしているという状況。鈴原嬢「とりあえず」11時間の3枠やる予定とか言ってるけどそれでも終われるかかなり怪しいですがw、クリアできたできずどちらになっても彼女が楽しめる配信になって30日のラスト配信を迎えられればいいなあと思いながら寝ます。鈴原るる嬢のますますの活躍を祈って。

(寝て起きたらまたプレイし続けてるかも知れないなあw)

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27日午前7時起床。やったましたw 2時間前にライブ開始なんでおそらくそのまま配信2枠目でやってますねこれ・・・w勿論僕は笑ってしまったwでもすごい。寝る前と進んでるステージ変わってないけどジャンプキングのときもそうだったしいつもどおりといえばいつもどおりである。期待を裏切らないその姿はエンターテイナーの姿そのものである。体調に気をつけてぜひ最後の挑戦もゴールを迎えてほしいです本当。自分も仕事頑張ります。頑張れ鈴原、お前がナンバーワンだ。

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