「ズルイ」がみんなを苦しめてる

こんにちは、野本です。10月になりましたね。

さて、これ読んでびっくりしました。

最近の日本のニュース見てると、本当にこんなことが現実にあるのか? と思うことが多いのですが、とりあえず、これがホントだとすると、二つのことが気になります。

1 平等なサービスにこだわりすぎてること
2 「反省文」があること

この二つです。
きっとこの図書館、学校教育の延長線にあるんでしょうね。

平等ってなんなんだろう?

まずは人によって違うサービスを提供できないと言う点です。
日本で多様性のある子をまとめて教育すると「ずるい」が出てくると、ある教育者から聞きました。障害があるから、特別扱いされてズルイ、と言う意見が出てくると。

ああ、日本とマレーシアの根本的な違いはここかも知れません。
「みんな違って普通」の社会って、この「ずるい」があまりない。

ベジタリアンの子たちが野菜食べないのを「野菜食べなくてずるい」とか、ムスリムの子たちがラマダンで昼食を食べないことを「ずるい」ってことは、ならないですよね。違うから。

人は平等ではない。生まれついての能力の差もあるし、宗教も習慣も違う。それが当たり前の国。

実は日本だって一人一人みんな違うんだけど、「違い」が建前としてないことになってると。

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