体が熱い
喉が腫れてるような感覚
咳をするたびに
頭の芯が破裂するような痛み
体を支配する疲労感


そうか、、、
いよいよぼくのところにも来たんだね。


2日間ぼくの体を蝕み続けるも
祝日が重なった為、とりあえず救急診療所で
薬だけもらいに夜な夜なふらふら向かう。

精神がいろいろとおかしい分、
無駄に体は丈夫な為、
熱を出して弱ることが稀なので
この状況が少し楽しいと感じている
(人からはよく変態だと言われる)

最後に熱を出した記憶は小6ぐらい

体のどの部分も均等に力が入らない感覚

無事病院について
ほっかほかになってる脳みそを使って
問診票に記入し、
提出の際に受付で表面温度検知画面に
顔面を晒すと
【異常です】
と言われる始末、、、
(37.6度と計測されただけ)

いや、そんなことはわかってるよ
と心の声で呟いてみる。

受付を済ませたら
内科の『熱がある人』エリアでしばらく待機
小児科も兼任の為、
周りには弱ったちびっこだらけ
ほっぺを赤くしたちびっこたちに囲まれた
変態という構図を客観的に想像しながら
なんだかせつなくなる、、、

そうこうしてるうちに
いざ診察の順番が回ってきて
実際の体温を測ってみたら
38.8度という
ぼくの記憶する中では
最高温度を記録してることに意味もなく感動。
ん？ということは、
数時間前まではもしかして40度超えてた？
そんなことを考えてるうちに
医師がいろいろと話してくるのだが、
なんか話し方が気に入らない←失礼
夜間急病担当でいろいろ大変だと思うし
出来ることも限られてるというかあくまで
応急的な立ち位置にあるのはわかってるけど

なんか説教っぽく

このままだと他の人たちにとんでもない迷惑を
かけるからとりあえず改めてPCR検査を受けた方がいい。
ここでは検査はできないけど理屈で言えば
コロナにかかってる可能性がおおいにある、、、


んなことわかっとるわー！！
という心の声は一旦秘めたままにして
解熱薬を処方してもらいそのまま帰宅。

(全世界の医療従事者の皆様、ほんとごめんなさい)


それから翌朝すぐに検査を実施
当日の夜には結果がわかるので
それまでとりあえず家で安静に


あぁ感染確定したら
仕事は休めるけど保健所とのやりとりも
しなきゃいけないなぁ
感染経路とか調査するんだっけ？
発熱の前日とかなにしてたっけ？



そして夜になって専用サイトで
結果を確認、、、


【陰性】


なんとも言えない安堵感はあれど
同時にちょっとした疑問が、、、



ぼくは一体なにを発病したんだ？



どう考えてもコロナだと思っていたのだが
それを超えてなにか別の菌がぼくを犯していた
ということ！？

変態菌か！？
変態菌なのか！？


なにがともあれ、、、
ぼくは、、、
コロナウイルスに勝ったことにしとこ
↑
ちがう