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蛇型ロボット『Soryu-c』イタリア

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イタリアのエアコン事情

ヨーロッパの中でも人気の観光地イタリアです!

私も旅行で1カ月間ヨーロッパに夏に行きました。ニュースでも取り上げられましたが、年々ヨーロッパの夏の気温は上昇しています。

これを見るとイタリア南部のシチリア島では気温が48度まで上昇し、ヨーロッパでの観測史上最高気温に達する恐れがあると報道されていました。
日本国内では、各部屋に冷暖房機能エアコンが付けられていることは珍しくありませんが、イタリアでは家にエアコンがないことが珍しいことではありません。気温は高いですが湿度は低く、石造りの古い建物が多いので涼しさを保ちやすいようにできています。窓を開けたり、ブラインドを下げて直射日光を避けたり、玄関前に水を撒いたり各家庭工夫をして夏を過ごしています。なので私も夏に行きましたが、外は熱いですが乾燥しているので日本の夏よりかは過ごしやすく、屋内でも割と快適に過ごせたのを覚えています!エアコンに慣れていたので少し暑かったですが・・・。

一方でエアコンのない冬は寒いです。

平均気温を見ても12月で日中の平均気温が5℃、夜は氷点下となり、1月で日中の平均気温は12℃、最低平均気温は4℃くらいですね。結構しっかり寒いのではないでしょうか!イタリアの方はどのようにして冬を過ごすのでしょうか?

イタリアの暖房設備について

イタリアの暖房設備は、『riscaldamento(リスカルダメント)』や『termosifone(テルモシフォーネ)』と言います。

こういうイメージの暖房器具です!給湯機に繋がっていて、お湯を循環させて部屋を暖める仕組みの温水循環式ヒーターです。イタリアでは、脱原発の影響で電気代が高騰しており、エアコンを設置している家庭は少ないです。
給湯機は1年に1階の点検が義務付けられています。

暖房設備の法律について

イタリアではリスガルダメントを使用できる期間と1日当たりの最大使用時間が法律で決まっています。期間や時間は、毎年変更があり、マンションの掲示板や自治体のニュースで知らされます。イタリアでは各エリアをゾーンA~Fに区分しています。

このHPを見てみると、

ゾーンA 一日の最大使用時間:『5時間』 使用開始日:2023年12月8日 使用終了日:2024年3月7日
ゾーンB 一日の最大使用時間:『7時間』 使用開始日:2023年12月8日 使用終了日:2024年3月23日
ゾーンC 一日の最大使用時間『9時間』 使用開始日:2023年11月22日 使用終了日:2024年3月23日
ゾーンD 一日の最大使用時間:『11時間』 使用開始日:2023年11月8日 使用終了日:2024年4月7日
ゾーンE 一日の最大使用時間:『13時間』 使用開始日:2023年10月22日 使用終了日:2024年4月7日
ゾーンF 一日の最大使用時間:『制限なし』 使用開始日:制限なし 使用終了日:制限なし

QUOTIDIANO NAZIONALEより引用

ちなみに守っていなければ、抜き打ちチェックされる場合もあり罰金となります・・・。国全体でエネルギー使用量をコントロールしようという政策ですね。集合住宅などでは個別宅では暖房の調整が出来ず、温度やオン・オフは管理人側で一括制御されることが多いです。

点検にドローンの活用

ということでなんだかイタリアへの移住計画ブログみたいになってしまいましたが、ここからが本題です!
そんなイタリアでも地域暖房設備点検に株式会社ハイボットが開発した蛇型ロボット『Soryu-C』が活用されました。

Soryu-Cには複数のカメラが搭載されており、ロボットのナビゲーション、配管設備の検査、3Dマッピングの生成に使用されています。
従来地中管点検を行うには、道路に穴を掘り、地上からアクセスする必要がありました。地下に張り巡らされた暖房設備の配管網は、狭いスペースに敷設され、都市の地下数キロメートルにわたって分布しています。これらの配管設備のメンテナンス作業は、道路交通規制や、暖房サービスの一時停止が必要になるなど、常に高いコストとスケジュール制限がかかっていました。
ヘビ型ロボットSoryu-Cを使用することで、地下暖房のインフラ設備点検を効率的に実施し、このように、ヘビ型ロボットSoryu-Cはフレキシブルな設計により、埋設された設備や人が立ち入ることが困難で危険なインフラの点検を行うことが実現しました。

まとめ

ドローンを始め、自律式ロボット等も点検に活用されてきています。導入されるメリットとしては、従来かかっていた様々なコストのカット、効率的な作業に重きを置かれています。
今後も様々な企業が研究・開発を行い、ドローン等が導入されると考えております!

おわりに

株式会社協和産業”PR DRONE SHOW”では、『ドローンショーを身近な存在に』をテーマに、ドローンショーの展開を進めています。
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