こういう報道で農家のデモと極右政党は別の話なのに一緒くたに感じてしまうよなぁ。

デモは悪いことではありません。警察に届けてやっているわけで、正当な抗議のアクションだと私は考えます。トラクター持ってきたことも基本的には暴力性はないと思います。ただ、色々な考え方の人が来るので何が起こるかは分かりません。

確かに農家さんの中にAfDを指示する人はいるでしょう。
他の職業の方の中にもいるように。

便乗して寄り添って農家から指示を集めようとするAfD（極右政党）は怖いですし、排他排外主義の政党のクセに連帯を呼びかけているのは、矛盾しているし、胡散臭いです。

今読んでいる本が1918-1919年舞台の本で、11月革命後にSPD（ドイツ社会民主党、現与党）のやり方に反対した市民がこのデモと同じ場所、ウンター・デン・リンデン〜6月17日通りの界隈をデモしています。SPD党首エーベルトがドイツの初代大統領になるようですが、反対していたローザ・ルクセンブルクたちは武力で殺害されます。

連帯を呼びかけながら左派を攻撃し制圧したエーベルト。

ほら、中道も右翼も与党だろうと野党だろうと結局こんなもんです。
政治もヒトも過去から学ばないよなぁ・・・

なので、いつの時代だろうと誰が言おうとも「連帯」という言葉は
どことなくキナ臭い気がしてしまう自分がいます。

理想や希望の持てる言葉っていつの時代も権力者の都合の良い隠れ蓑にされてるんでしょうね。

ずっとどこかで生活に苦しんでいる人がいるし、形は古今東西違うかもしれませんが、いつの時代も戦争や戦闘が続いている状況が変わっていないことに絶望しています💦

人類はいつ豊かになれるのか（涙）