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ゲーテインスティテュート、関西から撤退する予定だってよ

ドイツ語学習機関、関西と世界で合わせて9箇所のゲーテという語学学校の拠点が撤退するというニュースがドイツ語学習者の間で持ちきりです。自分の周りだけかもしれませんが笑

1週間前に知り合いの方が教えてくださって、学習者の端くれとしてすぐに何か記事にしようとは思っていましたが、今までの語学学習で感じた文句を結びつけてつらつらと書いてしまう気がしたので、結局少し時間を置いて静観することにしました。

撤退の理由として予算減や東欧に注力するためだとか書いてありました。確かに将来の労働者をドイツに増やすなど国益を考えたらまぁ妥当な判断かとも感じました。

しかし、コメント欄でも議論されているようですが、長年勤めて異国でドイツ語の普及に尽力していた職員はさぞかし寝耳に水だったことでしょう。

日本国での学習者の側から見て、あくまで私見ですが、確かに運営的には特にコロナ以降で変化に上手対応できず、半官半民意識で、縦割りな考えもある運営だったため、緩やかな生徒離れが続き、徐々に民間に顧客を取られた拠点だった、とも見てとれるのですが、それでもここまで放置してまったのはミュンヘンの本部あるいは歴代から今までの語学部長など管理部門サイドの責任もあるのでは、勝手に思ったりしてます。

やってることってハタから見たら完全にトカゲの尻尾切りだよなぁ🦎

半官半民の機関って悪い意味では客商売という感覚が薄れておカミからの運営という雰囲気にはなるけれど、いい意味では国が守ってくれると信じて安心して自分の業務に集中して働ける素敵な環境なんだから、長年やっていたものをいきなり崩したら可哀想すぎるのではないかと思います。

「客商売の視点で考える力を会社に研修してもらえてない異国で完全に職人化してして日本人に合わせた講義をしてくれているネイティヴ講師たち」の環境をいきなり変えてしまうのって、本当に配慮に欠けてるよなぁ。そして「日本人で苦労して講師になられて関西で教えてる先生方」のことも舐めてるし。

以前勤めていた会社が教育事業をしているので似ているのですが、何かを一度やめると「教える技術の高い職人先生」は消えてしまうんですよね。スクラップするのは簡単ですが、次に何かビルトする時に人が育っていないということになる。

あと、趣味として長年ゲーテに通っておられる層を切り捨てるのもよくないよなぁ。その人たちはお得意様として、今までどんだけゲーテにお金払ってきてるのかしら。この学校に1年通ったら15万は軽く払ってると思います。10年15年と通ってる人たちの授業がいきなりなくなることを考えると…将来的に国益にならんと言われてるような気もする…確かにそうだけどお金は一番出してきたでしょうし、これからも10年くらいは通えたんじゃないかしらネ💦

すいません、ちょっと書きすぎました🙏この辺にしておこう。

採算が取れない教育機関を経営判断として閉じるという方針はまぁ民間なら当然でしょう。それは文句のつけようがありません。

ただ、ある程度国策としてやってる機関が都合の良いところで急に民間みたいな理由を出しつつ国策を取ってるということに呆れる気持ちがあり、それを書きたかったまでです。

今後一体どう収束するんでしょうねー。見守ります。くどいようですがこれは個人の見解です。タグも入れず、ひっそりと残しておきます。

そして次回はもうちょっとニッチではない話題を書きたいと思います💦

この話題は流石にニッチすぎるしオモロくないよなぁ…

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