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人類が少し進化する記事

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2019年9月の記事一覧

親が余命宣告されたらやっておくと良いと思ったこと

父親が入院したのは76歳の時。
僕はその時42歳になったところ。仕事はそこそこ忙しい。「その時」と書いたのは既に過去の出来事だから。既に父は他界しました。
働き盛りの人の親が入院するとどんな事が待っているのか。そして僕自身が後悔した事など、まとめておきたいと思ってコレを書いてます。

この時には父は定年退職し、時間は自由な生活を送っていました。
母は脳の病気が重なり、介護を受けながら身体のリハビリ

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「まだまだ働かんといかんもんねぇ」の意味。

「まだまだ働かんといかんもんねぇ」の意味。

消費税が上がる日に、私の年齢も上がる。

「46じゃ、まだ引退できないよな」と、ふと浮かんだ。

今年のはじめ、手術の後遺症で腕が上がらない状態のまま、仕事復帰することになったとき、周りの入院患者のおじいさん達から、こう言われた。

「まだまだ働かんといかんもんねぇ」

引退している彼らから出た言葉には「かわいそうに」のニュアンスが含まれていた。

復帰したあと、職場でも、六十過ぎのベテラン社員か

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私って、ほんとうに空っぽなのだろうか

私って、ほんとうに空っぽなのだろうか

noteで才能の塊がもがいていたり、漂っていたりする姿を見るたびに心が痛む。「おかしいだろう」という叫びが蘇る。これは、その人の才能と現実の処遇の差への叫びであり、私の中にずっと潜んでいる叫びでもあるようだ。

「いつか思い切りやりたいことをやってやるんだ」その無邪気な気持ちは鎖でがんじがらめにされていて、結局いつだって、なんとなくやりたいことをやっている風の世界に引き戻されてしまう私がいる。

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