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レグナード 行動パターン

⒈ はじめに

 ご覧くださり有難うございます。きゅう(Twitter:@kyu_dqx)と申します。
 本ノートは、レグナードの行動パターンについて、敵HPに依存した形態変化やモード変化、怒りトリガーなどを踏まえた上でまとめたものです。
 このノートは先人の分析と検証をもとに作成したものです。まずは先人の方々へ感謝申し上げます。
 また、ノート内には、憶測の域を出ていない部分もあり、より細かな検証が必要であることを加味した上で参考にしていただきたい。


⒉ 形態変化とモード

 レグナードは、残り HP100%〜75% と 75%〜50% 、50%〜0% のそれぞれで、使用する行動が一部変わります。本ノートでは、この各行動テーブルを「形態」と呼び、その移り変わりを「形態変化」と呼ぶこととします。また、各形態には複数の「モード」が存在し、このモードによって、さらに細かな行動テーブルが割り当てられています。モードごとに怒りを引き起こすきっかけ(以下、怒りトリガー)が異なり、怒った瞬間のモードに依存して反撃行動も変化します。また、怒りが解除された後は、怒り発生前のモードへ戻ります。


2.1 形態・モード別行動パターン

 本節では、それぞれの形態の各モードを、図を用いて順番に解説していきます。

(a) HP100%〜75%

 上図のように、この形態には2つのモードが存在し、それらが順番に入れ替わっていきます。選ばれる行動はランダムなのでモード移行のタイミングもランダムとなります。また、モード移行には行動ターンを消費していないようです(後述、2.2 モード移行 の項目を参照)。それゆえ、開幕初手がウイングダイブとなることも稀にあり、初手でAモードからBモードへ移行し、Bモードのウイングダイブを選択したと考えられます。また、一般に開幕のエンド反撃行動に通常攻撃が来にくいと考えられているのは、Bモードへ移行かつ反撃行動で通常攻撃が選択される場合に限定されるので、確率的に起きにくいパターンとなっていることが理由であると考えています。
 怒りトリガーは、Bモードの攻撃トリガーのみで、怒りの場合の反撃行動は はげしいおたけび or 通常攻撃の2択となります。ただし、例外はあります(後述、3.1 激怒 の項目を参照)。**


(b) HP75%〜50%

 上図のように、この形態には3つのモードが存在し、A→B→C→A→……のようにローテーションしています。移行のタイミングはランダムで、例えばA→Cのように飛んだように見える場合もあります。その場合は、敵の通常行動または反撃行動でモードの判別が可能です。ただし、反撃行動がはげしいおたけびの場合は、判別が不可能となります。
 この形態の大きな特徴の1つ目は、反撃行動にテールスイングと裁きの雷槌が追加され、通常攻撃が除外されている点です。2つ目は、怒りトリガーが、Bモードの呪文トリガーのみである点です。物理構成でこの形態に怒りが発生しないのはこれが理由です。したがって、怒りの場合の反撃行動は はげしいおたけび or テールスイングの2択となります。ただし、例外はあります(後述、3.1 激怒 の項目を参照)。


(c) HP50%〜0%

 上図のように、この形態には3つのモードが存在し、A→B→C→A→……のようにローテーションしています。さらにAモードとCモード内でそれぞれ単独のローテーションがあり、Bモードはランダム行動となっています。ゆえに、Aモードの終わりからBモードのモード移行をすぐに踏み、Cモードに移行することもあります。また、レグ好きの方はご存知のことかと思いますが、「氷(雷)→通常のあとは咆哮」という有名なパターンがあります。これは、Cモードの霜白の氷塊あるいは裁きの雷槌から、テールスイングではなくAモードへの移行に分岐し、咆哮パターンに入ったケースです。つまり、「氷(雷)→通常」の通常攻撃はAモード先頭の通常攻撃なのです。また、霜白の氷塊(裁きの雷槌)のあとに後衛に向かって歩き出した場合、通常攻撃を選択したということなのでAモードに入っています。よって、ターンエンド後は竜の咆哮であり、このときの反撃行動は はげしいおたけび or テールスイングです。「氷(雷)→通常」のターンエンド反撃行動はテールスイングと言われているのはこれが理由です。
 ちなみに、Cモードの2行動目の霜白の氷塊は必ずパラディンタゲであることから、この霜白の氷塊に限っては一番近い人をタゲにするのではないかと考えています。他の霜白の氷塊については、後衛が追いつかれて撃たれることがあるのでタゲ選択はランダムです。このC2のときに限っては特別なんですかね。
 では、次に怒りトリガーと反撃行動を見ていきましょう。怒りトリガーはAモードの攻撃トリガーとCモードの呪文トリガーです。攻撃トリガーでは呪文の攻撃も含まれるため、割合的にAモード怒り>Cモード怒りという頻度になります。特にHP45%の怒りはほとんどAモード内で起きるため、このときもAモード怒りとなります。Bモードは怒りトリガーが無いため、Bモード怒りは無く、それに伴って反撃行動に通常攻撃はありません。ただし、例外はあります(後述、3.1 激怒 の項目を参照)。Aモードで怒ったのか、Cモードで怒ったのかを判別できれば、反撃行動の判別もできるので是非把握しておきたいです。
また、怒りトリガーとは関係なくHP45%、25%、10%で怒りが発生します。ここで注意が必要です。例えば、発生しづらいですが、Cモードにおいて規定HPに達した場合は、物理攻撃怒りにも関わらず、反撃攻撃に裁きの雷槌が含まれる可能性があります。また、Bモードにおいて規定HPに達した場合は、激怒となることがあります。

この形態は他の形態と比較して複雑なのでケーススタディをしてみましょう。(自信のある人は飛ばしてください。)

・Case1: 名前が黄色になって立ち止まり歩き始めたところで怒った。怒りが切れたら何をする?
 これは簡単ですね。Aモード先頭の通常攻撃を選択し、歩き始めました。その途中で怒ったので、怒りが切れたらAモードの通常攻撃の後から再スタートします。つまり、怒りが切れたら竜の咆哮です。この咆哮を怒りで飛ばせるととても爽快です。怒りが切れるのを(ロストアタックやダメージ調整などで)25%怒り前に調整してから咆哮に合わせて25%怒りで飛ばしたり、パラディン複数構成のパラディンやスーパースター必殺怒りで飛ばしたりできます。是非狙ってみてください。
 ちなみに、そのまま怒らずに竜の咆哮をした後のターンエンドの反撃行動
はAモード終了までテールスイングとなります。ウォークライ状態では反撃行動に通常攻撃が無いと言われていたのはこれが理由です。

・Case2: パラディンタゲに通常攻撃をした後、歩き始めた。反撃行動は?
 まず、通常攻撃の前の行動を確認します。
① 直前がAモード最後の裁きの雷槌だった場合
 この通常攻撃はBモードまたはCモードの通常攻撃です。Bモードの場合は、モード継続の可能性があり、反撃行動に通常攻撃が含まれるかもしれません。Cモードの場合は、霜白の氷塊を選択したこととなり、反撃行動は裁きの雷槌が含まれます。どちらかは行動をさせるか反撃行動を見ることでしか判断できないため、この場合は通常攻撃か裁きの雷槌かどちらでも大丈夫なように対策が必要です。そして、もし反撃行動で裁きの雷槌が見えた場合は、次の行動は通常攻撃かテールスイングとなります。ここで通常攻撃ならそれはAモード先頭の通常攻撃なので、その次は竜の咆哮となります。テールスイングならCモード継続となるので、次の行動はCモード先頭の通常攻撃となります。
② 直前がBモード内のどれかのランダム行動だった場合
 この通常攻撃はBモードまたはCモードの通常攻撃です。①と同様の対応をしてください。
③ 直前がCモードの霜白の氷塊・裁きの雷槌後のテールスイングだった場合
 この通常攻撃はCモード先頭の通常攻撃です。歩き出したということは、霜白の氷塊を後衛タゲとして選択した場合です。つまり、反撃行動は裁きの雷槌となり、ターンエンド後の行動はAモード先頭の通常攻撃またはテールスイングとなります。立ち止まるか歩くかでどちらかが判断できます。

・Case3: 竜の咆哮後、ダークネスブレスをパラディンタゲに行動した後、歩き出した。歩いている途中で怒りが発生。怒りが切れたら何をする?
 これもCase1と同様に考えます。ダークネスブレス後の通常攻撃を後衛タゲに向かって歩き始めたところで怒ったので、怒りが切れたらその続きの裁きの雷槌から再スタートします。キラポン係の人は怒りが切れる前までに全員にキラポンをしておきましょう。

(まとめ)
※2.1 (a)〜(c) の図から一部改変しました。
主な内容は変わっていません。


2.2 モード移行

 本節では、ランダムでモード移行する場合(第一形態、第二形態、第三形態Bモード)のモード移行のタイミングについて説明します。
 ランダムモード移行の判定は、

「行動を実行または中止(時間切れターンエンド、ターゲット死亡、CT制限、怒りロストなど)した瞬間」

に行われていると考えています。つまり、反撃行動時にも移行判定は入るので注意が必要です。
 例を挙げると、下記のような状況が起こる可能性があります。

・第一形態、反撃ウイングダイブ中に怒る
→ 反撃行動を実行した瞬間に移行するケース。厄介です。

・第一形態、ターンエンド付近時シャイニング・霜白の氷塊追いつき後に反撃通常攻撃(物理レグでよくある)
→ 行動を実行した瞬間に移行するケース。反撃ウイングダイブだと安心しているところにツンツン。厄介です。

・第三形態、反撃行動で裁きの雷槌後にCモード1番目の通常攻撃
→ ターンエンドにより行動を中止した瞬間に移行するケース。反撃の雷槌の後に通常攻撃を実行またはタゲが遠くて歩き出した場合、Cモードに入ったばかりだと判断できます。Cモード1番目よりも前にCモード入りするため、私はこの反撃雷槌を「先出し雷」と呼んでいます。知っておくと、モードを追いながら戦闘する際に少し役立つかもしれません。


⒊ 応用編

 以上では、基礎的な解説をしました。本章では、その応用事例、特殊な事例を取り上げて解説していきます。


3.1 激怒

 レグナードには、激怒という特殊な怒りが存在します。激怒の通常攻撃で悩んでいるパラディンの方も多いと思います。その激怒の発生条件を本節で推測していきます。
 まずは、魔人本のレグナードの解説ページをご覧ください。p.315 基本④ 竜の咆哮をしのぐ の項目に、激怒の条件は「HP45%、HP25%、HP10%の怒りポイント」と「攻撃トリガー」と記載されており、HP50%以下の呪文トリガーは激怒しないという記述があります。規定HP怒りによる激怒は、第三形態のBモード中に規定HPに達した場合に激怒になります。下の動画を参照ください。

 次に、規定HP到達による怒り以外の激怒の条件を推測してみました。まず、「激怒」とは先に述べたモード移行と怒りトリガーが重なったときに発生すると考えられます。具体的に言うと、怒りトリガーで怒ったが、モードは移行したあとで反撃行動は移行後のモードとなる場合があり、このとき激怒となるケースがあります。下の動画はAモードからBモードへの移行と攻撃トリガーが重なり、激怒したシーンです。


 このように、激怒はモード移行との重なりで起きると考えています。では、なぜHP50%以下で呪文怒りはしないのか。それはモードの並びに起因します。再度50%以下のモードを確認しますと、Aモード(攻撃トリガー)→Bモード(トリガー無し)→Cモード(呪文トリガー)となっています。AモードからBモードへの移行の際は激怒が発生することは確認済みです。また、魔人本より、CモードからAモードの激怒は発生しないこともわかります。つまり、激怒とは、本来発生しない(怒りトリガーの無い)モードで怒りが発生した際に起きるものだと考えました。
 激怒とは別ですが、バトマス勢によると「バト怒りでも反撃雷はある」という話を聞きました。さらに「僧侶の呪文怒りで反撃テールもある」との話も聞きました。これらは、規定HP怒りが原因の場合もありますが、モードのすれ違いによるものも原因として挙げられるのではないでしょうか。具体的に説明しますと、バト怒りの裁きの雷槌は、AモードからBモードへ移行かつ即Cモードへ移行した際、Aモードの攻撃トリガーで怒り、Cモード怒りとなってしまったケースであると考えています。呪文怒りのテールスイングは、CモードからAモードへ移行した際、Cモードの呪文トリガーで怒り、Aモード怒りとなったケースであると考えています。しかし、AモードもCモードもどちらも本来怒りが発生するモードであるため、これら2つの特殊怒りは激怒にはならず通常の怒りになるのだと思います。

 他の形態でも確認していきます。

(a) HP100%〜75%

 Aモード(トリガー無し)→Bモード(攻撃トリガー)→Aモード→……となっています。つまり、BモードからAモードへの移行時に激怒となる可能性があるわけです。下の動画がそのケースです。(サポ3承諾済み)


 通常、HP100%〜75%の怒りは反撃行動に通常攻撃が混じってしまい、厄介なものとなっていますが、激怒となるとウイングダイブ or はげしいおたけびに固定されるため、非常に戦いやすくなります。ですのでこの激怒は逆にラッキーなケースかもしれません。


(b) HP75%〜50%

 Aモード(トリガー無し)→Bモード(呪文トリガー)→Cモード(トリガー無し)となっています。つまり、BモードからCモードへの移行と同時に、Bモードの呪文トリガーで怒った場合に、Cモード怒りとなり、本来怒りが発生しないモードなので激怒となると考えています。この激怒の反撃攻撃はCモードの はげしいおたけび or 裁きの雷槌 または Aモードの はげしいおたけび or ウイングダイブ となるはずです。(確認が必要)


3.2 行動パターンのスキップ現象

 前述のように、レグナードには、各モードあるいは各形態の怒り時に固定の行動パターンが存在しています。しかし、行動がスキップされ、その行動パターンとは異なった行動をすることが多くあります。その原因として考えられているものが2つあります。
 1つ目が、怒り時にターンエンドを迎えた場合、行動パターンの枠を2消費するというものです。これは、ロウイチさん(@rouharu_dqx)のツイートを参考にしました。




以下、モード固有の行動パターンや怒り時の行動パターンのひとつひとつを「行動枠」と呼び、その行動枠がスキップされることを「行動枠が消費される」と呼ぶこととします。

 2つ目は、技に設定されているCT (Charge Time) の関係によるスキップ現象です。ボスには通常攻撃以外の行動に15~30秒程度のCTが設定されていると言われています。そのCT制限によって仮決定した行動をキャンセルし、次の行動に移ります。これが原因によって生じる、レグナード戦で代表的なスキップ現象は裁きの雷槌を仮決定して後ろに距離をとったが、CT制限でキャンセルし、またこちらに走ってくる現象です。

 本節では、それらの行動パターンのスキップ現象を各形態ごとに考察していきます。

(a) HP100%〜75%

 この形態にはパターン行動は無く、怒り時もランダム行動なので、スキップ現象は起こりません。


(b) HP75%〜50%

 この形態には怒り時に固定行動パターンがあります。

 私が以前から言っている下のツイートの行動パターン④については、怒り時行動枠2消費説で説明ができます。

 まず、怒ったレグナードは怒りタゲに向かってダークネスブレスをしようと歩き出します。ダークネスブレスを本決定した時点で行動枠を1消費し、ターンエンドを迎えてさらに1消費します。これによってダークネスブレスの次のウイングダイブがスキップされ、さらに次のテールスイングを行うわけです。テールスイングを行った後は、シャイニングブレスをしようと歩き出します。同様にして、行動枠をターンエンドで2消費すると5番目の通常攻撃がスキップされ、次の行動は6番目の通常攻撃となります。6番目のあとはまた1番目にループすると考えると、6番目の通常攻撃のターンのターンエンドで消費されるのは1番目のダークネスブレスです。ゆえに、その後の行動は2番目のウイングダイブ、さらにその後は3番目のテールスイングとなるわけです。まとめると、
①ダークネスブレス(エンド2消費)→②3番目のテールスイング→③シャイニングブレス(エンド2消費)→④6番目の通常攻撃(エンド2消費)→⑤2周目2番目のウイングダイブ→⑥2周目3番目のテールスイング
となります。ただし、CT制限等が原因で当てはまらない場合もあります。まだ調査が必要です。


(c) HP50%〜0%

 この形態が一番固定行動パターンがあるので厄介です。逆に言えば、固定行動が多いので、把握してさえいれば次の行動を予想できるということです。

この形態には、上図の3つの固定行動パターンがあります。


(1) 特殊通常攻撃

 ここで注意するのが、先ほど通常攻撃以外の行動にCTが設定されていると記述しましたが、実はAモードの裁きの雷槌の手前の通常攻撃だけCTが設定されています。これの根拠は下のツイートです。


これを見ると、AモードからBモード移行かつCモード移行まではわかるのですが、その後、Cモードを全てスキップしてAモードの先頭の通常攻撃までスキップしています。Cモード移行後に先頭の通常攻撃をスキップしているため、Aモード4番目の通常攻撃にCT制限が設けられているとしか思えません。Cモード先頭の通常攻撃がスキップされた後、裁きの雷槌へ分岐し(霜白の氷塊に分岐した場合は行動実行)、Aモードの裁きの雷槌のCT制限によってこれをスキップ。さらに、Aモード移行へ分岐し(テールスイングへ分岐した場合は行動実行)、Aモードの先頭の通常攻撃をまたしてもスキップした後、竜の咆哮へ至ったものだと考えられます。つまり、Aモード4番目の通常攻撃(以下、A4通常攻撃)にはCTが設定されており、その他の通常攻撃をスキップさせ、次の行動へ移行させる場合があるということです。


(2) 怒り時の行動パターン

 第三形態の怒り時の行動パターンにはテールスイングやウイングダイブが含まれています。しかし、これらを見る機会は少ないですよね。では、何故テールスイングなどをして来ないのか。それは3.2 (b) と同様の方法で説明することができます。このように、怒り時行動枠2消費の法則に当てはめると、テールスイングやウイングダイブは現れないはずですが、実際の戦闘中はこれらが時折現れます。これを説明するために、「ある条件下においては行動枠を3消費することがある」という仮説を立てています。実際にどのような条件になっているのかは未だ解明されていません。どなたかお願いします。
 小技として、ウイングダイブは最も近くにいるPCに向かって行う技であるため、ターンエンド後に敵が立ち止まっていた場合にパラディンが横に回り込む または 補助壁役の人が横や真後ろから押し込みパラディンが密着せずに補助壁の人が最も近いという状況を作ることができれば、この3行動目のウイングダイブを横や真後ろに意図的に向けることができ、後衛が避けることなく攻撃することができます。
 その他、行動枠3消費により、テールスイングや竜の咆哮なども怒り中に現れることがあります。怒り中にその場で立ち止まっていたら注意が必要です。

 ※以上のように行動枠2消費説を唱えてきました。原則はこれに当てはまることが多いですが、現段階では説明が難しいパターンもあり、行動枠を3つ消費していると考えざるを得ない場面もあります。故にひとつの仮説として参考にしていただければ幸いです。

(追記)第三形態の怒り時行動ローテーション

すべて相撲させた際のローテーションを一部列挙(⑥で怒り解除)
※ターンエンド(以下、TEと表記)
 ダークTEとは、ダークネスブレスを選択→相撲→TE の意

・パターン1
①竜の咆哮→②ダークTE→③通常TE→④通常TE→⑤ダークTE→⑥通常TE

・パターン2
①竜の咆哮→②ダークTE→③ウイングダイブ→④通常TE→⑤ダークTE→⑥通常TE

・パターン3
①竜の咆哮→②ダークTE→③ウイングダイブ→④通常TE→⑤テールスイング→⑥通常TE

・パターン4
①竜の咆哮→②ダークTE→③通常TE→④竜の咆哮→⑤ダークTE→⑥通常TE

などなど……。

 以上のパターンは行動枠2または3消費を仮定としました。これらのパターンを把握しておくことにより、怒りタゲをもらっている状況でTEに近づきたい場合に有用です。
 例えば、怒りタゲで災禍をチャージした場合に、次の行動がダークネスブレスであるTEに置きに行くと、帰り際にブレスを吐かれてしまう危険性が高まります。また、次の行動が竜の咆哮である可能性があるTEに近づくと距離が無くなり危険になってしまいます。ゆえに、次の行動が通常攻撃やウイングダイブ、テールスイングであるTEに災禍などの時間のかかる行動を挟むことで、より安全に逃げ切ることができます。
 
 要約すると、①咆哮を打たせた場合は⑤前に注意すればおそらく大丈夫だと思います。
また、②ダークネスブレスを打たせた場合は、
・③テール→④通常TE→⑤通常TE→⑥ダークTE
・③テール→④通常TE→⑤竜の咆哮→⑥ダークTE
・③テール→④通常TE→⑤ダークTE→⑥通常TE
などになると思うので、⑤と⑥前に注意すれば大丈夫です。③テールで安全に置くことなどもできます。
咆哮飛ばしに成功した場合は、
・①ダークTE→②通常TE→③通常TE→④ダークTE→……
・①ダークTE→②ウイングダイブ→③通常TE→④ダークTE→……
・①ダークTE→②通常TE→③竜の咆哮→④ダークTE→……
などになると思うので、④のダーク前と③に注意すれば大丈夫です。

3.3 モード判別

 怒り時の反撃行動は怒った瞬間のモードに依存するため、モードが把握できていれば、反撃行動が通常攻撃・ウイングダイブ・テールスイング・裁きの雷槌どれであるかが見る前に判断することができます。ただし、判別が困難な場合もあります。その場合は、大人しくどれでも大丈夫なように対策をしておきましょう。では、ケーススタディをしていきましょう。

・Case1: HP100%〜75%で攻撃怒りをした
 反撃行動は はげおた or 通常攻撃です。

・Case2: HP75%〜50%で呪文怒りをした
 反撃行動は はげおた or テールスイングです。

・Case3: HP50%以下で霜白の氷塊(裁きの雷槌)→テールスイング中に怒り
 Cモード怒りなので反撃行動は はげおた or 裁きの雷槌です。

・Case4: HP50%以下で咆哮飛ばしをした
 言わずもがなAモード怒りなので反撃行動は はげおた or テールです。

・Case5: HP50%以下でCモードの霜白の氷塊(裁きの雷槌)のテロップが出た瞬間に怒った
 判別が難しいケースです。次の行動がAモードへの移行に分岐していたら反撃テールスイング、テールスイングへ分岐していたら反撃裁きの雷槌となります。テールスイングが見えた場合は、怒りが切れた後は通常攻撃→竜の咆哮だと思います。下の動画はそのケースです。(PTメンバー承諾済み)


もうひとつ参考の動画を下に載せます。モードの入れ替わりが見やすく、Case3とほぼ同じケースです。解説は動画詳細文を参照ください。(どれもプレイングが雑なのはすみません……。)


3.4 必殺怒り(パラディンガード / モンスターゾーン)

 必殺怒りも同様に必殺を使用したモードに依存して反撃行動が決まります。要するに、怒りトリガーを全て無視して怒りを取ることができるものということです。タイミングを誤ると反撃行動に通常攻撃が入ることもあるので、理解が必要です。例えば、HP100%〜50%において、ウイングダイブで固定させたい場合は、Aモード中に必殺を使用します。HP50%以下において、テールスイングで固定させたい場合は、Aモード中に必殺を使用します。つまり、必殺怒りで咆哮飛ばしをすると、反撃テールスイングで確定します。Bモード・Cモード中に使用すると反撃行動に通常攻撃・裁きの雷槌が含まれるので避けたいです。

⒋ おわりに

 長文駄文に関わらず最後まで読んでくださり有難う御座います。情報提供してくださった先人の皆様、協力してくださったフレンドあるいは野良の皆様に感謝申し上げます。訂正・ご指摘がある方は私のTwitterアカウント(@kyu_dqx)までご連絡していただけると幸いです。随時、訂正・加筆致します。
 常闇界のますますの発展を期待しております。

きゅう https://twitter.com/kyu_dqx