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2016年春に頭角を表した8人のスーパー高校1年生

2015年春〜夏は、早稲田実業の清宮幸太郎が、スーパー1年生としてマスコミに連日取り上げられました。

2016年の1年生は、清宮幸太郎ほどの、野球を知らない人でも知るような飛び抜けたスターは今のところ出てきていませんが、強豪校で次々と頭角を表しており、十分「豊作」といえます。

そんな、2016年春に早速頭角を表したスーパー1年生を8人紹介したいと思います。ぜひ、これからの夏に向けての予習にしてください!

1.根尾昂(大阪桐蔭)

中学3年生で、MAX145kmを投げて全国的に注目された右腕です。

高校野球の超名門・大阪桐蔭に入学しました。

この春は、公式戦での登板機会はありませんでしたが、5月に入ってから、私学大会、中京大中京との練習試合などで登板し、好投しています。ストレートは140キロ前後とのことです。

この調子でいけば、夏のベンチ入りは達成できるのではないでしょうか?

・詳しい球歴はこちら↓

http://www.kyureki.com/player/?id=8614

2.万波中正(横浜)


コンゴ出身の父と、日本人の母の間で生まれたハーフの選手です。

中学時代に、MAX140㌔前後&スイングスピードが145㌔と、凄まじい身体能力で、マスコミに「オコエ2世」として取り上げられました。

この春は、神奈川大会決勝で3番に座るなど、クリーンナップも経験しました。練習試合では、既に場外弾を放っています。

ただ、今年の横浜高校はタレント揃いなので、簡単には夏のレギュラー獲得は難しそうです。

3.齊藤大輝(横浜)


またしても横浜高校ですが、それでも紹介する必要があるほど、活躍したのが齊藤大輝。

横浜高校は、万波をはじめ、デビュー戦でホームランを放った長南有航など、既にスタメン出場している1年生がいます。

なかでも、齊藤は、春季関東大会で準決勝・決勝で1番ショートでレギュラー出場しました。準決勝・決勝でスタメン出場した唯一の1年生です。

横浜高校の1年生ショートに抜擢された選手は、その後の2年間も中心となって活躍する傾向にあるので、今後が非常に楽しみですね。

4.小園海斗(報徳学園)


報徳学園で1番ショートのレギュラーを掴んだ1年生です。

中学時代は名門・枚方ボーイズで活躍し、中学侍ジャパンにも選ばれています。

50メートル5秒9、遠投105メートルと身体能力が抜群です。

既にプロのスカウトも注目しているようで、順調にいけば2年後のドラフト1位指名も、十分に考えられるのではないでしょうか。

5.蛭間拓哉(浦和学院)


名門・浦和学院で、この春なんと4番に座りました。

勝負強いバッティングが持ち味で、春季埼玉大会でも、準決勝・決勝と大事な場面でタイムリーを放ちました。監督からの信頼も大きく勝ち取ったと言えるでしょう。

その後の春季関東大会でも、チームは1回戦負けし、蛭間は4番ライトでスタメン出場し、3打数無安打でしたが、スイングの豪快さと、走塁が目を引きました。

6.黒田響生(敦賀気比)


名門・敦賀気比で、いきなり春から1番ショートのレギュラーを獲得しました。背番号も、一桁「5」を付けました。

中学時代は、鯖江ボーイズに所属し、2015年夏のボーイズ全国大会で優勝に貢献しました。

敦賀気比はセンバツを経験したメンバーが残るなかで、ショートのレギュラーを獲得しただけに、今後に非常に期待ができそうです。

7.杉森圭輔(敦賀気比)


先ほどの黒田と共に、この春なんと4番キャッチャーでスタメン出場しました。

中学は黒田と同じ鯖江ボーイズで、JUNIOR ALL JAPAN2015に選出されました。根尾と、ここでチームメイトとなり、バッテリーも組みました。

センバツメンバーを押しのけて4番に座るほどの、飛び抜けた長打力を持っています。また、強肩・堅守で、順調にいけば2年後のドラフト上位候補としても十分に考えられそうです。

8.林晃汰(智弁和歌山)


この春に智辯和歌山で、和歌山大会でクリーンナップに座ったのが、林晃汰。

小学生時代は、阪神タイガースジュニアに選ばれています。中学時代は紀州ボーイズで、4番に座りました。元々はキャッチャーのようですが、智辯和歌山では打力を買われてか、サードにコンバートしています。

とにかく、写真で見て分かるように、体が非常に大きいですね。大舞台での活躍が非常に楽しみです。

総括

「球歴.com」でも、非常にアクセス数の多い8人のスーパー高校1年生を紹介しました。他にも、紹介しきれなかった選手や、根尾選手に至っては、かなりポテンシャルで評価してしまった点もあるかと思います。

この春に活躍した1年生の背中をみて、夏に向けて3年生の奮起にも期待したいですね!



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