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好感度管理ティラノビルダープラグイン【応用編】

はじめに

好感度を管理するティラノビルダー用のプラグインの使い方を説明します。
応用編ということで、基本編を見ていない方は、まずはこちらから!


応用編での使い方

①好感度の取得

「ティラノスクリプト」コンポーネントをシナリオエリアにドラッグ&ドロップし、好感度取得用タグを記入します。

好感度取得タグ

下記のタグで現在の好感度を取得することができます。

[lovemng_get id=1]

idにキャラクターのIDを指定します。

「lovemng_get」タグで取得した好感度の値は、一時変数(tf)の「lovemng_get」変数に格納されます。

なので、この値をティラノスクリプトの標準タグである「emb」タグで表示することが可能です。

下記のタグで現在の好感度をテキストに表示することができます。

取得したあかねの好感度は[emb exp="tf.lovemng_get"]です。

取得した好感度を表示

ただし、表示するだけでしたら、「lovemng_show」タグを使用すれば、わざわざ取得してから表示するなんて面倒なことはしないで済みます。

「lovemng_get」タグの機能が役立つのは、次の好感度判断で使用できることです。

②取得した好感度の判断

「ティラノスクリプト」と「テキスト」コンポーネントをシナリオエリアにドラッグ&ドロップし、ティラノスクリプト標準の判断用タグを記入します。

判断タグ

下記の「if」「else」「endif」タグで、取得した好感度を判断することができます。

[if exp="tf.lovemng_get >= 10"]
あかねの好感度が10以上なので、このテキストが表示されます。
[else]
あかねの好感度が9以下なので、このテキストが表示されます。
[endif]

好感度判断後のテキストを表示

③1位以外でのジャンプ

好感度ジャンプは1位以外の場合を判断してジャンプすることも可能です。

2位ジャンプ

上記画面のように設定すると、ID=1(あかね)の好感度が2位の場合、scene1.ksの*rank2_jumpへジャンプします。

このように、順位を指定すれば、IDのキャラクターの順位によって、ジャンプ先を変えることが可能です。

2位のジャンプ先

④ティラノスクリプトの利用

基本編で使用した「lovemng_show」や「lovemng_rank」、または、先ほどの「lovemng_get」など、今までもティラノスクリプトのタグを使用してきましたが、コンポーネントとして使用してきたものも、ティラノスクリプトのタグとして利用することが可能です。

ティラノスクリプトの利用

上記画面では、「好感度加算」コンポーネントを、ティラノスクリプトのタグで利用した場合です。

;あかねの好感度のプラス1を3回実行
[lovemng_add id=1]
[lovemng_add id=1]
[lovemng_add id=1]

「好感度加算」コンポーネントは、ティラノスクリプトのタグでは「lovemng_add」になります。

このタグは、加算する好感度(love)の値を省略すると、初期値として+1なので、タグでIDを指定するだけで、そのキャラクターの好感度を+1してくれます。

タグ実行後の表示

[lovemng_add id=1]タグを3回実行したので、あかねの好感度が10から13になりました。

このように、ティラノスクリプトのタグを直接利用した方が便利な場面もありますので、慣れてきましたら、下記のティラノスクリプト用の使い方も確認してみてください。

おわりに

以上が、ティラノビルダー用プラグインの応用編の説明となります。

初めて作成したプラグインになりますので、不具合など、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。その場合は、ご一報頂けると助かります。

また、不明点などありましたら、お気軽にご連絡ください。

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