通勤note#18 心と、習慣と

①起
長らくnoteの更新がストップしていた。最後に書いたのが4月1日だったので、気づけば1.5ヶ月も経っていることになる。時の流れというものは恐ろしく早いもので、自分としてはほんの少しサボったつもりの中、こんなにも進捗が滞ってしまったのである。こうして人と人との差は拡がっていくものなのだなあということをヒシヒシと感じた。

②承
とは言え、元々自分に相当甘い人間なので、あまり「差がつく」とか「遅れる」とかいう言い方は好きではない。単にそれは人の競争を促したり、煽るための言葉として使われることも多いからだ(情報商材の宣伝やnoteを買わせたりするしょうもないアカウントがよく使う文句でもある。ひねくれ者なので "何に" 差がつくんですか?と聞いてみたくなったりもする)。もちろん人は他人と競争することでできることを増やしてきた歴史は否定しないが、その本質を競争だけに求めるのは少し安っぽい気もするのである。個人として大事なのは適切な向上心であって、他人よりも先んじる精神ではないからだ。

③転
1.5ヶ月もの間何を考えていたかと言うと、「何も考えていなかった」(ガチで)。詳しい事情は省くが、一般化して言うと、人は心のエネルギーが湧かないことが時たまあるものだと思うのだ。(長期間サボって気づいたことでもあるが)元来僕はたぶん物を書くのが好きである。そう前提を置くと、書きたいネタがあれば、自然、筆が走るはずである、と思考を転換してみたのだ。忙しいからとか、自分に変な言い訳をせず、「単に書く気が起きないから書かない」期間があっても良いと考えた次第。

④結
結果、僕はまた戻ってきた。たぶんまたつらつらと書きたくなったのかもしれないし、書かなければ年始に立てた目標が達成できないと焦ったのもあるかもしれない。心のエネルギーが湧かない時にも継続するコツは習慣化してしまうことであると思うが、どうもそれは僕には合わないようだ。そもそも楽しいから・やりがいがあるから(或いはやらないと気持ち悪いから)何かを習慣化できるのであって、心のエネルギーが湧かない状態で自分を強いても本気でその活動が嫌になるだけである。どんなに自分にとって良いことでもやる気ないならやらなくていい、というのが僕の自論だ。まあ、こうしてまた書き始めたのだけど。

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