京アニ放火事件でガソリン販売規制を強化、“無敵の人”による犯罪を未然に防ぐために必要なのは規制ではない

失うものがない「無敵の人」は日本だけではなく、海外でも増えていて、大量破壊、殺傷行為におよんでいる。アメリカの銃乱射事件がその典型だが、こうした犯罪の発生率は自殺率とも因果があるようで、「無敵の人」は不況など生活環境的にネガティブな要因によって一定数の割合で生まれてしまう。

ガソリン販売時の身元確認強化へ 京アニ放火受け 菅官房長官「事件の発生抑止図る」https://www.sankei.com/smp/politics/news/190725/plt1907250025-s1.html


また自殺が減る=幸福度が上がると言い切れるものではなく、戦争中や内紛、大規模な災害など緊迫した状況かつ命の危険に直結する出来事が起こると自殺率が下がるとも言われている。またロシアでは飲酒率に比例して自殺率が変動しており、健康増進法が推し進められ、アルコール摂取率がかなり減ったそうで、ロシアにおけるタバコの規制ですら日本よりずっと厳しくなっているほどだ。つまり健康への対策が行き届くことで自殺率低下=犯罪件数低下につながり、こういった「無敵の人」の犯罪を未然に防ぐことは可能とも言える。国に推進して欲しいのは規制に次ぐ規制ではなくて、健康増進であることは個人的な寛解。WHOの指標すべてが正しいと個人的には思っていないので、何をもって健康増進なのかはまた別のお話です。

圧倒的な権力者、犯罪者への厳罰化がもたらす平和には徹底的な監視社会の形成が必要だが、その平和は「無敵の人」にはもはや通用せず、いずれ崩壊すると思うけど、犯罪云々を抜きにしても、遅かれ早かれ徹底的な監視社会への準備は進んでいる。5Gがもたらす変化には医療行為の遠隔操作などで良い進化もあるだろうけど、怖さも感じている。話が逸れた。あまりに短絡的な議論に及びがちなのでもう少し違う目線で世の中の出来事を見たほうがいいんだろうなとは常々思っている。知らんけど。

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