私はこの一年で起業やプログラミング、デザインを始めました。まずは琵琶湖のほとりにある芸大を休学しました。どれも正直休学しなくてもできるのですが今までのコミュニティから離れたかったんです。高校も美術科で、大学も美術に進んだ私はいつしか同じような人たちとばかりコミュニケーションすることが多くなっていました。このままではよくないと思い休学を決断しました。

最初の方はどれも始め方がわからず何も出来ない状態でした。プログラミングはテクノロジア魔法学校という教材から始めて、プロゲートも同時にやっていました。デザインはIllustratorを自分で契約して、コツコツ自主制作をしていました。起業するとはいったものの、右も左もわからない状態でどうしようと思っていました。そこで、去年の十月にリノベーションスクールに参加して、三軒の空き家をどのように活用すればエリアがよくなるかなど案を出し合って事業化するというプロジェクトに参加することになりました。私は好きなものが作れる場所があればいいと思い、ラボを提案しました。そこで行政の方やオーナーさんに直接プレゼンしたり、とてもいい経験になっていて、秋の事業化に向けて進めています。

同時に自分自身のスキルをあげたいと思いました。その頃ある方にカズキは都会にインターンにいった方がいいよというアドバイスがきっかけで、IT教育のキャンプやプログラミング教材などを運営している企業のインターンに応募しました。そこの研修ではプログラミングやデザイン、チームビルディング、タスクマネジメント、プレゼンテーション研修など何をするにもに役に立つ総合的なスキルを学びました。

そこにいた人は今までの人生で関わりがなかったような人でした、高学歴な人ばかりで、仲良くなれるか、チームでやっていけるか、最初は心配になりましたが、一緒に研修を受けるうちに仲良くなりました。今まで部活などで何も達成したことがなかったのですが、初めてチームで走りきりました。最終発表をして、合格した時すごく達成感がありました。この体験を通じて自分に足りていないのは部活のようなコミュニケーションをしてこなかったことだと気づきました。やっぱり同じコミュニティにいると気づかないことがありました。私の目標は、作りたいものが作れたり、やりたいことの実現に繋がるようなプロダクトを作ることです。右も左もわからないことには変わりないけど、せっかく何かするならwebサービスでもリアル店舗でもやりたいことに近づく事業をしたいです。

一年をふわっと振り返ってみました。