セルビア紀行(ベオグラード)

セルビアと聞いてあなたは国旗やどんな国なのか、何がおいしいか、有名人は誰か……等々思い浮かびますか?
そしてどういうイメージを持ってますか?


私は今回セルビアに行く事を友達に伝えたところ、「危なくないの…?」「治安めっちゃ悪そう」などとマイナスな回答ばかりが返ってきました。


治安云々に関しては外務省の発表している海外安全情報を参考にすると

ほとんどの所は白色のレベル0、安全なんです。
黄色い部分はごく一部、コソヴォとの国境線ですので普通に観光するならばほとんどの人が行かない場所です。

次にコチラの画像を

コレは外務省海外安全情報が発表しているカンボジアの治安情報です。

全域でレベル1

このサイトだけで全てを判断するのは不可能ですが、この情報によるとカンボジアよりセルビアの方が危険度は低いということ。

日本人がこぞって行くカンボジアよりも!

セルビアの方が安全なんです!!


たしかにかつて内戦をしていたのは事実ですが、それは昔の話。
常に正しい情報をアップデートしなくてはならないな、と感じました。


さて、セルビアの情報ですが正式名称はセルビア共和国
私が小さい頃(2003年頃?)に暗記していた時はこの国は「セルビア・モンテネグロ」という国でした。
今ではモンテネグロという国が独立していますので名前が変わっています。

日本からはドーハ経由でカタール航空、もしくはイスタンブール経由でターキシュエアラインズが主流のようです。
私はカタール航空を利用しました。







セルビアに訪れるにあたってガイドブックを探すのですが、かなり大きい本屋に行っても見当たらない。
多摩センターの丸善は相当大きいのに見当たらない、そんなはずはないのになぜ…おかしい、こんなことは許されない、と思いつつ一冊一冊丁寧に見ていったところ


ありました、タイトルは



中欧



範囲が広すぎる。
更にページ数でも格差が。
チェコに関する記述は58ページ、セルビアに関する記述は36ページ。

強く生きてくれよ、セルビア…



首都はベオグラード

コチラがベオグラード

なかなかいい景色。
旧ユーゴスラヴィアの中心都市です。

あまり大きくない都市で1日あれば観光できるなぁという印象



この国はキリスト教はキリスト教でも正教、セルビア正教です。


中は豪華絢爛、聖サヴァ教会です。


ワインが有名な国ですのでフラッと入ったスーパーでこんなにも豊富な品揃え。
なによりセルビアの通貨、ディナール(DNR)は1ディナール≒1円なので計算が楽。
ありがたい。


続いてカレメグダン公園へ。
トルコ語の
カレ…城
メグダン…広場
が合わさってこの名前だそう。


男なら大好きでしょココ、という感じ


そしてめっちゃ物騒。
模型なんだろうけど、物騒だし最新の機材感がスゴイ
本気な感じ

歩き回ってお昼ご飯
養豚が盛んなようで至る所にソーセージ系のメニューがあります。
コレは800円くらい、かなりボリューミーでした。そして美味しい

腹ごしらえも済んだところで1番賑やかな通りへ。
いろんなレストランが軒を連ね、スタバもありました。

ありがちなアレもありました。
ちなみに日中は35度をガンガン超えてくるので暑いです。
蒸す感じはないですが、カラッともしていない
暑いです。


なんか、中世の家のような何か…らしいです…
分からない…

またしても教会。
中はとても綺麗でしたが、撮影NGでしたので見るだけでした。


その賑やかな通りの出口にあった像。
花が飾ってあってきっとエライ人なんでしょうけど、誰だ、分からない。

橋を渡ります。


橋の上からパシャリ

この景色はお気に入りです。


橋を渡って目指した先は…

ビルにかけられていたのはご存知、テニス選手のノヴァク・ジョコヴィッチの写真。
と、いうのも彼はセルビア出身。
ココは彼の家族が経営しているカフェでした。

トロフィーやら写真やら
とにかく推しがスゴかった。
退店するときに「日本人の錦織圭ってテニス選手知ってますか?」って聞いたら「うーん、知らないわ、ごめんなさい」と答えられた。

そうですかぁー




そして、念願の推しを拝みました。
ユーゴスラヴィアが産んだカリスマ政治家、ヨシップ・ブロズ・チトー
聖地巡礼です。

推しが眠っています。
おやすみなさい。


歩いたらお腹空いたのでテキトーに入ったファストフード店

肉が200グラムで300円ちょい
破格、美味しい、お腹いっぱい。




赤いトラムが街に映えます。
20時くらいまで明るいので観光にゆとりが持てて良いですが、朝から活動すると20時までに全て観光し終わってしまう感じです。
メリットを活かしきれてない感

1999年のコソヴォ紛争の際に空爆されたビル、未だに残されていて当時の戦禍が生々しく残っていました。


前述の通り、友人には「セルビアって危なくないの?」と言われましたが全くそんなことはなかったし、むしろ治安は良いと感じました。

セルビアに行く前にチェックしたとある旅行者のブログでは「旧共産圏は人が冷たい」など書かれていましたが、むしろ人は優しく、年齢が上の人ほど英語は喋れないものの道を尋ねれば一生懸命教えてくれたし、車は歩行者を優先してくれるし、冷たい要素なんて私が見た中では見当たりませんでした。


かなり日本人のこの国に対する偏見が強いなと思いました。
日本が平和であった1990年代にも大規模な紛争を行なっていたという歴史的事実に基づいた前者のような安全面に関する偏見は実際仕方ないと思います。ですが、後者のような旅行したくせに「旧共産圏は人が冷たい」と書いた人間は一体この国で何を見て何を感じたのか、目が節穴なのか、感性が死んでいるのか、とにかく強い憤りを覚えます。
恐らく資本主義陣営であった日本、共産主義陣営であったユーゴスラヴィアという構図から生まれたネガティヴ・キャンペーンが「旧共産圏は人が冷たい」というイメージを生み出したのではないかと個人的に思いますが、実際に旅行をして記事を書いた人間がそんなイメージに囚われて事実を見失うようなら2度とそういった旅行の記事を書くな、と言いたいです。


実際に現地に行って自分の目で確かめることの大切さを感じました。


1.5ℓのミネラルウォーターが1本あたり約20円でした。
さようなら。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

3

ガヤス

オイシイ、タノシイ
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。