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電子書籍を同人誌にして販売してみたら思っていたより手応えがあった #技術書典

技術書典7にサークル参加してきました。まさか同人活動を再開することになろうとは……。技術書ですが。

技術書典とは

技術書のお祭りです。技術書メインの同人誌即売会。広い会場を見渡すとそこら中にニッチな本が盛りだくさん!の他に類を見ないイベントです。エンジニアの仕事に必要な情報は基本は自分でソースコード見るとか手を動かして集めます。商業誌の情報ではターゲットが広すぎるし古いのです。「今」必要なのだから、自分で調べるしかない。もしくはブログ記事かな。

ちなみに商業誌で仕事の役に立ったのは「iOS×BLE Core Bluetoothプログラミング」の一冊です。そりゃあ新人のころはいろいろ勉強することがあるので、入門書的なものは読んだし勉強にもなりましたが、ある程度仕事を回せるようになるとそれらの本は役に立たないのですよ。そこをカバーしてくれるのが技術書典。素晴らしいね。

技術書典にタスク管理本を持ち込んでみた

さて、私もエンジニアの端くれなので技術書典向けに何か書くことはできます。でも、お試しで電子書籍で出した「残業を減らし定時で帰る仕事術」を紙の本として出してみることにしました。出版社さんには了承をいただいています。いやまぁ技術書典向けに「マンガでわかる画像の基本」も出そうとしていて、そちらがメインだったんですけど、準備号になってしまったので頒布物のメインは「残業を〜」でした。

100冊刷って何冊売れたか

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電子書籍(Kindle版)は300円です。値段設定は出版社さんにお任せです。同人誌、紙版のお値段は1,000円です。結構強気。でもKindle版に合わせて500円ぐらいだと印刷代もペイできないしページ数的には妥当な額です。一般的な同人誌の世界は10P100円です。(技術書は違うけど)

Kindle版と中身は一緒だし、2016年発行だから絵も古いし、カラー原稿を無理矢理グレースケール化したので見辛いし、これは手に取ってもらえるのだろうか、、、と思いつつも頒布してみました。そこまで数も出ないだろうな〜と思いつつ100冊です。100冊全部売る気はなくて、多めに手元に置いてポートフォリオがわりにしようと思ったのでこれまた強気です。

さて、技術書典7当日で何部売れたのか。

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