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爆選!ぼくのFOXサーチライト・ピクチャーズ映画

本日はやたらとFOXの記事を見かけるなぁと思っていたら、今年はFOXサーチライト・ピクチャーズが設立25周年を迎えるとのことで。めでたい。

1月には作品にまつわるカラオケナイトも開催されていた始末 笑

さて、FOXサーチライト・ピクチャーズといえば、あの"じゃかじゃんじゃん、じゃかじゃんじゃん、じゃーんじゃんじゃん..."のテーマでおなじみの映画製作会社。

フォックス・サーチライト・ピクチャーズ(Fox Searchlight Pictures)は、1994年に設立されたウォルト・ディズニー・カンパニー傘下の映画製作会社。姉妹スタジオである20世紀フォックスと比較すると、よりインディペンデント色の濃い作品を扱っており、それら映画の製作・配給を行っている。
2006年にはサブ・レーベルのフォックス・アトミックを立ち上げて、『Turistas』を配給。映画のジャンルによって製作・配給業務の細分化を進めている。フォックス・サーチライトの配給で、過去最高興行収入を記録した作品は『JUNO/ジュノ』。現在、アメリカ国内で1億4344万1554ドル、全世界分を含めて2億2720万910ドルの興行収入を上げている。

wikipediaによると。

FOXサーチライト・ピクチャーズに関しては下記の記事が詳しい、かつ濃く濃く解説されているので、ここまでにし。

つまりは素晴らしい作品を数多く世に出している、素晴らしい配給会社だと。言わずもがな。
ぼくも常日頃から、彼らの映画に触れ、観て、ものすごくリスペクトしており。
ふりかえると、レンタルビデオ屋に通っていた2010年代中盤(学生の頃)は、手に取る作品がやたらあの例のファンファーレが流れるものだなと思い。

そんな愛すべきFOXサーチライト・ピクチャーズに感謝を込め、筆を取らずにはいてもたってもいられずなりました。
僕が大好きなFOXサーチライト・ピクチャーズの映画をうすーく爆選します。

(余談。先日、リスペクトしすぎて、FOXサーチライト・ピクチャーズの姉妹である20世紀FOX社の古着のロゴTシャツを購入しました。FOXサーチライト・ピクチャーズのTシャツを探しています。なかったら自分で作りますもはや。)

(500)日のサマー

ベストオブベスト。トップオブトップ。イケアオブイケア!!

マーク・ウェブ監督(『アメイジング・スパイダーマン』)、ズーイー・デシャネル(『イエスマン』)、ジョセフ=G・レヴィット(『インセプション』)主演。

ザ・スミス、イケアデート、ベル・アンド・セバスチャン、クロエ・グレース・モレッツ、ロサンゼルスの駐車場、コピー機、ナンシー・シナトラ、シド&ナンシー、などなどが彩る、男女の恋愛にまつわる物語。"not a love story"
予告にある「運命の恋」なんてのもそれはそうなんですけども、画がすべて美しい。そして、なんとかオチが救いでさわやか。
(ただし、ぼく調べによると女子ウケの是非がすごいはげしくわかれる)

何より、劇中のズーイー・デシャネルが口から腸が出そうになるほどチャーミングでシビれる。
そして、大学生の時これを見た僕は、映画とハリウッド女優の魅力にのめり込むようになりました。

『(500)日のサマー』はそんな人生の超転換点となったぼくのきっかけ映画。
気分が落ち込むと必ず見ますね。
新しい出会いの高揚→失う失望→底からの復活、感を一気に2時間弱で追体験しすっきりするので。

あらすじ(映画.com より)
建築家を夢見つつもグリーティング・カード会社で働くトムは、社長秘書として入社してきたサマーに一目ぼれをする。運命の恋を信じるトムは果敢にアタックし、遂に一夜を共にするのだが、サマーにとってトムは運命の人ではなく、ただの「友だち」でしかなかった。そんな、トムとサマーの500日の出来事を軽快に描くビター・スウィートなラブコメディ。

gifted/ギフテッド

『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督作品。クリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャーズ』)主演。

とにかく、クリエバであんなに号泣するとは思ってませんでした。な一本。
あと、マーク・ウェブ監督って器用ですね。

あらすじ(Filmarks より)
フロリダの小さな町で生意気ざかりの7歳の姪メアリー、片目の猫フレッドとささやかに暮らしている独身男のフランク。その小さな幸せは、メアリーの天才的な才能が明らかになることで揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクだったが、そこにフランクの母エブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を施すためにフランクからの引き離しを図ります。フランクには亡き姉から託されたある秘密がありました。メアリーにとっての本当の幸せはどこにあるのか、そして、フランクとメアリーはこのまま離れ離れになってしまうのか・・・?

恋する宇宙

マックス・メイヤー監督、ローズ・バーン(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』)、ヒュー・ダンシー(『ブラックホーク・ダウン』)主演。

とにかく、号泣。切ないすれ違いの切り取り方が。
あと、ローズ・バーンの演技力と美しさ、爆発。

あらすじ(映画.com より)
アスペルガー症候群の青年と、心に傷を抱えた女性が織りなす切ない恋の行方をつづったラブストーリー。ニューヨークで暮らす天体マニアの青年アダム。アスペルガー症候群のため人づきあいが苦手な彼は、玩具会社で働きながら孤独な毎日を送っていた。そんなある日、アダムは同じアパートに引っ越してきた童話作家志望の女性ベスと出会い、恋に落ちる。

ボーイズ・ドント・クライ

キンバリー・ピアース監督、ヒラリー・スワンク(『アメリア 永遠の翼』)主演。

とにかく、救いがない。
あと、クロエ・セヴィニーの魅力、炸裂。

あらすじ(YouTube ムービーより)
アメリカ、ネブラスカ州。無邪気な笑顔で女心をくすぐる美少年のブランドンは刑務所帰りの二人の男と知り合い、仲間として受け入れられていく。恋人もでき、万事順調と思った矢先、昔の事件がもとで彼の秘密が暴かれてしまう。本当は「女」であるという事実──。人々の態度は残酷なまでに豹変、そして惨劇は起こった……。

ローラーガールズ・ダイアリー

ドリュー・バリモア監督、エレン・ペイジ(『スーパー!』)主演作品。

とにかく、青春ちょっとスポ根。
あと、「何か変わりたい、変われるぞ!」ってポジティブにすっきり思える一本。

あらすじ(映画.com より)
ドリュー・バリモアが初監督を務めた青春ドラマ。17歳の女子高生ブリスは、美人コンテストで優勝することが人生の成功と信じる母親や、田舎町の退屈な生活にうんざりしていた。そんなある日、隣町の大都市オースティンに出かけた彼女は、女たちが繰り広げるパワフルなローラーゲームに魅了され、その世界に生きがいを見出す。

28日後...

ダニー・ボイル監督(『トレイン・スポッティング』)、キリアン・マーフィー(『ダークナイト』)主演。

とにかく、「ゾンビが走ってくるぞー!」な疾走感がたまらない。
あと、映像体験として、ふつうに怖い。

あらすじ(Filmarks より)
たった1滴の血液で感染し、人間の精神を数秒で破壊する新種のウィルスが発生した。感染者の血管は純粋な激しい怒りで溢れ、人間の声を聞いただけで相手を殺そうと襲いかかる……。28日後、ジムは病院の集中治療室で昏睡状態から目覚める。世界から何もかも消滅してしまったような静寂の中、ジムは生き残った4人の非感染者たちと共に1台のタクシーで旅立つ。未来を救えるわずかな可能性を信じて。しかし、死のウィルスより恐ろしい存在に彼らはまだ気づいていなかった……。

リトル・ミス・サンシャイン

ジョナサン・デイトン、バレリー・ファリス監督(『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』)、トニ・コレット(『シックス・センス』)、スティーブ・カレル(『40歳の童貞男』)、ポール・ダノ(『スイス・アーミーマン』)出演。

とにかく、「『リトル・ミス・サンシャイン』製作陣がおくる感動のストーリー」的な、よく聴くフレコミのあれ。
あと、ポール・ダノもスティーブ・カレルも愛すべきトンチンカンすぎて、泣ける。

あらすじ(Filmarks より)
アカデミー賞4部門ノミネートのロードムービー。全米美少女コンテストで地区代表に選ばれた9歳のオリーブは家族のミニバスで会場を目指すが、同行するのは問題だらけの家族たち。道中で起こるいざこざを描いていく。

ONCE ダブリンの街角で

ジョン・カーニー監督、グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ主演。

とにかく、観てからしばらくは、「アイドンノウユー」が頭から離れなくなる。
あと、このあと、ストリートで出会って心が通じ歌をつくり歌い、といった歌もので泣かせるモノがちょこちょこ出るようになる。(『はじまりのうた』や『シング・ストリート』など)

あらすじ(映画.com より)
ダブリンのストリートで自作の歌を奏でる男の前に、ひとりの女が現れる。彼女のピアノにほれ込んだ男は、彼女のために曲を書き、2人のセッションは美しいハーモニーを奏でる。07年サンダンス映画祭で注目を集め、上映館が全米2館から口コミで140館まで拡大したドラマ。

わたしを離さないで

マーク・ロマネク監督、キーラ・ナイトレイ(『ラブ・アクチュアリー』)、キャリー・マリガン(『17歳の肖像』)、アンドリュー・ガーフィールド(『ハクソー・リッジ』)

とにかく、救いがない。まさにディストピア。
あと、儚い、悲しい、観た後げんなりする。原作小説はもっとげんなりする。

あらすじ(映画.com より)
「日の名残り」で英文学界最高峰のブッカー賞を受賞した、日本生まれのイギリス人作家カズオ・イシグロの同名小説を、キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドの共演で映画化。監督は「ストーカー」(2002)の新鋭マーク・ロマネク。外界から隔絶された田園地帯に佇む寄宿学校ヘイルシャムで学ぶキャシー、ルース、トミーは、絵や詩の創作活動に励みながら、“特別な子ども”として育てられた。18歳になってヘールシャムを出た3人は、農場のコテージで共同生活を始めるが、ルースとトミーが恋人同士になったことで友情が崩壊していく。

僕の大切な人と、そのクソガキ

ジェイ・デュプラス,マーク・デュプラス監督(『ハッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡』)、ジョン・C・ライリー(『キングコング:髑髏島の巨神』)、ジョナ・ヒル(『21ジャンプストリート』)、マリサ・トメイ(『スパイダーマン:ホーム・カミング』)主演。

とにかく、ジョナ・ヒルがこれ以上ないくらい、やたら口が悪く、ひたすらにくたらしくて仕方ない。
あと、ジョン・C・ライリーの芋男爵味がグッとくる。

あらすじ(映画.com より)
ジョン・C・ライリー&ジョナ・ヒルが共演のラブコメディ。7年前に離婚して以来、恋人がいない男ジョンは、元妻とその夫たちが開いたパーティで魅力的な女性モリーと出会い、デートの約束をする。誰もが驚く中、ジョンとモリーはデートを重ね親密になっていくが、モリーの家には21歳になるモリーの息子サイラスがいた……。製作総指揮はリドリー・スコット&トニー・スコット。監督は新鋭ジェイ&マークのデュプラス兄弟。

そのほか、『フル・モンティ』やら『ブラック・スワン』『ダージリン急行』『JUNO/ジュノ』『スラムドッグ$ミリオネア』『127時間』『ルビー・スパークス』『グランド・ブダペスト・ホテル』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『スリー・ビルボード』『シェイプ・オブ・ウォーター』などなど。。。
映画史的にも印象強い強烈な語るべき作品が枚挙に遑がないほど輩出し続けているのが、FOXサーチライト・ピクチャーズの魅力。

ほんとうにありがとうございます。
これからも、愛すべき素敵な作品が出てくることを楽しみにしています!

兄弟分の20世紀フォックスがお届けする『X-MEN: ダーク・フェニックス』ももちろん楽しみにしてます!

ファンファーレを聴き、締め括りとしましょう。


追記
リリー・コリンズ x ニコラス・フォルトの『トールキン』もくるぞー!







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