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ぼくのナタリー・ポートマン〜ついにムジョルニアを手にした

先日のサンディエゴ・コミコンで発表されてましたね。ソー新作『Thor: Love and Thunder(原題)』。ラブアンドサンダー。
ナタリー・ポートマン女史が女性版ソーとして戻ってくるだとか。
おかえり、ジェーン・フォスター。もとい、ナタリー・ポートマン!

サンディエゴ・コミコンの様子はTwitterで追いかけていて、ぼくはスカジョ(スカーレット・ヨハンソン)の『ブラック・ウィドウ』単独の発表を心待ちしてました。ところが、ナタリー・ポートマンがムジョルニア(ハンマー)を握りつつもソーの発表もされ、スカジョどころではなくなりました。キャプテン・アメリカですらようやく握りぶん回せたあのムジョルニアをまさかナタリー・ポートマンが握ってしまうサプライズに。スカジョもスカジョで後で調理するとして。
いま、やはり、ナタリー・ポートマンに触れないとなと、僕が思う聡明な彼女の魅力を整理しておかないとなと思い筆をとりました。

ナタリー・ポートマンの握れる魅力

リュック・ベッソン監督『レオン』(1994)のマチルダの人ですね。今ではスマホケースにわんさかプリントされている。

Natalie Portman(本名:Natalie Hershlag)
1981年6月9日 イスラエル生まれ
女優
ハーバード大卒(心理学専攻)、英語・ヘブライ語を含めた6カ国語を話せる

マチルダの印象がいまだに強く、かつ誰もが知っててみんな大好きですが、僕としては『スター・ウォーズ エピソード1』(1999)のパドメ・アミダラ女王が最初の出会い。アナキン・スカイウォーカーとのロマンスはいまだに色褪せない。

アミダラ女王の若いながらも賢者っぽさ丸出しな、彼女の魅力は、2015年5月27日に行われたハーバード大学の卒業式でのスピーチに素晴らしく現れています。

私の強みは、「無知」だと思っています。アメリカの子どもは他者を非難する傾向があり、それで自信をつけているように思います。それではエゴを誇張し、自信過剰になってしまいます。やったことがないことにチャレンジするのは良いことのはずです。経験不足は資産であり、型にはまらないオリジナルの方法を見つけることができます。知識不足を資産として、知識を身につけてください。
作曲ができない有名なバイオリニストの友人がいるのですが、彼は多くの作品を知りすぎたせいで、作曲しようとすると既存の作品が心に浮かんでしまうそうです。強みを発揮するということは、物事がどのようになっているのかを知ることではありません。あまり知りすぎていない方が、自由に振る舞うことができるのです。そして、物事のやり方に当然はありません。自分自身の方法で何かに取り組むべきです。

すごく聡明な印象を受けます。
1994年からの女優としてのキャリアや心理学を専攻し、研究にも参加するなどの研究者としてのキャリアを通ってきた彼女の好奇心から魅力や強さといったものが出てきているのだなと考えます。

ナタリー・ポートマンは『クローサー』(2004)でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞し、バレエに全てを捧げたニナを演じた、ダーレン・アロノフスキー監督の『ブラックスワン』(2010)でアカデミー賞主演女優賞に輝きます。(彼女は概ね多作と言える女優ですが、2000年代は学業の兼ね合いから出演が少ない)ナタリー・ポートマンは、冒頭の『ソー』では天文物理学者のヒロインを演じる。

ナタリー・ポートマンは美貌・聡明さ・多作なゆえ、素晴らしい女優の一人なので詳しくはいろんなところで書かれています。ゆえに、ここでは「ぼくのナタリー・ポートマン」映画をば手短に紹介します。それぞれチャーミングだし、愛すべき変態。

爆選!ぼくのナタリー・ポートマン!

ブーリン家の姉妹(2008)

ヘンリー8世王妃アン・ブーリン(エリザベス1世の母となる)と妹メアリー・ブーリンが、ヘンリーを巡ってドロドロドロドロと恋心と執着と政治を繰り広げる話ですね。ですね。を中心とした原作小説なんかもっとドロドロで残酷でした。
スカジョと共演していますね。スカジョも美しいですねこの映画。

あらすじ
16世紀、イングランド国王ヘンリー8世(エリック・バナ)には男子の世継ぎがなかった。いら立つヘンリーが愛人を求めていることを知った、野心家のブーリン卿(マーク・ライアンス)は聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。だが王が目に留めたのは、結婚したばかりの気だての良い次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だった。
- Yahoo!映画より

メタルヘッド(2010)

スペンサー『メタル・ヘッド』では、人生を見失ってアルバイトしながらにっちもさっちもいかない日常を憂いているアラサー女子を演じていますね。謎のメタルサイコパスに絡まれ、もっとにっちもさっちもいかなくなります。
あ、ナタリー・ポートマンさん、こういうのもできるのね、という。でもなんか場末感あるのもいいなぁ、という一本。
日本版のポスターがダサくて好きな一本でもあります。ポスターだけみるとシリアスな感じがしますが、内容がぜんぜんブラックジョークを聞かされているような齟齬も美味しいです。

あらすじ
聞いていて不快な音楽やポルノグラフィー、そして焼けたふんを地面にたたきつけることがお気に入りの一風変わった男であるヘッシャー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。ある日、自動車事故で母親を亡くしたばかりの少年TJ(デヴィン・ブロシュー)と、その父ポール(レイン・ウィルソン)のもとで暮らすことになったヘッシャーは、親子にとって特異な存在であったが……。
- Yahoo!映画 より

ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣(2011)

ナタリー・ポートマンさん、こういうのもできるのね、パート2です。
ファンタジーの世界観にのせて、ジョークと汚いネタが延々続くだけなので、観なくてもいいです。
お姫様は我らがゾーイ・デシャネル女史が演じているので、そこだけは美しいのでそこだけ観れれば良しです。

あらすじ
さらわれた姫を救う旅に出た2人の王子の奮闘を、下ネタ満載で描いたファンタジーコメディ。勇敢でハンサムなファビアス王子と、そんな兄にコンプレックスを抱える冴えない弟サディアス王子。囚われの姫を救ったファビアスは彼女と結婚することになるが、結婚式当日に姫が魔術師に連れ去られてしまう。兄弟は姫を救出するべく旅立つが……。キャストにはジェームズ・フランコ、ナタリー・ポートマンら豪華スターが集結。
- 映画.com より

以上です。

ほかにも、彼女が出演する映画では、『クローサー』や『V フォー・ヴェンデッタ』、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』、『マイ・ブラザー』、『ジャッキー/ファーストレデイ 最後の宿命』と素晴らしい作品がたくさんありますね。90年代前半のティーンズの時もいいですね。『マーズ・アタック』とか。

さておき、ソー4(2021)で彼女が演ずるジェーン・フォスターがソーを継承し、ムジョルニアを握って、アスガルドの王となるのかそうでないのかといったナタリー・ポートマンの今後の活躍が楽しみすぎます!

ムジョルニア握るの、あと、2年以上も先か...

なので、ナタリー・ポートマンの最新作をいち早く観たいので、FOX Searchlightの『LUSY IN THE SKY』をひとまず待ちます!(日本公開は未定)

あらすじ
成層圏を越え、一度は宇宙に行った経験を持ちながらも、恋敵の女性を空気銃・ナイフ・ゴムチューブなどで拉致監禁しようとし、第1級殺人未遂容疑で起訴された宇宙飛行士リサ・ノワックを描いた映画
- Gigazine より

P.S.
MISS DIOR の一連のナタリー・ポートマンもいいですよね。


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