かざま

組織開発企画・研修企画設計&講師・塾経営|複業|組織人材開発・ナレッジマネジメ…

かざま

組織開発企画・研修企画設計&講師・塾経営|複業|組織人材開発・ナレッジマネジメント|MBTI・マインドフルネス・レゴシリアスプレイ・コーチング|人や組織の内省と学びと対話がテーマ

マガジン

  • 自分の経年変化を楽しむ

    毎年誕生日の前後に、人生の振り返りと次の1年の決意を書き残すためのnote

最近の記事

複数のコミュニティ・複数の活動にかかわるメリット

最近、複数のコミュニティに所属すること、もしくは複数の活動を行うことは、自分の人生を豊かにしてくれるなぁって感じています。 ふと、5年ほど前に「複数のコミュニティに所属すべき理由」と書いたのを思い出して読み返してみました。このときは、精神的な安心安全などwell-beingの観点で書いていました。 今回は少し別の角度から複数のコミュニティや活動に関わる良さについて書いてみたいと思います。 最近、友人から越境学習という概念について教えてもらいました。それは自分の活動場所を

    • いま「自分の手で書く」理由

      自分のために、だれかのために、社会のために、自分の手で書く。 最近、「書く」ということについて考えています。日常的にchat GPTを使うようになり、そのあまりに高いレベルのアウトプットをみると、「自分で書く」意味について考えてしまう。 例えば、「あなたは塾の先生です。受験を終えた高校3年生に塾から送り出す際の熱いメッセージを500文字で書いてください。なお、私の好きなGReeeeNの歌詞を引用してください。」と指示して書いてもらった文章。 ちょっと歌詞が間違ってるし、

      • 「ありたい姿」に迷ったら、一番大切にしたいことだけを中心に置いてみる

        個人においても組織においても、「ありたい姿」を描こうとしたときに、色々考えた末に結局何がしたいんだかわからなくなってしまうことがある。 また、「ありたい姿」を描くことができ方向性を決めたはずなんだけど、しっくりこないことがある。 その状態のとき、個人においては人生がモヤモヤしている感じがする。組織であれば、チームの士気が高まらず、どこかバラバラな方向を向いている感じがする。 私たちの周りにはたくさんの大切にしたいことがある。 個人的な仕事やキャリアのことに絞ったとしても、

        • 「ありたい姿」を描くための振り返り術

          最近、コーチとしてクライアントの「ありたい姿」を描くお手伝いをしたり、本業や複業では組織の「ありたい姿」を描くこと・具体化・浸透をテーマに仕事に励んでいます。また友人とは「ありたい姿」の実現のためにピアセッションをするなど、自分自身の「ありたい姿」も大切にしながら日々過ごしています。 これまでも大学院受験(MBA)の予備校で社会人受験生のビジョンを描く支援をしたり、生徒のありたい姿を引き出すことを大切にして学校教員を務めたり学習塾を創ったり、NPOの組織再編のタイミングでビ

        複数のコミュニティ・複数の活動にかかわるメリット

        マガジン

        • 自分の経年変化を楽しむ
          6本

        記事

          「ありたい姿」から考える、今年学びたいこと

          今年一年の目標と行動計画を整理する中で「今年学びたいこと」についても考えてみました。その過程で考えた「学ぶことの面白さ」と「今年学ぶべきことの決め方」について自分なりに整理してみたいと思います。「何を学ぼうか迷う」という人の参考になれば嬉しいです。 「スキルアップ」だけではない、学ぶことの価値英語を勉強すればTOEICの点数があがり、プログラミングを勉強すればwebサービスを作れるようになり、生成AIを勉強すればプロンプトが書けるようになって仕事の生産性をあげられる。何かを

          「ありたい姿」から考える、今年学びたいこと

          「ありたい姿」から始めるキャリアチェンジ

          「石の上にも3年」vs「合わないなら転職」、「やりたいことの前に成果を出すことが先」vs「やりたいことを仕事にしよう」、「好きなことよりできること」vs「好きなことを仕事に」 キャリアに対してはいろんな考え方がありますよね。でも、人によって成功の定義は異なり、求めるものも違うから、どれもある人には正しく、ある人には正しくない。同じアドバイスに従っても、環境や個性によって、得られる結果も感じ方も違うもの。 そんな訳で、この考え方が正しい!というつもりは毛頭ないけれど、転職活

          「ありたい姿」から始めるキャリアチェンジ

          仕事以外の居場所を持つべき理由

          よく言われることだけど「仕事以外の人間関係も豊かにした方が良い」「仕事だけではなく趣味も充実させた方が良い」と、思う。子どもで言えば「教室以外の人間関係も豊かにした方が良い」し「受験や成績のための勉強だけでなく他の活動も充実させた方が良い」と、思う。 そう思う背景には「資本主義社会は付加価値向上を目指すことが究極の目的であること」と「人間は付加価値労働生産性向上だけではなく、倫理的行動・人間関係・創造活動など、必ずしも生産性の高くない(むしろ非生産的な)行為に歓び(豊かさ)

          仕事以外の居場所を持つべき理由

          [33歳]Work As LifeからWork Life Balanceへ。私から私たちへ。

          誕生日前後に振り返りnoteを書くことを始めて早5年。気づけば社会人10年目。もうすぐ33歳。 社会人1年目からの日記を読み返してみると、具体的なやりたいこと(ex. 教師になりたい・独立したい・大学院に行きたい、など)に関することは変化しているけれど、根本的で抽象的な大事にしたいこと(ex. 家族を大切にしたい、大切な人と穏やかで優しい人間関係を築きたい、など)は結局一貫しているんだなと気づく。「やりたいこと」は環境の変化や社会からの刺激(人、物、広告など)で変化する。一

          [33歳]Work As LifeからWork Life Balanceへ。私から私たちへ。

          選挙ボランティアをしてみて考えたこと

          友人が統一地方選挙に出馬している。仲間うちのLINEにボランティアの依頼の連絡が来たので、微力ながら手伝いに行った。年末に彼女の志と選挙準備の大変さを聞き、心から応援したいと思ったからである。彼女のいままでの経験を知っているからこそ、志を語るその言葉に魂が宿っていると感じるのできっと何かを変えてくれるはず、そんな期待があるのだ。 また、百聞は一見にしかず、初めてのことには必ず学びや気づきがあるから、こういう機会は積極的に参加するようにしている。「選挙の現場」を経験してみて感

          選挙ボランティアをしてみて考えたこと

          インターネットのつながらない世界に、私は住みたい

          仕事三昧の日常なので、まったく関係ない問いについて考えを巡らせる時間を日々の中に設けることにした。問いへの答えを考えることは、新しい自分や自分でも気づいていない自分に気づかせてくれる。 ということで、「#どこでも住めるとしたら」に応募しようと思って考えていたら、応募期限が過ぎてしまっていた。残念だけど、せっかくなので書いてみたい。 私は生まれてから大学を卒業するまで(ほぼ)ずっと東京都の江戸川区の実家に住んでいた。中学も高校も公立の学校に通い、地元からほぼ出ない保守的な人

          インターネットのつながらない世界に、私は住みたい

          【32歳】なにをやったかより、どう向き合ったのか。

          年末になってしまいましたが、毎年10月の誕生日前後に書いている振り返り。 * 29日に毎年恒例のTeach For Japanのメンバーと振り返り会を行いました。毎年、自分が一年どんなふうに過ごして来て、来年どんな風になりたいかを語り合います。周りからの質問を重ねることで考えが深まっていく。自分が思ってたのと同じように、みんなも「この場で口にしたことが自分の次の一歩につながっている」と話していて、とても良いコミュニティに恵まれたなと改めて思う。それぞれが様々なフィールドで

          【32歳】なにをやったかより、どう向き合ったのか。

          資本主義を乗り越えるために、我々ができることは何か。

          ちょうど2週間前、夏休みが始まると同時に友人に与えられた問いについて考えてみた。 格差、貧困、環境破壊、無限に続く競争による心の病、行き過ぎた資本主義に警鐘を鳴らす声がさまざまなところで聞こえて来る昨今。身近なところでも周囲の「個人」を見回せば、地域移住、シェアリングエコノミー、ソーシャルビジネスへの関与など、行き過ぎた資本主義に対するある種の抵抗をする人々が増えきているようにも思う。 大企業からベンチャーへ、みたいな流れも「終身雇用が崩壊したから」みたいな理由はもちろんあ

          資本主義を乗り越えるために、我々ができることは何か。

          「優秀」と言う言葉は優しさを持って使いたい

          所属するコミュニティによって、頻出する言葉って違いますよね。 大学院に入って約2ヶ月が経とうとしているところですが、「優秀」と言う言葉の異常な遭遇頻度に驚いてます。いや、恐怖すら感じています(笑) 「優秀レポート」「優秀な企業」「優秀な◯◯さん」。優秀、優秀、優秀... 過去3年間に聞いた「優秀」を遥かに上回る「優秀」を経った2ヶ月で耳にしている気がして、大学とか企業とか、ってこんな感じだったっけ、とガクガクブルブル震えてます(笑) 「競争戦略」を学ぶビジネススクールだ

          「優秀」と言う言葉は優しさを持って使いたい

          大学院入学式に考えたこと・社会人9年目の学び直し

          大学院の入学式に参列してきた。自分なりに考えることも多く、参加してよかったなと思う。 MBAだけでなく、すべての研究科の入学式が同時に行われた。一橋大学には社会科学・人文科学の分野の研究を志す人が集まる。多様な目的と多様なバックグラウンドを持った人材が集まる場所だ。実際に、周囲の座席には海外からの留学生や、学部上がりの法科大学院生、自分より年上だろうと思える方々等、多様な方々が座っていたことが印象的だった。ビジネスパーソンのみが集う経営大学院の入学式とはまた違った雰囲気であ

          大学院入学式に考えたこと・社会人9年目の学び直し

          春の訪れに考えたこと。

          暖かさを感じる日差しとまだ少し冷たい風 なにかを失ってしまいそうな不安と何か新しいものに出会えそうな期待感 毎年、そんな複雑な感情に気づくのは、子どもの頃のクラス替えから続く出会いと別れの経験のせいかもしれない。 「来年も先生のクラスが良い!」 そんな期待と裏腹に、大好きだった先生が異動してしまう寂しさ 「同じクラスになりたいな!」 そう言っていた友達が突然転校していく絶望 涙目になる終業式 そんなやりきれない感情にもがく日々も束の間 新しくやってきた元気で明るい先

          春の訪れに考えたこと。

          [31歳]20代で手にした10のこと

          毎年、誕生日の前後に時間をとって振り返り、noteに記録していく取り組みも今年で3回目。31歳になりました。毎年、決意や想いを整理していることが、少しずつ実現していっているような感覚があって、やっぱり言葉にして書き残すことって重要だと感じられる営みです。今年は海が見える大好きな熱海のホテルにこもって書きました。 1年の振り返りまず、去年のnoteを読み返してみたら、なんだかモヤモヤしている自分を感じられた。「20代の振り返り」とタイトルに書きつつ、10年単位のまとまった期間

          [31歳]20代で手にした10のこと