わたしはこれを勝手に”3 dimple”と呼んでいるのだけれど、

昔星野リゾートに勤めていた先輩がベッドメイキングをするとできる掛け布団の3つの窪み

この人がつくるベッドはまるで1枚の雲がふわっとベッドの上に乗っかっているかのようにシワなく、どこまでも広がる雲海のようなベッドになる。そして足元に必ずできる3つの窪み。

この3つの窪みとそこに横たわる雲海を一目見れば誰が作ったかは一目瞭然。

そんな先輩はつい最近うちを退社していったけれども、その先輩がわたしに残してくれたものはとても大切にしたいと思っている。

とても気の利く先輩だった。細かいところに目が配れて、与えられた仕事以上の仕事をする人。とてもステキな人だった。

先輩がいなくなった後も受け継がれたものはちゃんと自分の中に生きている。

この3つの窪みは今はまだ作れたり作れなかったりだけど、いつか先輩のような雲海を1枚敷ける人にわたしはなりたい

雲海を 眺めし先は まだ遠し
先輩の息吹 りとるはぴねす🤗