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ミレーナの話(副作用?)

「ミレーナに染み込んだ黄体ホルモンは子宮内だけに影響は留まり、半年程度の不正出血以外に目立った副作用はほぼない。全身作用がないため、血栓のできやすい片頭痛患者にも使用できる」

これが、ミレーナを使用する前に私の仕入れていた基本的な知識でした。割といいことしか書いてないですよね。

ところが、2回目の生理の前から始まった、胸の尋常じゃない痛み。ミレーナの副作用かもしれないと私は思いました。だって、入れる前にはそんなのなかったから。

で、このむくみが何をもたらしたかというと、私の場合は閃輝暗点と片頭痛でした。

生理前のむくみのつらさに耐えかねて鍼治療に行った私は、少し前から婦人科の薬を使用していることを伝えた上で、女性ホルモンを整えてもらう目的で治療をしてもらいました。結果からいうとこれが完全な逆効果で、その後、閃輝暗点を伴う片頭痛が毎日起こる羽目に。怒涛のような片頭痛は、3回目の生理が来て、しばらくして収まりました。

片頭痛をなくすために始めたはずのミレーナで、片頭痛がひどくなる。何のギャグか…と思って、発作的にミレーナやめてしまおうとまで思いましたが、いろいろ検討したのち、夫から「体がミレーナに慣れようとしている中で、鍼治療という強めの治療を更に追加したことで、体がついていけなかったんじゃないか。いろいろやりすぎるのも体によくないのではないか」と指摘されて、それもそうだと思い直しました。確かに、鍼治療はキツイです。首が凝りに凝ってて痛くても、電気鍼したら一発で治るくらい。今回、それが体のリズムをかき乱す効果を生んでしまった、と言われたら、なるほどそうなのかなと思う。実際、生理中に鍼治療をした後、体のだるさを感じたり、片頭痛が起こってしまったことも何回かあったし(数日したら落ち着く)。

でも、そもそものきっかけはミレーナです。ミレーナの副作用らしきものについては、日本語であんまり書かれているものが少ないので、自分のケースだけでもここにきっちり記しておこうと思います。(海外のサイトやブログではいくつか見かけました)

私に起こったミレーナの後の体調の変化は「女性ホルモンの変動によるひどいむくみ」です。むくみくらいと思われるかもしれません。私も、2回目の生理前までは実際そう思っていたので。胸がちょっと痛くなる程度なら何とか我慢できるかな、と。ですが、むくみが閃輝暗点を引き起こすのであれば話は別で、可及的速やかにむくみの対策をしないと、日常生活に深刻な支障をきたすと思いました。

これは自己診断ですし、次の婦人科の受診ではこれが副作用であるというのは否定されるかもしれません。とりあえず、次の生理前がとても怖いので、むくみ予防に全力を注ごうと思います。女性ホルモンの変調に心身を乗っ取られないように。

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