旅行者増えたな!

 何年かぶりに東京へ帰ってきてから、どこに行っても海外からの旅行者を見かけるようになって、それはそれは素敵なことだと思っている今日このごろです。

 そんな私も10代〜20代を旅行三昧で過ごしていたのでですね、旅行者の挙動を観察していると旅慣れているかどうかなんとなく察しがついて、もどかしいとついつい声をかけてしまいます。最寄り駅が、成田から来て上野と浅草・銀座方面と分かれるところにあるので、車内にいるとざわざわしたり、スマホ調べたり、ドア上の地図を眺めたりで一時慌ただしくなりますw

 ここで素人か慣れているかがわかるんですね。最近は親切にどこへ向かう列車か、どこを通って行くかなんかをモニターに表示されているんで、悩む必要は殆どない筈なんだけど、初心者は地図や路線図も持ってませんなwこれじゃあ話になりません。そういう情報装置を投入することで鉄道員も減っているし、聞けばいいったってそもそも聞くプロが見当たらないですからね。あとね、その手の人はそのまま乗って行っちゃうw 取り敢えず降りて確かめようって選択肢がないのね。

 次の段階は不安だと取り敢えず降りてみる人。降りて地図と駅の案内とをにらめっこしている感じ。ここで大きな差があるのは、この辺を俯瞰して見れるタイプ。経由する地名や路線図の終端の地名駅名をなんとなく頭に入れているから、色んな行き先の列車が来ても迷わなくて済むから。こうなるともうどこへでも行けるんじゃないかなあ。もうね、成田で貰ってきた路線図で自分の降りる駅を指で押さえて握りしめてて、前後の大きな駅すら見てない人なんかは声をかけたこっちが困るからねww

 旅慣れたとか素人とか言ってみたものの、やっぱりなんつ〜か賢さというか要領なんだろうな。メトロと都営地下鉄、JR、京成と京急の地図を3枚持ってて上手に突き合わせている人なんかにも出くわすし、この手の人はどう行けば早く着く?なんて感じ。それを楽しんでいるから、乗り換えは少ないほうが結果的に早いぜ!なんて会話にもなる。かといって、困ったちゃんで忘れないのが鉄道員時代にあったインド系の人。耳学習してきてメモもなしで、「ナントカヶ谷」を連呼してたwどうしても聞き取れないので、東京近郊の「〇〇ヶ谷」を9つくらい列挙して、「どれ?」って言ってあげたら、頭を抱えて「Nooooooooooooo」と叫びながら走っていってしまった。。。

 所変わってうちにも欧州から居候がいるけれども、日本慣れというか日本語慣れしているんだが、どうも自分で調べられることをやらず人に聞こうとするので、まあ古くからの友人なので結構喧嘩になったりする。「お前のスマホはなんのためにある!」「ここは自由の国だ、私はあなたの行動を制限しない、ただし自分でやらず困るのも自由だぞ!が、漢字等で困ると考えられる場合や外で不当な扱いをされた時はサポートする」とかもうねw「あなたは自分にも厳しいが他人にも厳しい」とか言い返されたりなんかしてさ。サジ加減って難しいね。色んなスタイルがあって、考え方があって、それが楽しいんだけど負担になればイライラするしな。習慣等での違いがある場合は、丁寧にその意味まで説明するようにしている。一人暮らしが長くなりつつあるから、いい刺激ですよ。普段行かないところへ行ったりするしね。

 そんなこんなの日記でした。

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