ランサーズ実績ゼロ主婦がブートキャンプで学んだ稼ぎ方 ~ランサーズブートキャンプ体験記~

本記事は、ランサーズブートキャンプビギナーコース第1期生である吉田しいなさんによる体験記事です。ランサーズブートキャンプ第2期生に応募したい方はこちらから!

パソコン1台で、世界中から仕事が発注・受注できる日本最大級のクラウドソーシング・プラットフォーム、ランサーズ。

登録者はすでに100万人を超えており、身近にもランサーズに登録されている方が意外といらっしゃるのではないでしょうか。一方で、「使い方わからなくて、ランサーズは登録してからそのまんま」「思っていたより全然稼げない」といった声もよく聞きます。

この記事は、実績ゼロの子持ち主婦ライターが、ランサーズ・ブートキャンプ@ビギナー編に参加した体験記です。

実績ゼロから6週間で2桁受注を達成した私が、ランサーズ・ブートキャンプに参加したきっかけ、オンライン講座を受けた本音、子持ち主婦がブートキャンプに参加していたときの日々のスケジュール、ブートキャンプのメリットなどを、初心者目線でせきららに書いています。

ぜひ最後までどうかおつきあいくださいませ。


「育児と医療費で金は消える。が、仕事がない」を変えたい

私がブートキャンプに参加した理由はシンプルに「もっと稼ぎたいから」でした。育児と医療費で貯金が目に見えて減っていく中で、最後の頼みの綱がランサーズで、最短ルートで稼ぐ方法を身につける必要があったからです。

それを詳しくお話するためには、まず自己紹介をさせてください。
遅ればせながら、はじめまして。兼業ライターをしています、吉田しいなと申します。

2019年夏現在では、週の半分をライターとして自営(ランサーズ以外にも仕事を受注しています)、もう半分を研修会社でWEBのマーケティング兼WEB担当をやっています。プライベートでは、休職中の夫とともに、1歳男児を子育て中です。わんぱくな息子、彼が持ち帰る病原菌と日々闘っています。

実は、産前(正確には2年前)からランサーズには登録だけはしました。しかし、まったく使えこなせず・・・ランサーズから来るDMすら、正直わずらわしく感じる毎日でした。

ランサーズ登録後、プロフィールすら入れずに放置。
2年間で稼いだお金はタスクでの149円だけ。

そんな状況であっても、焦りはありませんでした。その理由は2つです。1つ目は知り合いから定期的にお仕事をいただいていて、独自の販路があったこと。あと、最も大きな理由は、2年前は夫が働いていて、収入源が他にあったことです。

でも、その状況は夫が休職・自分が産休に入ったことで激変しました。夫の定期収入がなくなり、貯金を切り崩す日々。初めての子育ては想像以上にお金も気力も体力も想像よりも必要でした。夫の看護と子どもの育児をしながらの怒涛のように過ぎていく毎日の中で、自営の営業や顧客フォローにまわる余裕は、病気がちな私にはありませんでした。

そんな1年が過ぎ、待機児童であった息子がようやく保育園に入れることになった頃には、必死で開拓した独自の販路はほぼなくなっていました。

「子育てと医療費で貯金が消えていく。でも、仕事がない」

しかも、子育てと看護で不規則な時間しか働けない自分が、企業に正社員で採用してもらうことはかなり難しい。でも、お金がいる。悩んだ末に、放置していたランサーズで頑張ることを決めました。


「ランサーズでの稼ぎ方を学びたい」が理由

でも、インターネット上で仕事を受けたことがない私にとって、ランサーズでの初受注をとることは、とても難しいことでした。

ランサーズには直接依頼・コンペ・プロジェクト・タスクの4つがありますが、その違いもちんぷんかんぷん。どういうフローで仕事を受注して、クライアントと契約内容を合意して、どうやって仕事を進めるかいいのかすらも、わからない。わからない不安が大きくなるごとに、ランサーズ上での提案へのハードルがあがり、ランサーズへのモチベーションがまた下がっていきました。

「このままではまずい、1人では頑張れない」

そんな危機感を感じていた矢先、ランサーズの「ブートキャンプへのお誘い」というDMが目に止まりました。

「連続6週のオンライン講座?よくわからないけれど、ひとりでモンモンと過ごしているよりは、絶対にいい。ランサーズでの稼ぎ方を知りたい。今の生活を少しでも楽にできる方法が見つかったら・・・」

ぎりぎりまで悩み、最終的には藁にもすがる気持ちでランサーズ・ブートキャンプを申し込みました。


不安MAXのブートキャンプスタート!多種多様な仲間

「みなさん、はじめまして。聞こえていますでしょうか」
そんな呼びかけとともにはじまった、ランサーズ・ブートキャンプのオンライン講義第1回目。

オンライン講義で使われたのは「ZOOM」という無料のリモート会議システム。ZOOMは、今までも友人とのビデオチャットで使用していました。でも、連続講義への参加。しかも、30人超えでのZOOM利用ははじめてでした。

「30対1のオンラインということは、―方的な授業になるのかな」
「どんな人が参加しているのかしら」
「そもそも、ZOOMだけでコミュニケーションになるのだろうか・・・」

たくさんの不安や心配を抱えながらの初めての講義は、いい意味で期待を裏切るものでした。

ブートキャンプの参加者たちは、大手銀行に勤めるサラリーマン、公的なシステムも請け負うエンジニア、人事経理畑で数十年のキャリアを持つバックオフィスのプロ、水産加工会社に勤めながら実力をつけているライター、人気ブログを運営するブロガー、夢を追いかけながら病と闘う動画クリエイターなど、実に多彩でした。きっとブートキャンプに参加しなければ、彼らと出会うことはなかったでしょう。

「この人達のことをもっと知りたい。この人達と一緒にランサーズで稼げるようになりたい」

まず、ブートキャンプの第1回目の講義を終えて、いちばん素直な感想でした。


強豪校部活的ブートキャンプのススメ

ランサーズ・ブートキャンプは、誤解を恐れずにいうと、誰かから一方的に教わるだけの「授業」ではありません。どちらかというと多様な人が集まる「部活」に似ています。

ブートキャンプでは、ランサーズで圧倒的な実績を残している先輩ランサーがゲストとして講義をするので、ものすごく勉強になります。それも「先生」対「生徒」というような、一方的に教えを請う関係ではなく、学生時代の部活動のような双方向の「先輩」対「後輩」の関係。

だからこそ、「あー、それ、俺も悩んでいたよ」という先輩ランサーの言葉にホッとしたり、「私はこういうふうに対処したよ」という実践的なアドバイスに助けられたり。

居心地のいいコミュニティだからこそ、回を追うごとに、参加者同士の質問や発信は活発になっていき、学びの質も上がっていきました。


ブートキャンプと育児は両立できる?スケジュールを公開

ただ、ブートキャンプの居心地の良さと、講義や課題のハードさはイコールではありませんでした。

そもそも、ブートキャンプは、アメリカ軍の新兵を訓練するトレーニング全般の名称です。その名の通り、ブートキャンプと日々の生活(仕事と育児・看護)との両立は、私にとって試練の連続でした。

特に、WEB会社への出勤とブートキャンプのオンライン講義が重なる火曜日は、必死に1日の予定をやりくりしました。

ブートキャンプのオンライン講義がある日のスケジュール
3:00/起床後、1日のタスクを確認する。家族が起きてくるまでに、ランサーズの仕事をする。
5:00/息子が起床する。昨晩に積み残した家事をやりながら、朝ごはんの準備をする。
6:00/夫とともに、息子に朝ごはんを食べさせて、息子をシャワーに入れる。息子の登園準備と並行して、出勤の準備をする。
7:00/夫に息子を保育園に送ってもらい、私はWEB会社へ出勤する(片道2時間の通勤)
9:00/会社到着する。勤務開始
15:00/退勤する。走りながら特急電車に飛び乗る
17:00/息子を保育園にお迎えに行く
17:30/帰宅後、晩ごはんをすぐ準備する
18:00/息子に晩ごはんを食べさせる
18:30/息子をお風呂にいれる
19:00/息子を寝かしつける間に、夫が帰宅する。手分けしながら、家事を片付ける。
20:00-21:00/晩ごはんを食べながら、ランサーズ・ブートキャンプのオンライン講義を受ける
21:00/食器などを片付ける
21:30/もう1度お風呂に入りながら、洗濯機では落ちない汚れがついた息子の衣服を手洗いする
22:00/本日の業務記録をつける
22:30/就寝する

ブートキャンプの課題が終わらないときは、通勤途中の駅のホームで取り組みました。ブートキャンプ中旬頃に、息子が手足口病にかかり家族中に伝染したときは、私も38度の熱を出し、さらに悲惨なスケジュールになりました。

「もうブートキャンプ、続けられないかも・・・」と、正直、何度も思いました。

それでも、最後まで私がブートキャンプを続けられたのは、家事と育児をともに頑張ってくれた夫、超朝型人間で早めに寝てくれた息子など、家族の協力があったからです。

そして、何よりも、ブートキャンプの回を追うごとに実感する己の成長が楽しく、その楽しさこそが毎日の原動力でした。6週間という比較的短いスケジュールも、気力と体力を振り絞れるギリギリの長さでした。


ブートキャンプ式ランサーズの稼ぎ方

ブートキャンプ@ビギナー編では、直接依頼が来るプロフィールの書き方、クライアント様とのコミュニケーション方法、プロジェクトで当選する提案文の書き方など、今日からできるランサーズの攻略法を学べます。先輩ランサーが実行して効果のあった方法だけを厳選して教えてくださるため、ランサーズ初心者でも稼げるようになるノウハウが濃縮された6週間でした。

正直、私自身はブートキャンプの課題や講義に食らいついていくだけで精一杯でしたが、ブートキャンプを続けるうちに、着実にプロジェクトの当選回数、直接依頼のご相談は増えていきました。

家族の看病と自身の療養を優先する上で、お声がけいただいた仕事を泣く泣くご辞退させていただくこともありました。それでも、ゼロだったランサーズ実績は少しずつ増えていきました。

「諦めずに続けていけば、少しずつでも効果がでる。ランサーズでも必ず稼げるようになる」

そう確信できたブートキャンプでした。


特別賞受賞、受注数は2桁!ブートキャンプでの努力は実る

そして、ブートキャンプ@ビギナー編の第6回最終講義。

「グループ全体の学びのためにもっとも貢献した賞は・・・吉田しいなさんです」

成果を出した参加者を称える表彰式で、自分の名前が呼ばれました。予想の上回る結果に実感がわかず、ZOOM中はただただポカンとしてしまいました。

平均睡眠時間4時間半で、ただただ歯を食いしばって目の前の育児と仕事、ブートキャンプに食らいつく日々。そんな中で、わずかな空き時間でチェックするブートキャンプのフェイスブックグループページは、私の癒やしでした。

「あぁ、みんなこんなに頑張ってる。私ももうちょっと頑張ってみよう」

課題の中で得た学びや悩みがシェアされている参加者の投稿は、いつも切実で実践的で、温かくて勇気がでるものでした。自分でもついコメントを残したくなるような素敵な投稿ばかりでした。私自身も受注したプロジェクトへの対応をフェイスブックで相談していました。

思いがけない特別賞の受賞は、今までの自分の不器用な努力を肯定してもらえた気がしました。嬉しくて有り難くて、講義が終わってからも、パソコンの前でしばらくボーっとしてしまいました。

そして、徐々に胸がいっぱいになり、しばらく涙が止まりませんでした。


ブートキャンプを参加する前の自分に伝えたいこと

もしも、タイムマシンにのって、ランサーズで稼げないことを悩んでいたブートキャンプ参加前(6週間前)の自分に会えるのであれば、2つ、伝えたいことがあります。

1つ目は、まず、睡眠時間をちゃんと確保して。ブートキャンプで学ぶ稼ぎ方の根幹にあるのは、自己ブランディング。体調管理も重要なブランディングのひとつだから、そこをおろそかにしてはいけないよ。晩ごはんはときどきレトルトでかまわないし、部屋だって少々汚れても生きていけるから。まずは、息子の風邪をもらわないように、マスクをしながらしっかり眠って、コンディションを整えて。

2つ目は、そして、気軽な気持ちで、ブートキャンプへの申込みボタンを、とりあえず押してごらん。今、感じている稼げないことへの焦りは、1歩でも行動することで変えられるよ。ブートキャンプに参加することで、同じ志を持つ仲間と出会える。ひとりで頑張るよりも成果出るし、何よりも楽しいから。まずは申し込む勇気をだしてみて。

ランサーズ・ブートキャンプ@ビギナー編は、心からおすすめできるプログラムです。
もし、あなたが「ランサーズでの稼ぎ方がわからない」「ひとりでがんばる孤独につぶれそう」なら、1度、ランサーズ・ブートキャンプ@ビギナー編の申し込みページをのぞいてみませんか。

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