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圧倒的な自由は、圧倒的に楽チンというわけにはいかない @mikaikeda6

こんばんは〜。いつも朝の8時に公開していたラブソルnote。こんな時間になってしまいました。
本日から私とゆかの2人は15日に行うイベントの運営でセブ島に来ています。成田空港へ向かう成田エクスプレスの中でnoteを書いたのですが、そのまま搭乗、wifiのない機内、着いてからも移動という感じで遅くなってしまいました。
2日後にはさよも合流し、数日間はセブ島がラブソルの仕事場になります。

さてさて、今日はセブ島に来ていますが、昨日は日帰りで宝塚に行ってきました。
国内線と国際線に連日乗って移動の日々。
憧れの、目指していたスタイルに近づいている感覚があります。
(なかなか無茶なスケジュールだなとは我ながら思うけれど、まあいいんです)

起業前後の数年前までは、ファンクラブの運営スタッフとして身も心も宝塚に捧げていたので、本拠地の宝塚大劇場はなんだか懐かしいような戦場に戻ってきたような不思議な感覚。
(注)ファンクラブスタッフはあくまでボランティアなので、稼ぐための仕事は別にがっつりやっていました。身も心もというのは、いわゆる可処分精神を奪われていたということ。

伊丹空港までの道すがら、ゆかと、その頃の回想〜現状〜未来について、案外と真面目にトークしてしまいました。
(注)意外と? 見たまんま? 真面目なんですよ、さよも含めてラブソルメンバーは。

当時、どんなレベル感でやっていたかということについては、以前書きました。

言い方が悪くて誤解されるかもしれませんが、制限と抑圧の中でどう生き抜いたかについて書いてます。

一言で言うと、圧倒的に結果を出して信頼されること。
信頼されることで自由に動ける幅が広がり、さらに結果が出しやすくなります。

これって別に特別変わった環境ではなくて、企業に勤めていた時も同じでした。
私もゆかも大企業勤めだったので、自分に全ての決裁権がある訳ではもちろんない。上司がいて、そのまた上司がいて、ずーっと上に社長がいる。
そんな中で自分の提案を通していくには、とにかく結果と信頼を積み上げていく必要がありました。

大変ではあるのですが、ここにはちょっとゲーム性があると感じます。
ゴールや敵が明確で、そこに向かって戦略を練って進むという意味ではゲームとよく似ています。うまくいけば達成感を得て楽しい瞬間もあります。

では、今はどうか。
以前と違うのは圧倒的な自由があること。

倒すべき敵も、説得すべき相手もいないんです。

受ける仕事も、働く時間も、働く場所も、仕事をする仲間も自分で選ぶ

圧倒的に自由だし、圧倒的に楽しいけれど、圧倒的に「楽」ではないです。

昨日のゆかとの会話でも、むしろ以前の抑圧環境よりもずっと大変だよねって話になりました。

そこから、起業当初の話へ。
会社を辞めてラブソルを作って箱はある。お客様もある程度はる。
でも、ものすごく忙しいと言うことはなく、新規顧客を求めて何かしなければならない。
でも、どうしたらいいのかさっぱりわからない。
ターゲットをどこに設定して、どうやってアプローチしていいのか。

目の前の海は広すぎて、小さな小さなラブソルというボートをどこにどうやって漕ぎ出していいのかよくわからなかったんです。
会社を設立して6年目に入り、ボートはちょっと立派になりました。どこへ向かっているかもわかっているし、迷ってはいません。

でも、上を目指せば周りには豪華客船や戦艦がうじゃうじゃしているし、そこは関係ないにしても、似たような小さい船もたくさんあります。

この5年間、ラブソルでしかできないこと、ラブソルらしさが出せることに注力してきました。
その結果、いただくお仕事・お問い合わせはそういった内容が中心になってきました。おかげさまで、たくさんの難題を投げかけていただき、頭を悩ませる日々です。

最近新たに決めたのが、「手放すこと」「断ること」
これ、本当はラブソルのモットーに反する内容なんです。
「仕事は断らない」「できないとは言わない」を貫いて今までやってきました。
それが良さだと感じていました。

でも、ちょっと違ったのかも? と最近気付いたんです。
ラブソルらしさにもっとこだわっていくため、そうでないお仕事は場合によってはお断りする必要もあるのではないか。
それによって生まれた時間を、よりこだわったクリエイティブに当てた方が良いのではないか?

そんな風に変わってきました。
先日のミーティングで話し合った内容で、ゆかがすでに記事にしてくれています。

当面、ラブソル号は巨大客船にする予定はありません(というか、できません)。
今の船でお客様に満足していただくためには、客数を絞って、サービスの質を高めていく必要がある。そんな風に考えています。

では、1週間セブ島で仕事します。

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【今日の一枚】
セブ島ではQQEnglishさんの寮に滞在します。15日にイベント運営をするのです。
語学学校なのにこのシチュエーション、素晴らしいですよね!
明日は体験授業も受けます。楽しみです♪

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LA BOUSSOLE
代表 池田 実加
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