面倒で、面白くて、愛のあることをしよう@yuka_lab12
恵比寿にある決して広くないLA BOUSSOLE(ラブソル)のオフィスは、昨日、人で溢れかえっていました。
普段は女性ばかり、多くても4人で仕事をしている私たち。たまにそんな風に、にわかに活気づくときがあります。
昨日は、アライアンスを組んで仕事をしている株式会社296(つくる)の代表、児島くんがオフィスに来ていました。
普段は遠隔で一緒に仕事をするのが基本ですが、顔を合わせて集中して仕事を進めるために。時に、児島くんのPCをみんなで覗き込むようにして、「ああでもない、こうでもない」をやるのです。
そして、無事に一つのWEBサイトをリリースしました!
文京区、本郷三丁目の駅からほど近く。
明日、2019年7月20日(土)のランチタイムにオープンする、小さなフランス家庭料理のお店「Petite maison de Harry」のWEBサイトです。
この日のためにコツコツと進めてきたわけですから、我々もなかなかに感慨深い瞬間です。
ラブソルでは、WEBサイトの制作も行っています。サイト制作なんて、それこそできる会社は正直いくらでもあります。
それでも我々がやる意味とは、なんなのか。そこを見失ったら、きっと思いや意味のあるWEBサイトなんて作れないだろうなって思うのです。
こんなこともつぶやいていたくらい。
こちらのレストラン、「アリー」は、友人夫婦のお店です。サービス全般を担うちづるちゃんは、それこそ彼女が10代の頃から交流してきた人。何が好きで何ができるかを熟知しているからこそ、イラストが得意な彼女にサイトに使うアイコンを描いてもらうということも思いつくことができます。
繰り返しますが、サイト制作ができる会社は5万とあります。だからこそ、自分たちが作る意味を持つことができない依頼には、お応えできない、しないことが多々あります。価格競争もしたくないし、価値が出せない仕事もしたくないから。
今回のサイトは友人からの依頼でしたが、そうでないとしても根気強くヒアリングを重ね、しつこく足を運ぶくらいの思いのもてるクライアントさんじゃないと到底価値なんて出せないんですよね。
その代わり、やるとなったら全力で愛し、挑みます(笑)そうしたくなってしまう。
写真も全力で撮りに行き、ついでにお店のSNS発信に活用してもらうし、サイトに動画を掲載することを勧めたのですが、ついでに頼まれてもいないのに、ツイッターでオープンを告知するための短尺の動画も作ってプレゼントしちゃいます。
(ついでに出演もしちゃいます。)
まだまだ完成とは思えないから、来週にはお店に10人以上の仲間と集まる予約を入れていて、その際にも写真や動画を撮ってサイトを充実させようと目論んでいます。さらに、サイトには直接関係ないのですが、記事にもしていこうと考えています。
WEBサイトは作って終わりではないし、明確に目的があって作るもの。二人のお店がオープンして、二人が思い描いた未来に続くよう、関わった者としてできることは全力で。
生み出したものは「届ける」ところまで。
そこまできっちりやろうと思えない、思い入れのもてない仕事をするほど、会社が大きくなくってよかったと心から思います。
面倒だけど面白そうなこと。仕事に愛のある人たちと一緒に働くこと。
ラブソルで大切にしていきたいことです。
いよいよ明日、オープン!
たくさんの人に愛されて、「ただいま」って帰ってきてくれる場所に。
関わったお客様のために、ラブソルも、ラブソルにできることをやり続けます。
写真/池田実加
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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香
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