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ありのままを受け入れて、自分を解き放てる場所、アジアにいて思うこと @mikaikeda6

セブ島に来て4日目の朝です。まだまだセブ滞在は続きます。
セブに来た最大の目的であるイベント運営がこれからですからね!気張っていきます。

今日は、海外、特にアジアにいると感じる気持ちについて書きたいと思います。

昨日、セブでは朝から風が強く、午後からは雨も降ったり止んだり…天候が崩れ気味でした。ただ、南国の気候なので、雨が降るとはいっても、ずっと降るわけではなく、ザーッとスコールが降って、しばらくすると止んで晴れ間が出るという感じ。

歩くこともままならないくらいの大雨が降っていても、雨宿りがてらカフェに入ったりスーパーに入ったりしていたら止んで、また活気のある街に戻ります。

私はこの感じがすごく好きなんです。

雨が降ったら雨宿りをして、止んだら仕事を再開する。
当たり前だけれど、自然に逆らわずにいきている感じがとても心地よい

ただ、昨日の場合は、降水量が相当多かったようで、気づいたらそこいら中が池ができていました。
これには流石にびっくり!

十数人で食事をすることにしていて、レストラン集合だったのですが、それぞれが池をなんとか乗り越えて集まりました。
足首くらいまである水になるべく足をつけないように迂回したり、濡れてはいけない靴を履いた人をおんぶしたり、抜け道にならないかと入った民家で食事を振舞われそうになったり…日本では考えられないような冒険をしてたどり着きました。

こんな経験も、日本にいるとただただイライラしてしまいそうですが、アジアにいると笑い話。お互いに武勇伝を語り合い、大いに盛り上がりました。

一緒に歩いていた友人の言葉が印象的です。「これは体験しないと勿体無いよね笑」
わざわざお金を出して航空券をとってフィリピンまで来て、ディナーに行く途中にずぶ濡れになったのに、意味不明ですよね?
でも、昨日あの時間を共有したメンバーには理解できてしまうのです。

アジアにいて思うのは、何に対しても許容できる範囲が大幅に広がるということ。
雨にぬれても、料理が出てこなくても、少しぼったくられたって、それが楽しい。体験を楽しんで笑ってしまえばオールオッケー。

こう思える理由は二つあるように思います。

一つ目は、もちろん旅行中だということ。通勤中にあの水浸し環境だったら流石にイラっとしてしまうと思います。旅行中って「体験」価値が、平常時より上がる期間なのではないでしょうか。
普段ならやらないことをやってみたくなるし、不意に起きるハプニングも楽しめてしまいます。

二つ目は、アジアのゆるい空気に自分も影響されているから。ラブソルを始めてからというもの、私たちは普段から自分のルールは自分で決めるスタイルをとっています。そうは言っても、いつもジャパニーズスタイルで、時間きっちり、仕事きっちりで生き「なければならない」という固定概念に囚われていると思うのです。

もちろん、約束を守ることは大事です。ちゃらんぽらんで良いと言っているのではありません。
ただ、少し固定概念のある世界から離れて、自らを自由に解き放つ時間も必要だと思います。

それが、アジアにくると自然にできてしまうんですよね。

先日、『天気の子』という映画を観ました。
色々割愛しますが、最後、東京がずーーっと雨で水没してしまい、バスや電車の代わりにヴェネチアのような水上バスが走っている様子が描かれています。

映画の細かい部分にツッコミどころはあるのですが、最後のこの情景は、私にとって意外と納得感がありました。
人はどうにかしてたくましく生きていく。
環境が変わっても、それなりに適応して、日々を笑顔で過ごす。
そうかもしれないなぁ…と思えました。

セブ島で雨の後の水たまりに足を取られながら、ふと映画のシーンが頭に浮かびました。

「好きなことだけをやって生きていく」「自由に生きていく」なんて言葉が理想の生き方みたいになっています。
と言われても、なかなかすぐにそんな生き方はできない。
そんな時は、ふらりとアジアに来てみたらどうでしょうか。

昨年の5月にベトナム、10月に台湾、今年になって3月にセブ、5月にカンボジア、9月にセブと続けてアジアに来ているラブソルメンバー。

時々アジアの空気を身体に取り込んで、心と体を緩めています。
リセットした状態で、またがっつりお仕事も頑張ります!

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【今日の一枚】
お世話になっているQQEnglishさんのキャンパスにあるプールサイドでくつろぐ箕輪編集室の面々。
ランチ終わって、プールに足をつけながらスマホいじるなんて、自由でしょ?

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LA BOUSSOLE
代表 池田 実加
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