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#ラブソルご飯 には深い意味があった!料理から学ぶビジネススキル @kobamegu0623

「料理ができる人は、仕事もできるんだよね」
オフィスでは、そんな会話が交わされることが度々あります。

ノベルティ・オリジナルグッズ制作事業でプランナーをしている小林恵美です。

4月で、ラブソルにジョインしてから1年が経ちました。振り返ってみると、人生で一番「料理」について考えた1年だった気がします。

ラブソルはコンテンツ制作の会社なのに、なぜ料理? と思う方もいるかもしれません。ラブソルには、オフィスにあるキッチンを活用してみんなでランチをつくり、食事をともにする食文化があるのです。
「ラブソルご飯」と呼ばれ、メンバーが分担してつくっています。

一人暮らしが多く、日々の忙しさや手間のために、つい食事がおろそかになるメンバーの健康のためにはじまった習慣だそう。

ラブソルご飯をつくり続ける中で、私は、料理には仕事ができる人になるための要素がたくさん詰まっていることに気が付いたのです。

コストも栄養も彩りも!良い献立を立てるには必須の「企画力」

ラブソルご飯の最初のミッションは、バランスの取れた食事の献立を企画することです。栄養素はもちろんのこと、食材や味、色の偏りがないような献立を組み立てる必要があります。

例えば、この日のラブソルご飯は鶏胸肉を使ったたんぱく質が豊富な献立。白米で炭水化物もしっかり摂っていきます。

三大栄養素である「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」のバランス。
お肉ばかりに偏っていないか? 一見バランスが取れていても、彩りはどうか? 旬のものを取り入れているか? 
さらには、味付けが醤油味ばかりになっていないか? 季節や気候にあっているか? 

それらが満たせていたとしても、コストを度外視していたら赤字になってしまいます。
ラブソルご飯は、一部をメンバーが負担しますが、残りを会社が負担することで非常に安価にランチを取ることができる仕組みです。

だからこそ、必要以上にコストをかけないことでこの仕組みを継続させていくことが大切

ラブソルご飯をつくるには、考えるべきことはたくさんあるのです。
日々の献立を考えることで、「企画」の力がついてきているのを実感しています。

いかに作業を重ねるか? 限られた時間で何品もつくることで身に付く「マルチタスク力」

ラブソルご飯を担当する人は、「いかに自分の仕事に支障が出ないようにつくるか」がポイントになってきます。
当然、ご飯担当の日も、他のお仕事がないわけではありませんから。

調理に使える時間を算出し、目標の仕上がり時間から逆算してつくり始めますが、ここで重要なのが、「同時進行」すること。

例えば、お米を浸水させている間にメールやSlackのチェックなど短時間にできることをやる。
野菜を茹でている間にあわせ調味料をつくり、解凍したいものをレンジにかけている間に野菜を切る。

複数の料理をつくるに当たっても、なるべく重ねられるものは重ねていくことで、同時に何品もつくれるようになります。

マルチタスクと言っても、実際には多くの場合で人は一つのことしかできません。私が考えるマルチタスクとは、複数の作業を行うとき、一方は手を離せる状態をつくってできる限り「同時進行」することです。

いろんなメンバーがご飯をつくってくれますが、「この人仕事できるなー」と日頃から感じる人は、やっぱり料理も上手で手早いんです。
それはきっと、業務の上でもこの力を発揮しているから。なるべく真似したいと思っています。

料理も仕事も、クライアントとのコミュニケーション力が必須!

さらに、コミュニケーションの力も鍛えられることがわかってきました。

こちらの献立は、メンバーからのリクエストでパクチーを追加! メンバー同士のコミュニケーションから、新たな発見があることもあります。

料理におけるクライアントは、「食べる人」。

つくる人は、献立を決める際に色々と考えて企画を立てるわけですが、ここでは食べる人たち=クライアントのニーズを考慮する必要があります

お昼の時間帯に、打合せは入っていないか?
体調はどうか? 
何が食べたい気分なのか? 

クライアントに確認したいことはたくさんあります。
相手も仕事に追われていますから、どのようなタイミングでこれらを確認していくのか、このヒアリング次第で顧客満足度に大きく影響します。

ここで、勘違いしてはいけないのがビジネスの現場も料理の現場でも、「クライアントの要求」にそのまま答えるだけではいけないということ。

食べたいものだけをつくっていては栄養が偏ったり、他のメンバーが飽きてしまったりしてしまいます。

相手の要求を聞きつつ、最善の方法を提案することを心がけることが必要です。

そして、最も重要なのがプロジェクトが終了したあと(食事後)のフィードバック。
献立や味、量、工程に無駄はなかったか。
自分でも振り返りをしますが、ここでクライアントからフィードバックを受けることができれば、次につなげることができます。

ラブソルでは、もちろんつくってくれたことに感謝をしながらも、これからもっとよくしていくためにこのフィードバックが容赦無く行われます。
ここでも、コミュニケーション能力が養われていきます。


入社してまもなく一年、日々、ラブソルご飯をつくりながら学んだビジネスに活用できる力について書いてみました。

最初の頃は、このラブソルご飯を自分もつくる側になった時、本当に四苦八苦していたなぁと思い出しました。

仕事も料理も、まだまだ修行中。

新年度からも、大切なクライアント(仲間)のために美味しい料理をつくり、お仕事のクライアントさまにも喜んでいただけるように、頑張っていきます!

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小林恵美▶︎SNS...X(Twitter)

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