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「見積もりを作るのが面倒臭い」 と呟いてみたところ @saayoo345

一週間、お仕事お疲れ様でした!
ラブソルプランナー 柴田です。

前回のnoteでついにノベルティ制作に乗り出したお話をさせていただきましたが、今日はノベルティを始めるうえで大切な見積もりについてお話しさせていただきます。

端的に言うと「見積書って作るのめちゃくちゃ面倒臭い! 時間かかる!」というお話しです。(どんな社員だ)


今週とある日の私は、メモと計算機をにらめっこしながら悶々。素材原価はいくらで、そこにどれくらいの加工工程と時間がかかり、いくらかかるのか。数や納期はどうか。利益はどれくらいとるのか。

「まだやってたの!(驚)」と言われるくらい、時間がかかりました。

人が動く時間をお金にするってすごく難しい。うんうん唸る私を見て、代表ゆかさんはこう言いました。

「すごく考えて、すごく時間かかるでしょう? だからうちは、問い合わせを少し面倒臭くしているの。」

欲しいアイテムを選び、納期を見て数量を入れればポンっと発注が完了するサイトはやらない。
「何かは必要なんだけど、何がいいのかわからない」という方が多いからこそ、いつ誰に配るものなのか、大切にしている想いは何か? 1からお伺いしながら一緒に作っていく。

これがラブソルがノベルティ制作を行う上でとっても大切にしていることですが、これって結構お客様の層を絞るということ。

見積もりってあくまで見積もりだから、時間をかけて出したところで他社と比べられて「じゃあこっち」で終わってしまうもの。それだとどんどん価格競争に陥ってしまう。

そうならないために、わざと問い合わせのハードルを高くしているということでした。



ラブソルの基幹事業であるノベルティ制作は、主にnovelty cafeというノベルティ専門サイトを中心に動いています。

このサイトを見ると、納期も金額も載っていません。ブログ形式で、制作例をご紹介しているのみ。

お客様がここから得られる情報は、「ここでこんなアイテムが作れそうだな」というふんわりしたことだけなのです。

それでもそのハードルを超えて問い合わせをしてくださる方々は、「会話をしてくださる」方々、そこがすごいことだなと思うんですよね。


ノベルティに限らず何かの営業をしようとすると、まずは相手を振り向かせるところから試行錯誤しなければいけません。 アパレル時代セレクトショップ向けの卸営業をやっていたこともあるので、電話をかけてブランドを売り込んで…というのは、話を聞いてもらうだけでもかなりの一苦労。

そこから受注を取ったとして、商品にかけられる時間をどれくらい取れるか。仕事をしながら次の仕事を取り続けなければいけない中で、人数が少ない会社は特に何を優先するかって考えなければいけないんですよね。

関わるお客様の満足度を優先した結果が、このカタチ。なるほどなぁ、と実感している最近です。


先日、HPで扇子の記事を見てご連絡をくださり、打ち合わせをしたお客様がいらっしゃいました。

デザインオフィスであるそちらの会社様では、大きなプロジェクトのために、和をテーマにしたノベルティをお探しとのこと。しかも、1種類ではなくいくつか種類が欲しいと。

そのご希望を聞いて、扇子のほか様々な和に関するアイテムを用意していたみかさん。

「こんなにあったんかい!」と思うくらいのバリエーションでした。

お客様の要望ベースでやってきたからこそのバリエーションであり、お付き合いするお客様にとっては「とりあえずお願いしてみれば、何とかしてくれる」とリピートに繋がっていく。

うーん、まだまだ勉強だなぁ、と改めて感じております。がんばろ。


それにしても最近、よくお話をいただく気がします。和をテーマにしたもの。オリンピックが近いからですかねぇ…。

ありがたいことに今日も新しいご依頼をいただいたので、ご希望に添えるものを考えねば。

土日ゆっくり休んで、来週もまた頑張っていきましょう!

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LABOUSSOLE

プランナー / コピーライター
柴田佐世子

note / twitter

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