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LA BOUSSOLE Journal Dec. 2/5 ::::@yuka_lab12

週の始まりにはプノンペンにいて、終わりには中目黒のカフェにいる。
移動することは、何も特別なことではなくて、毎日の生活にスッと溶け込んでいるんだなと感じる今日この頃です。

しかし、カンボジアに立つ前にひいた風邪の咳がしつこく残っていることに、切なさを感じています。代表の由香です。

ー12/9(Mon.)

朝、目覚めたのはプノンペンにあるコーデュロイホテル。ここは日本人オーナーさんがいらっしゃって、日本人学生のインターンの方もいて、馴染みやすい素敵なホテルです。
オンラインサロン箕輪編集室のアジアフェスの会場にならなかったら知り得なかったと思うと、ご縁に感謝だなぁ。

ここは、朝食もとっても美味しいのです。

この日は、みの編のアジアフェス@プノンペンである「ミノンペンフェス」最終日。シェムリアップのサッカーチーム、ソルティーロ・アンコールFCと箕輪編集室メンバーがフットサル対決をしました。贅沢!

会場のDib Clubが素敵な場所で…、私は思わず仕事に没頭してしまいました。環境が良いと仕事したくなる病です。

ソルティーロの皆さんは、人懐こく接してくださる方ばかり。みの編メンバーも負けてなかったし、素晴らしい対決でした。

午後は、貴重なプノンペン滞在時間のため、きっちり歴史に触れようと日本語ガイドさんをお願いしてトゥールスレン虐殺博物館とキリングフィールドをまわりました。

ガイドさんをお願いしたのは、大正解。来てくださった方は、なんとポルポト時代を生き抜いた、強制労働を体験された方でした。生の声は、時に強く、時に消えてしまいそうに弱く…。どこのガイドブックにも載せられない話が詰まっていました。

キリングフィールドへ向かう前に、ちょっとだけロシアンマーケットに寄ってくれました。マーケットって楽しいんですよね。ここで、ちょっと顔見知りのあの人を見かけたり…。

マーケットの片隅にあったカフェにて、アイスやお茶などを嗜んだりして過ごしました。

その後は一路、キリングフィールドへ。プノンペンから車で30分くらい離れた村にあるのです。ちなみに「キリングフィールド」はカンボジアに何箇所かあります。その名の通り、処刑が行われた場所ですから…。

今はただただ美しくて、近くには小学校もできていて、子供たちの笑い声が響く場所。
過去、ここに今も生えている木に赤ちゃんを叩きつけて殺したなんて…。木には、訪れた人が結びつけていくミサンガが幾重にも揺れていて、それはまるで祈りが形になったらこうなるんだよって囁いているようでした。

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たとえ重いものだとしても、受け止め切れない歴史だとしても、知らないよりは知って考えていきたい。ラブソルメンバーそれぞれが、カンボジアの歴史に触れた時間でした。

はい、いきなり緊張感なくてすみません…。東南アジアに来たならば、毎日マッサージしないとじゃないですか。きっちりさせていただきました!
カンボジアでは、本当に安価にマッサージやスパが楽しめるのです。

プノンペンに二つあるイオンのうちの、最初にできた方を今回はよくよく拠点のように使っていましたが、そこにあるスパは大きくてふらりと行っても大抵入れます。

その後は、ホテルに預けていた荷物を引き取って、メイク落として、バスターミナルへ! 前回のカンボジア旅でも利用した夜行バスでシェムリアップに向かいます。

カンボジアの夜行バスは、フルフラットっていうか、もはや単なるベッドなのです。結構ぐっすり眠れます。

ー12/10(Tue.)

早朝、シェムリアップに無事に到着。バスターミナルが前回より明らかにパワーアップしていて、立派になっていました。発展著しすぎる…!
Grubでトゥクトゥクを呼び、早朝でも気にせずホテルに向かいます。

前回滞在して、大好きになった物語のあるホテル、シンタマニ・シャック。シンタマニはサンスクリット語で「To Do Good Things」を意味しています。良い行いそのものが支持される、そんなホテル。
現地にこだわり、雇用を生み出し、教育をし、利益を還元しているコミニティグループが運営しています。

荷物を預けて、少しロビーでお仕事させてもらってから「マリスレストラン」へ朝食に。プノンペンにもある有名なクメール料理のレストランで、ここシェムリアアップでした行ったことはないのですが、朝はフリーフローのモーニングを安価に提供しています。美味しいの!


この日は、かねてより準備していた代々木上原のsioや丸の内のo/sioなどのレストランを展開している「sioさんのオウンドメディア「sioのつくりかた」がリリースされました!

第一弾は、スーシェフ木田さんの物語。たくさんの方がシェアしてくださって、sioさんの信頼を感じましたし、同時に責任も感じました。
これからどんどん取材して記事を公開していきます!

朝食後、シェムリアップのお気に入りのカフェ、ブルーパンプキンへ。パブストリートの入口あたりにあります。
私はここで、日本をZoomミーティング。FiNANCiEさんで展開しているミノ村というコミュニティに関する打ち合わせです。
超快適に打ち合わせできて、感動…!

一方、その頃、ラブソル旅部ゆきえちゃんは、国立博物館へ。彼女の学習欲は、旅の間中より強まるようです。

そうこうするうちにチェックイン時間になったので、ホテルへ。
私はしっかり、プールで泳ぎました。(あれ、風邪は…)

時間を決めて思い思いに過ごした後、でらみとロビーで打ち合わせを。どうやら話しながら内省するタイプが揃っているので、こうやって話すことで固まっていくんですよねぇ。

打ち合わせを終えて、パブストリートへ繰り出します!
まずはスパへ。ほら、毎日しないといけませんから。
カンボジアでお気に入りのBodia Spaで、この日はフェイシャルをたっぷりと。みんなつるつるになりました。

夕ご飯は、そのままパブストリートへ。ここの雰囲気って独特で大好きなんです! 陽気で、開放的で、なんだか非日常そのもので。
動きまくったので、早めに引き上げて解散。私はすぐさまぐっすりでした…。

ー12/11(Wed.)

楽しみにしていたシンタマニ・シャックの朝ごはん! ここは、毎月ホテルモーニングを嗜む私が、早々と、今年5月に訪問した時にホテルモーニングオブザイヤーを授与したホテルなのです。

一日、遺跡を巡る! と決めていたので、3遺跡を駆け巡ります。日本語ガイドさんについてもらって、レリーフの一つ一つ説明してもらいました。ややっぱり全然違いますね、説明があると。
たくさん質問もさせてもらい、それぞれの感性が敏感になって爆発しているような間隔でした。これ、必ずアウトプットに影響しますから。だから、旅を愛しているんです。

その頃、日本ではアライアンスメンバーのさよが、翌日に控えた取材のために打ち合わせに臨んでくれていました。どうやらものすごく濃かった模様…。

日本を離れている間も、アライアンスメンバーが居てくれてこうして取材してくれたり、動画やサイト制作を進めてくれたり、アルバイトのゆりぴーが荷物を受け取って発送してくれたり…。
みんながいるから成り立っているっていうこと、感謝しています。

この記事は今月中に公開の予定です!

ー12/12(Thu.)

この日でカンボジアを離れるので、色々と名残惜しい朝。

ホテルにはこんな可愛い猫ちゃんが住んでいました。遺跡にも、街にも、猫や犬がたくさんいたなぁ…。野良鶏も、野良白鳥もいたもん。

空港までも、トゥクトゥクで。案外とスーツケース2個くらい軽く載せられるんですよっ。

シェムリアップからプノンペン、帰りは国内線でひとっ飛び。40分くらいなんですよね。
プノンペンでは、行ってみたかったカンボジア資本のカフェBROWN COFFEEでがっつりお仕事。ついでにイオンのスーパーでお土産のカンボジア特産の胡椒やパームシュガーなどを買いました。

ちなみに、イオン1ではひっそりと荷物預かりサービスを無料でしてくれてるんです。プノンペンの夜便で帰国する際、ホテルに預けられない場合など重宝しますよー。

この後、プノンペンにもあるBodia Spaで全身トリートメントをしてシャワーまで済ませ、21時過ぎにプノンペン国際空港へ。
お腹ペコペコでしたが、ここにはプライオリティパスがあれば無料で利用できるラウンジがあるので心配ないのですっ。同行者もカード一枚につき1名まで無料ですよ!

食べ物飲み物充実している広ーいラウンジで、出発までの時間を過ごしました。


ー12/13(Fri.)

早朝6時過ぎ、曇り空の成田空港に到着。
東京はもちろんカンボジアより寒かったけれど、不思議とそれほどの違和感は覚えませんでした。地球は広くていろんな気候があるということに、旅する生活を続けて来て馴染んだのかもしれません。

私と実加はそのままオフィスへ直行。こういう時、お風呂もあるオフィスっていいなぁ…暖かい湯船に浸かりました。(あるんです、お風呂)

午後には、それぞれ打ち合わせへ。私はいつもお世話になっている渋谷のCAMPFIREさんへ。実加は、長いおつきあいをさせてもらっている演劇系ファンクラブさんの事務所へ。


さて、夜はラブソルのオフィスで、運営している櫻田ラボのオフ会でした!
ご飯付きのオフ会のため、早速料理する実加。みんな喜んでくれて、何より櫻田さんが嬉しそうで何より幸せなのでした。

ー12/14(Sat.)

それぞれ、自宅で過ごす休日? 仕事は結局ちょいちょいするのですけど(笑)

でらみの自宅では、ラブソルで埋もれていたデスクが組み立てられて活用されているようでした! ちょっと胃を痛めて帰国したでらみ、精力的すぎる…。頑張り屋さんなんですよね。

私は、久しぶりに主婦業に勤しみました。後、風邪が治らないっていう…。あとちょっとの咳が!!

ー12/15(Sun.)

前日、休養したので、働きたくなる病。しっかり午後から出社。
カンボジアから帰ったばかりですが、もう大阪出張が目の前という!

オフィスに行く前に、カフェでちょっとばかしお仕事を。こういう時間が至福なんですよね。プノンペンでも同じことをしているけれど、ああ、日常だな…、日本だなって感じるひとときでした。


この度のカンボジア旅では、現地で働く日本の方、現地の日本語ガイドさんたちとたくさん話す機会がありました。

その度に耳にしたり感じたりしたのが、カンボジアという国から日本がとても愛されているということ。
それは、過去の行いによるものなのでしょうけれど、私たちには覚えがないことで、お礼を言われたり、褒められたりする度に、どうしたらいいかわからなくなる種類の感情に襲われます。

それに対する一つの解を、でらみがお世話になっている先で得てくれました。

自分がしてないことだから、お礼を言われる度に「なんだかごめんなさい」っていう気持ちになるのだけど、過去の日本人の方々に私たちもただただ感謝をしたらいい。
先人のおかげで、私たちが彼らから敬意を持って接してもらっている。

私たちも目の前のカンボジアの人に、できることをしたらいい。きっとまた、巡り巡って、未来の私の仲間を助けてくれるはず。

旅が、私たちにもたらしてくれるものの大きさとか価値とか、とても語りつくせません。膨大なインプットは、もちろんそのままアウトプットに昇華させていきます。そのための、旅だから。


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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香 note Twitter


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