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今こそ、「何者か」になりたい @mikaikeda6

おはようございます。沖縄三日目。本日最終日です。
今日は池田がお届けします。

今回の旅の目的は沖縄に新しくできたゲストハウスのPR。
昔懐かしい雰囲気のアーケード商店街に、突如現れる今風のゲストハウス。
1階はカフェ&バー、2階が客室。3階・4階はまだ工事中ですが、3階は客室に、4階も楽しい構想が色々と出ているようでした。

ゲストハウスと聞くと、安いけれども、その分どうしてもちょっと汚くて、若い学生やバックパッカーが泊まるんでしょ? というイメージがあるかもしれません。私はそうでした。

が、ここは正直いってやばいです。

経営にPRやデザインなど、それぞれのプロ中のプロが集まって想いを持って作り上げている空間です。

いま「プロ中のプロ」が集まって、と書きました。

今回の沖縄では、様々な人に出会いお話を伺う機会がありました。
どの方も、本当に強烈な専門分野を持っていて、そのお話をされているときはめちゃくちゃかっこいい。でも、仕事ばかりしているというのでもなくて、まさに「遊ぶように仕事して、仕事のように遊ぶ」を体現しているような人たちでした。

で、ハタと、自分はよ??? と思っちゃったわけです。

「私はいったい何者だ!?」

誰にも負けない強み、真っ先に想起される場面ってあるのか?

と、自らに問うてみるも、サクッと答えは出てきません。

もちろん、ノベルティの会社を始めて5年経ちますので、その道のプロだと思います。問い合わせでくるだいたいの質問にはソラで答えられるし、ほかの業者ではできない加工もできる、喜ばれるノベルティのアドバイスもできます。
こういったことが評価されているので、問い合わせが絶えることなく続いているし、リピーターも多く、会社が成り立っているのだと思っています。

でも、だから? やれば誰でもできることで、大したことではない気がします。
そう、人生でも何度かありますが、本当にすごい人と会ってしまうと自分がちっぽけに見えてしまう現象です。

さて、最近の学生や20代の若者に、将来の話を聞くと「何者かになりたい」という声をよく耳にします。
「何者か」って極めて曖昧です。
そういう意見に対しては、上昇志向は良いことだけれど、手の届かない空に向かってぴょんぴょん跳ねていても意味がない。まずは実(じつ)のあることを愚直にやっていくべき、と思うこともあります。

ですが、今こそ 「何者かになりたい!」

私は何者だと、胸を張って言える人間になりたい。

私は学生時代にそういう大きな志を抱いているタイプではありませんでした。当たり前に受験勉強をして大学に行って、当たり前に就職活動をして就職しました。そのほかの選択肢を検討することも疑問を持つこともなく。
そして、就職してからは営業職で超ブラック労働を体験しました。
このときは流石に辞めようかと思ったりもしましたが、それでもなんとか適応して楽しさを見出して働きました。

その全てが今、血肉になっているので、後悔はしていませんが、どの場面でも優等生ではあったけれど、突出したものがなかったから「何者か」になるという感じはありませんでした。

今からどうにかできるのか?
それについて少しだけ考えてみました。

そして、もちろん個人で10尖れればかっこいいのですが、そうでなくても、5尖ったメンバーが集まってラブソルというブランドを作り上げられたなら、それも強みになるんじゃないかという結論に至りました。
結論に至ったというほどの話でもないのですが、やはりまずはそこだなと再認識しました。

何か実現したいと思うことがあった時に、それぞれのメンバーが想起される人物になり、ラブソルが想起されるようになる。

思えば、今までの仕事を広げてきたのも全てそれでした。
ノベルティで信頼を得たお客様から、「動画もできるの?」 と聞かれて広がったケースがものすごくたくさんあります。
「動画を撮影して、編集する」なんて、今の時代、誰でもできます。
それでも業者は無数にあるので、お客様はどこかの業者を選定しなければなりません。
その際に、ここに頼みたいと思われる存在になる。
このやり方でラブソルは仕事を増やしてきました。

これからは、ここに、「ラブソルは○○な会社だから」ここに頼んだら良いよねという、わかりやすい○○を作っていきたい。
そんなことを思わされる沖縄滞在でした。

今日の最終便で帰るため、ほぼ丸一日滞在が残っています。
この一日でどれだけの体験ができるか、新しいことを吸収していけるか、楽しみな一日の始まりです。


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LA BOUSSOLE
代表 池田 実加
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