Webサイト制作で大事な「写真」にこだわる! ラブソル流撮影ディレクション @yuka_lab12
昨年の12月、弊社コンテンツ制作メンバーで沖縄に行っておりました。
この沖縄行きは、Webサイトの制作にあたり、サイトに使用する写真の撮影を行うため。
この記事では、弊社ラブソルが大事にしているWebサイト制作における「撮影ディレクションのポイント」についてまとめました。
沖縄を愛する、そろそろ沖縄旅について人から聞かれるようになってきたラブソル代表、ゆかがお届けしますー!
撮影からデザインまで。クリエイティブ制作を社内で完結できる強み
Webサイト制作にあたり、撮影からお任せいただくことは、これまでにも何度かありました。
素材を使用するよりはリアルなお写真の方がいいですし、世界観を統一していくためにも、デザインだけではなく使用する写真から担当させてもらえるのは非常にありがたい限りです。
社内には、カメラマンとして「ダイヤモンド・オンライン」や「NewsPicks」などの大手メディアからのお仕事も担当してきたみか。
動画クリエイターの堀くん、これまでたくさんのプロジェクトでアートディレクターを務めてきたでらみと、撮影のための人材が揃っています。
サイト制作にあたり大事なクリエイティブである撮影を、外注しなくても良い体制が整っています。
そもそも今回のプロジェクトは、以前オフィシャルサイトを制作したクライアントさまからの「リニューアルをしたい」というご要望からスタート。
単なるサイトリニューアルだけではなく、クライアントさまが大きく舵を切るタイミングでのご依頼。
リブランディングにも関わるプロジェクトです。
「撮影もお願いしたい」
そうおっしゃってくださったクライアントさまのためにも、新しい扉を開けていく背中を押せるようなビジュアルが撮れたら。
また、日頃たくさんの発信をされているので、使用できる画像もたくさんお渡しできたら。
そんな思いで打ち合わせを進めました。
撮影となると、撮影場所が必要です。クライアントさまが求める世界観が表現できるスタジオ。もちろんこれまでも経験から、いくつか思いつきました。
しかし、今回のリブランディング、それでいいのかな? という思いもありました。クライアントさまがエネルギーを感じられる場所、非日常な場所で撮影するのもあり…?
丁寧に打ち合わせを重ねる中で、クライアントさまの思いに触れる瞬間があり、一気に撮影場所が決まりました。
「沖縄」
沖縄の、自然の中で、憧れホテルで。
非日常の中で、これまでなかったシチュエーションや表情も捉えていく。
想像するだけでワクワクします!
しかし、もちろん費用も時間もたくさんのコストがかかります。それでも決意された思いに、身が引き締まる気持ちでした…!
撮影は、段取りが9割! やり直しが効かないからこそ準備が命
撮影は、動画にしろ静止画にしろ、とにかく撮り直すことが難しいところに、デザインやライティングとは違う「現場仕事」の緊張感があります。
とはいえ、私たちラブソルはこういった「現場仕事」も大好き!
何が起こるかわからない怖さも、一人ひとりが守らねばならぬポジションを守り抜くことも、チームで乗り越えたときの達成感がたまりません。
撮影で大事なのは、一にも二にも準備です!
やり直しが効かないからこそ、段取り命。
限られた日程の中で、さらに今回の撮影地は沖縄。全日程雨で全然撮れませんでした…! なんてことも、あってはなりません。たとえ天候が悪くても撮り漏らすことのないように。
事前に入念な準備を行いました。
まずは、撮影するロケーションを確認する「ロケハン」!
沖縄という関東から遠く離れたロケーションのため、通常であればそこまで予算をかけて現地確認をすることは難しいのですが…。
たまたま、撮影前の10月、ラブソルメンバーの一部で沖縄に行く予定を入れておりました(笑)
ほら、10月の沖縄といえばマニアにとっては最高の季節じゃないですか!
台風の確率は低くなるし、暑すぎないし、それなのに海にはまだ入れるし!
ちょっと取り乱しました…。
ロケハンでは、そもそも撮影OKなのか? という大事なところをチェックしつつ、シチュエーションや構図、光の位置など実際に撮影しながら確認していきます。
今回は、商業施設やホテル、カフェなどでの撮影を想定し、沖縄を大移動しながらロケハンしました。楽しかったです(笑)
クライアントさまと擦り合わせた内容と、ロケハンで掴んだイメージを元に、まずはイメージボードをつくります。
イメージボードは、実際にサイトの中でどんな写真をどのように使うかを想定し、衣装から構図までイメージを明確にするものです。
それを元に、次は香盤表をつくっていきます!
香盤表とは、簡単に言うと撮影予定表のこと。どのカットをどこで、何時に撮るか、などを記載します。
メンバーの役割もここで割り振られているので、撮影中はみんなこれを元に動く大事なものです。
実際の撮影前にやることのてんこ盛りさよ…!
でも、この準備がプロジェクトの成果のほとんどを決めるのです。大事。
現場は明るく元気に! 心理的安全性を保ち、最高の瞬間を切り取る
準備が9割ですから、ここまでできたら、もうあとは現場の雰囲気を大切に楽しむことが一番です!
撮影対象は、クライアントさまご自身です。
決して撮影に慣れていらっしゃらない方ではないのですが、遠く離れた地ですし、環境の変化や大事なプロジェクトを前に緊張感もあります。リラックスして、不安のない状態で、のびのびと撮影できるように。
現場でできることは、案外たくさんあるのです。
沖縄入りし、宿泊するホテルを移動しつつ、いろいろなロケーションで撮影していきます。
撮っては確認、サイトの方も同時進行で進めていたので、打ち合わせなんかも入れています。相当ハード!
撮影データも、沖縄のいる間にどんどん整理していきます!
もちろん、他のお仕事も抱えていますから、隙を見ては担当のお仕事をしたり、打ち合わせたり。
二泊三日。
クライアントさまも含めて、まさに「チーム」で動き、考え、つくりあげた時間になりました。
泊まりがけの撮影だったからこそ、食事やお茶の時間もともにし、たくさん語り合えたこともまた、素敵な時間でした。
そういった積み重ねも全部、全部、クリエイティブに反映しまくるのです!
後日、クライアントさまからこんなに嬉しい言葉をいただいて、一同、ジーンと…。こんな幸せなお仕事がありますか。
もちろん、このあと、思い切り気合を入れてオフィシャルサイトのリニューアルと、新しいオンラインコミュニティのサイトをつくりました。
後日無事に公開され、新しいコミュニティは700人以上のメンバーが集まっての船出となりました! すごすぎる…!
私たちは、公開後も裏側のサポートに奔走しながら、コツコツと現状に合わせてサイトのアップデートも行っています。
撮影から丸っとお任せいただいたその心にお応えするべく、今後も全力で走っていきますよー!
<リニューアル>
かんころオフィシャルサイト
<新設>
かんころ未来創造Lab
ディレクター:堀基晴
デザイナー:小野寺美穂
撮影:池田実加
ライター:野元萌乃佳
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