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『遊戯王マスターデュエル』日記⑥~ブラマジとコンタクト融合とそれ以外~

 マスターデュエルに春が来た!

 【ティアラメンツ】がやってきた!

噂には聞いていたが……

 いきなりの制限・準制限指定とURの多さ、そしてOCGで禁止カードになっているキトカロスがSR、という点から”短い命”であることを察せずにはいられない当テーマであるが、何かとカードを効果で墓地に送ることの多い昨今、がっつり首を絞められたとしても融合テーマの補助としては優秀そうなので集めておきたい所存。【HERO】とか相性良さそうですよねと調べていたらダークロウがティアラメンツ対策になるらしい。イイこと聞いたぜ!

 でも、がっちりと【ティアラメンツ】は組みたくない。強いからとかではなく、難しそうだから。バーッとデッキに落ちたカードを確認して、よしじゃあこう動こうとその場その場で決め込んでいく動きはさながらギャンブル。たらたら確認してたら制限時間で負けちゃいそう。余計に使いたくない。アドリブ性の高い最強キャラってなんか……すごいですよね。一様にロマンというのは憚られるけども。GGXXACのザッパとかこんな感じだったのかな。

 そんな最強テーマの来航する直前、【ブラックマジシャン】【コンタクト融合】を組んで遊んでいた。著しくタイミングは悪い。でもこのふたつのデッキ、使ってみると案外面白い。

 まず後者、【コンタクト融合】で遊んでいた。このデッキ何をすればいいんだと組んでいるときから疑問いっぱいだったのだが、このデッキのやることは一つだ。

 デストロイフェニックスガイを出したらあとは流れでコンタクト融合! たまに勝てるぞ!

 本当に要約するとこうなってしまう。なにせ先行でやることが無さ過ぎる。だからと言って後攻でひっくり返せるほどの瞬発力は感じない……のだが、実際のところはどうなんだろうか? あまり座学せず組んでしまったので既存のレシピを参考にしていない。後攻ワンキルコンタクト融合……なさそうだ。

 また耐性もないし手札や墓地に揃えなければいけないカードがあまりに多いため、ネオスペースをデッキに入れている余地もない。コンタクト融合体が出ちゃうと、インパクトはすごい。シャイニングネオスウイングマンはなかなかのものだがコンタクト融合体ではない。肝心のネビュラネオスやコスモネオスは出すのが難しすぎる。出ちゃうとすごいのだが……狙おうとしている間に大勢が決している。麻雀の高い手みたいなものだ。

 【コンタクト融合】にこだわらない【ネオス】であれば、レインボーネオスとシャイニングネオスウイングマンをネオスフュージョンとミラクルコンタクトで出しまくる荒らしデッキになれるかもしれない。それを試す気が起きるまで塩漬けである。宇宙に打ち上げてパワーをもらった方がいいかもしれない。

 一方の【ブラックマジシャン】はなんともまぁファンデッキ、というにはなかなかではなかろうか。サーチが多く竜騎士ブラックマジシャンと永遠の魂を揃えられれば耐性もそこそこある。幻想の見習い魔導士で火力補助もできる。黒の魔法陣もあれば相手ターンに除外で妨害もできる。盤面が揃った時の堅さにはうれしいものがある。

 しかし、よほど手札が良くなければ盤面が整うまでに2ターンはかかる。サーチは多いが大半はモンスターを引き込んでくるため、黒の魔法陣と永遠の魂を1ターンで揃えづらいのが難しいところだ。整っても羽箒一枚で突破される。耐性は付くが無効にして止めることはできないので展開はされ放題。除去はそこそこ豊富なので無理やり突破しにかかるほかない。思ったよりも力押しのデッキだが、使ってて楽しいは楽しい。今後も継続して使いたい。そしてもう少しいい感じにしたい。


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