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2019セパンテストまとめ その2 ヤマハ&スズキ他[ 2019年2月21日 発行 Vol. 222 ]

コンテンツ目次

【イタたわGPまくら話】
●ロッシこぼれ話:オート三輪通学、教師激おこ「オートバイで食べていこうなんて思うな!」他

・初めてのミニモトは?
・初めてのオート三輪は?
・教師激おこ「オートバイで食べていこうなんて思うな!」
・シーズン末、その年のモトGP機はどうなるのか?
・優勝パフォーマンスはずいぶんと評判だったが…

【2019セパンテストまとめ その2 ヤマハ&スズキ他】
●ヤマハ

・ロッシ10位ながら、かつてないほど高い機動性
・ハラキリ大改革に高評価
・技術面は改善されたのか?
・ロッシ&ヴィニャーレス、相変わらず意見はまとまらず…
・タンデム走法は大満足
・ロッシ「バニャイアとモルビデッリに毒でも盛ろうかと…」
・モルビデッリの感覚の鋭さはロッシ並み

●スズキ
・若手ライダーをフル活用!
・今年のリンスは一味ちがう
・ミール、シーズン中盤には速くなりそう

●アプリリア
・新CEOのおかげでチーム体制が整った
・イアンノーネ「テストで無理してる場合じゃない」

●KTM
・ザルコ政治的発言で根回し
・ペドロサが助けてくれる

イタたわGPまくら話

皆さん、こんにちは。
先日、久しぶりに外出した管理人のラ・キリコです。

本当に久しぶりの外出だったんで、つい勢い余って、寒い中を海の方まで行ってしまいました。
で、せっかくだから昨年秋に食べて大いに気に入った『アッフォガート・アル・カフェ』でもいただこうと、海辺のジェラテリーア兼カフェに勇んで入ってみたら…

「ジェラート関係は3月からで、今はやってないんです」って。

あぁぁ…
町中のジェラテリーアが開いてたんで、つい油断してしまいました(涙)。

しかたがないんで、帰り道にあったケーキ屋さんで『ティラミス』を買って帰り…
まぁ、こちらもコーヒー味だから気持ちは満足しました。

なかなか美味しかったし!

おっと、恒例のモトGPこぼれ話でしたね、はいはい。

今回のこぼれ話は…
今年1月末、ロッシ選手がTV出演した時に語った話で面白そうなのを集めてみました。
学生時代にオート三輪で通学してたとか…
高校の時、先生から「オートバイで食べていこうなんて思うな!」って言われたとか…
まぁ、どうぞどうぞ。

ロッシこぼれ話:オート三輪通学、教師激おこ「オートバイで食べていこうなんて思うな!」他

ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が1月27日、伊国営放送のトーク番組『Che tempo che fa』に出演し、次のように語った。

・初めてのミニモトは?
「初めてミニモトを買ってもらったのは1989年ですね(※ロッシ10才)。
日本からの輸入品で、父と一緒にそれで走りに行ったもんです。そこから全てが始まったわけでね。」

・初めてのオート三輪は?
「初めて『アペ(オート三輪)』を買ってもらったのは15才の時で…朝、通学する時、寒かったからなんですよ。
僕はタヴッリャからペーザロの学校まで通ってたんだけど、いつも寝坊してバスに乗り遅れてたもんだからスクーターで通ってたんです。
それで、寒くなってきた頃、父が『アペの方が良いんじゃないか?』って言い出してね。
ただ、すぐに学校側から怒られました…よく遅刻してたんだけど、いつも渋滞のせいにしてたもんだから。」

・教師激おこ「オートバイで食べていこうなんて思うな!」
「高校生の頃、美術史の先生と口論になったことがあるんですよ。僕が悪いんですけどね…
先生に向かって『(美術史なんか)興味ない。それで僕の人生が変わるわけじゃないし』なんて言ってしまったもんだから先生が怒ってしまって。
その辺りから険悪な雰囲気になってしまって、結局、その先生から『そのオートバイとやらで食べていこうなんて思わないことね』って言われたんです(笑)。
なかなかの名言ですよね。
今は従姉妹がその先生に習っていて、いまだに僕に腹を立てているらしいんです。それで、従姉妹がいるクラスでその話をしたらしくて…
従姉妹は『私はロッシの親戚です』なんて名乗り出ず、黙って聞いていたそうです。」

・シーズン末、その年のモトGP機はどうなるのか?
「日本のメーカーって、その年の終わりに1台だけ残して、それ以外はすべて廃車にして潰してしまうんですよ。
もう、どう考えても理由がわからないし、『それなら僕が貰っても良い?』って言ってみたりもしたんだけど。
まぁ、こう言っちゃなんだけど、置いておく場所がないのかもしれませんねぇ。
僕なんか、これまでタイトルを取ったマシンはホンダ以外すべて取ってあるから。
全部で4台あって、寝室には南アフリカで優勝した時のを置いてるんです。あれが一番のマシンだから。」

・優勝パフォーマンスはずいぶんと評判だったが…
「あれはタヴッリャにある僕のファンクラブで、そう言うことをやろうって話になったんですよ。
優勝した時、歓声を上げたり旗を振るだけじゃ寂しいから、なにか馬鹿なことをやろうって話になって…
それでダッチワイフを抱えて走ったり、トイレに駆け込んだりってことになったんです。
馬鹿なことをやろうってことで始めたわりには、ずいぶんと人気になってしまってねぇ。多分、2輪レースに興味のない人達にも気に入られたんじゃないかな。
2輪レースファンを増やしたって意味では重要でした。
特にイタリア国内で2輪レースファンが増えたのは、僕のお陰だと思うんですよ。」

(ブログ関連記事:ロッシ『モルビデッリ&バニャイアに抜かれたらむかっ腹が立つだろう』

おっと、そろそろ本編に行きますか!
『セパンテストまとめ その2』ってことで…
ヤマハのマシンはどのぐらい改善されたのか?とか…
ザルコ選手がまた政治的な発言をしているとか…
まぁ、どうぞ、どうぞ。

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