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ジャズピアノアドリブ演奏の教科書 第4回

3回目までの練習をしっかり取り組んだ後、進んでください。経験的に3か月はかかるはずです。急いで先に進んでも進歩はないので注意。


1 単調で退屈な練習は卒業

今までの約3か月の練習がなぜ退屈かを考えてみました。

 ♪ 何のため
 ♪ この先どうなるの

が具体的に分からないので不安だったと思います

これからは3ヶ月かけて身につけた道具を使って楽しみましょう
(道具でなく武器と言う人がいますが目的は楽しむことです)

今後自由に音符を弾くには
  「さあどうぞ自由に好きなだけ」
と言われても困りますね

そこで、骨格を先に作るのです
しっかりした骨格と骨格の間に音符を埋めてアドリブを創るのです

骨格がしっかりなので間の音符の自由度が広く多少外れても全体から見ると素敵なハーモニーになります (内緒ですが、間違えてもバレない)

例えば一日お休みがあったとして

何も考えず、ぶらっと歩き回るのもいい過ごし方ですが

最初に〇〇に行って、〇〇でショッピングして、〇〇でランチ
みたいにおおよそのポイントを決めておいて、その間はその時の雰囲気で自由な過ごし方もいいですね

雰囲気で自由なので、その日の気分でたくさんの選択肢がありますね。でもポイントが決まっているから、思いっきり外すことはなく充実できるはず。

アドリブを弾くとき

   ポイントを決めてが 骨格
   雰囲気で自由が 自由な音選び 

のイメージなのです。

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