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脳科学からオススメする、お子さまの最初の習い事

もうすぐ、新年度。新しくお子さんの習い事をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

我が家の子供たちが、早期から習っていたのは、英語です。
義妹が国際結婚していて、義弟がまったく日本語がダメ(彼に言わせると、万国共通語である英語が話せない日本人が、おかしいらしい・・・・・)なので、必要に迫られて、習わせましたが、語学系に進んだ長女が話せるくらいで、毎日、話す環境にないと厳しいなと思っています。

小学校入学くらいから、習っていたのが、「ピアノ」です。
(自分も習っていて、音感が鍛えられ、おかげで音楽の授業も楽しかったので)

息子に至っては、姉たちが弾いていたので、1歳から、ピアノの前に座っていました。習い始めたのも、幼稚園に入園した頃です。
聴覚は2~5歳で臨界期(脳の中で神経回路が集中的に作られたり、その回路の組み換えが活発になる時期、その能力を習得するのに適切な時期)を迎えるので、ピアノを習うのなら、息子が習い始めた時期が最適であると思われます。

実は、このピアノ、私が思っていた以上に、脳に良いことがわかりました。数ある習い事の中で、「HQ」が突出して伸びることが、科学的に証明されています。

HQとは、「Human Quotient」つまり「人間性知能」を指します。人間性脳科学研究所所長の澤口俊之氏によると、「目的・夢に向かって、社会の中で協調的に生きるための脳力」であり、「明確なビジョンとぶれない信念」「あきらめずに道を切り開く気概」「他者のありがたみを知ること」「相手の立場を意識した行動」といった、人間として必要な知能のことをいいます。
このHQが、ピアノを習うことで、伸びるのです。

2000年に発表された論文によると、8~10歳の小学生を対象にしたヨーロッパの研究では、あるクラスにはピアノ、別のクラスには演劇のレッスンを1週間に1回行い、4か月、8か月後にその経過を調べたところ、ピアノのクラスで、「問題解決能力」が向上しており、また2012年のヨーロッパの研究では、一般知能も上がっていることが証明されました。

東大入学者の2人に1人が、ピアノ経験者であること、開成中学では、ピアノのレッスンを授業に取り入れていることなどからも、ピアノのレッスンは、脳に良い影響を及ぼすことは間違いないといえるでしょう。

実は、私も5歳からオルガン、7歳からピアノを習っていたからか、勉強はともかくとして、中学、高校時代のIQは、130を超えており〜地頭は良いのかなと思っています。

私もまた、ピアノを習おうかな???


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