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Drマイケルのソマティック・エナジェティクス 2回目「遅れて来る癒し」

先日、Drマイケルのソマティック・エナジェティクスの
2回目の対面セッションを受けてきました。

1回目のセッションがパワフルだったので
2回目を受けたいと思ったのと、
Drマイケルのチャーミングな人柄が好きで、
また対面でお会いしたいと思ったのが、
主たる理由です。

「台風が近づいていて場合によっては
キャンセルになるかもしれません」という事務局からの
メールが届くようなそんな日でした。

会場に着くと、前回はそうではなかったのですが、
今回はセッションの前に一人一人の身体の状態を
Drマイケルがチェックするということで、
私の番が来ると・・。

肩の左側と腰の左側を触られた時に、
自分でも張っているのが分かり、
Drからも
「ここが張っているね~。ここの緊張を今日はリリースするから、
深く呼吸をしてね」と言われて、
「今日のセッションはmindや soulというよりbodyの
ためのセッションになるのかな?」と予感しました。

前回はセッションが始まってすぐトランス状態というのでしょうか?
様々なビジョンを見たりしていましたが、
今回はそんな事はなく。

セッション中は嗚咽している方と、笑い転げている方、
歌っている方がいましたが、私自身は感情の動きは特になく。

サポートしてくださる方が数名いらしていたせいか、
前回はほとんど触られることはなかったのに、
今回は結構体に触れられる機会が多めでした。

あとは、全体としてもカイロ的に?
Drマイケルはカイロプラクティショナーでいらっしゃるので、
何人もボキボキッとカイロ的な処置を受けている人が
いる回でした。
(私はボキボキされませんでしたが、セッションが終わるころには
最初に感じていた体の張りはとれていました)

セッションが終わって皆で大きな輪になりながら、
Drマイケルがこんなことをおっしゃいました。
「癒しはここだけで起こるものでなく、明日、明後日、
或いはそれよりも後に起こるかもしれない。
癒しは時に嵐のような怒りだったり、訳の分からない幸福感だったり、
或いは静かなさざ波のようなものかもしれないけれど、
それらが起きてきた時には、それを起こるままにさせてあげてくださいね」

私自身はやっぱり何らかの癒しの必要を感じて
ここにいるのだと思うから、
今この瞬間でなくとも、このセッションがきっかけとなって
何らかの癒しが自分に起きてくると良いな、
と思いながら会場を後にしました。

あのセッションから今日で3日目。
いつそれは起きた?と聞かれると難しいのだけれど、
気づきがありました。

それは、自分が子育てをしている間、
いかに「独り」であることに緊張していたか、
に気づいたということ。

思い返すと私の夫は、結婚してからコロナ前まで
とても海外出張が多い人でした。

私の最初の子育ては駐在先のロンドンで
始まったようなものなのですが、
ロンドン駐在中も夫はアメリカに頻繁に出張しており。

ロンドンは日本ほど治安が良いわけでもなく、
夫以外に頼れる人のいない私は、
夫が出張中、私が体調を崩しでもしたら
或いは何かあったら、生まれたばかりの長女を
一体どうやって守ったらいいのだろう?と
緊張していました。

日本に帰ってからも私は事情があり
実家と疎遠なため、
「身内」と思える人が夫しかいませんでした。

ですがやはり日本で2人目の子を産んでからも、
夫は月単位で海外に出張に行くことも度々で。

肉体的な子育ての負担は勿論、
精神的に相談ごとがあっても時差のある場所にいる
夫と連絡を取り合ってゆっくり話すことは難しく、
今思うと様々なことを独りで抱え込んでいた気がします。

ただ私の場合、最初の子を出産した時から
このような状態であったため、
これが私の「通常の状態」であって、
自分が緊張している、とは思い至りませんでした。

それが、今回セッションを受けた後、
フワッと「そうだ、私子育てしている間
”独り”ということにとっても緊張していたんだ」
と気づいたのです。

そして、同時に長女が大学生となり、
息子が来年中学生となる今、
「独りで子供を守ること」をもうしなくても良い。
「子供を守るため」に緊張しなくて良い。
ということに気づけた気がします。

「気づくこと」はいつも大きなことで、
「気づくこと」は「変わること」の
扉の前に立っているようなものです。

気づいて、変わることを決めて
或いは手放すことを決め
前に踏み出せば、変わっていけるから。

私はこの緊張を手放して、
そこに費やしていたエネルギーを
今度はより自分のために使っていけるんだ、
そんな明るい未来を予感しています。

Drマイケルの言っていた
「遅れてやってくる癒し」
それが確実に私にも起きていると
感じられた出来事でした。




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