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札幌再発見(2022.6.4-6)①

熊本→福岡→新潟を経て、自宅に帰ることなく札幌へ出張。自宅を出発して1週間くらい経っている。
行くのは5年ぶりくらい。それは楽しいひとり飲みを知る前のことだったので、実質「初めて札幌で飲むぞ!」という気持ちで新千歳空港からバスに揺られ市街へと向かう。

フライトでは東北の山々を見るのを楽しみにしていたが
雲が厚く見えたのはこれだけだった
なんだろう、、岩木山?

張り切ってすすきのにホテルを取った。
札幌は少なくとも四度目。かつての札幌の印象は「なんだか思ってたよりごちゃごちゃしてて柄悪いな」であったが、今回得た印象は「どこも安くて美味しくてさらには風光明媚、最高〜!」である。福岡同様、自分の成長を感じる。

なんて美しい街だろう

夜を前にして少し市街を散歩する。
少し東に行けば、石狩川の支流である豊平川という川が流れていて、これがまた、ビッグスケールで、歩いて気分よし、眺めて美し、なのである…
すっかりこの川に惚れてしまって、よいところだなあと橋から見える思いの外自然豊かな札幌をしばらく眺めていた。

気候も本州に比べ湿度が低くからりとしていて、少し寂しい気持ちになるようなひんやりとした空気が景色の美しさを助長していた。
空も夕暮れが始まる頃で刻々と変化しずっと眺めていても飽きる気配がない。このような美しい場所とたのしい繁華街がすぐそばに隣接している奇跡に胸が熱くなる。

街に行けば百貨店、路面店、飲み屋、目白押しであり、かと言って前に思ったほどごちゃごちゃもしていない気がした。
むしろ「すっきりとした都会」というイメージだ。
6月の透き通った空気も相まって、余計にそう思う。
街の中心部よりも、川へ向かう少しずつ人気が少なくなっていく一帯の方が、もしここに暮らしていたら通うだろうなあという良店の雰囲気漂う飲食店が多かった。叶うものなら1週間くらい滞在して、いろいろと楽しみ尽くしたいところだ。

残念ながらあまり胃腸の調子が良くなかったのと、翌日仕事が早かったこともあり、この夜はスープカレーを食べて大人しく宿に帰ったのだが、よく見てみるとホテルの1階にバーがある、、、
しかも評判を見てみると悪くなさそうなのである。
外に飲みに行く気力はなかったけれど、これは「たまにはバーにも行ったら?」というお告げだろうか、と思い、まあ軽く1杯、とそのまま大浴場に行くつもりでお風呂セットも持ってバーに向かった。バスタオルを持ってバーに行ったのは初めてだ。

つづく。

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