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【メキシコ、キューバ旅2018】Day2前編 メキシコシティ

2週間の旅の中で、一番、一日を長く感じた日

海外旅行あるあるに、チケットを買うための長蛇の列をどう回避するか問題ってあるとおもうんだけど、それをこの日はラッキーだけで乗り越えられてしまったから、ほんとにありがたかったなぁ。

トピックはこちら!

フリーダカーロ博物館
チャプルテペク公園
チャプルテペク城
ウィスキーで風邪は治るのか問題

フリーダカーロ博物館

メキシコシティの観光地といえばここ!というくらい有名なところです。

女性芸術家フリーダカーロの住んでいたおうちが、彼女の美術館になっているような場所です。彼女はメキシコを代表する人物で、そこらじゅうのお土産やさんに、彼女のグッズが置かれています。

この日は朝ゆっくり起きて、のんびり朝食をとって、Uberでフリーダカーロ博物館へ。 

到着するとそこには長蛇の列。しかも列は動いてるようにもみえない。「まいったなぁ」とおもっていると、そこに一人の男性がやってきて、、

ヒューストンからやってきた彼は、友達と前売りチケットを買ったのに、8人がなんとドタキャン。。8枚のチケットを誰かに引き取ってもらわないと大損するって言ってくるわけですよ。

うさんくさすぎて、えぇ!?って驚きが隠せない私たち

だけど、疲れたような、もはやめんどくさそうな顔の彼は、なにかだましたりする風にも見えず。

念のためチケットオフィスで、彼のチケットは有効なものなのか確認して、ほんとうにちゃんとしたチケットだったので、その場で彼のチケットを買わせていただくことになりました。正規料金よりだいぶお安くチケットをゲットさせてもらってしまいました。

博物館前に到着してすぐ、私たちのもとに彼があらわれたのは、実はチケットはメキシコ人用と外国人観光客用で値段が違うから、明らかにアジア人=外国人の私たちを見つけて彼は話してかけてきたってことだったみたい。

時間指定のチケットだったこともあって、その時間までにチケットをさばかないといけない彼は、すぐに次の外国人を探しに行ってしまったんだけど、ちょっと疑いの目をかけてしまって申し訳なかったなぁっておもった。

もう少ししっかり謝りたかったなって後悔が残っています。。

海外旅行って、つい警戒心強くなってしまうんだけど、ほんとうに困ってる旅行者なんかはお互い様だから、もっと相手をよくみないといけないかなって、おもいます。

長蛇の列をスキップして、カメラ持ち込み料をお支払いして、いざ中へ。

事前情報やお写真だけみてると、正直、「なにがそんなに人気なところなのかなぁ」とおもってしまっていたんだけれども。

『あぁ、やっぱりアートって、その場に行かないとわからないんだな。

ネットや本で見ただけで、知った気にはなれないな』

あらためて、そうおもわせてくれる場所でした。

おうちのお庭、中庭のようなところを自由に散策できるんだけど、ほんとうに雰囲気がよくて。

今まで感じたことのないような、不思議な、洗練されたアーティストの空気感が、たしかにそこにありました。

健康面でも、結婚生活でも、フリーダカーロはとても苦労の多かった女性だとおもわれるんだけど、そんな彼女が生み出す作品や、病気のために使用していたコルセットを、美しいドレスのように仕立てる精神性に心が奪われる時間でした。

わたしは、人間の永遠のテーマは愛、健康、そして家族だとおもうんだけれど。

フリーダカーロは、そのすべてを問いかけてくれるし、「わたしより大変なひとがこんなに頑張っていたなら、わたしももう少し頑張れるかな」とおもわせてくれる。

たくさんのメッセージを受け取って、少し揺らぐ、疲れを見せる自分の心を美しい中庭が癒してくれる。

完璧な博物館でした。

チャプルテペク公園

フリーダカーロ博物館で、アートの刺激を全身に受けた心と体を癒してくれたのはチャプルテペク公園。

メキシコシティの中心部にあって、代々木公園と井之頭公園を足して割って大きくした、そんな雰囲気の公園です。

入らなかったんだけど、文化人類博物館側の入り口のスタバがすごい自然と融合しててオシャレでよかった。スタバ好きさんにはとってもおすすめ!

お土産屋さんもたくさん並んでいるので、お店の人との値段交渉を楽しみながらお買い物するのもありですね。

わたしたちはおなかがすいていたので、公園中央にあるフードコート的なところで遅めのランチをとりました。タコスとか、日本で見たことないようなごはんを頼んで、メキシカンフードを楽しみました。観光地のわりに、良心的なお手頃価格でした。

公園の中はローカルの人たちもいっぱいいて、カップルで芝生に寝そべって愛を育んでいる感じが、「あ、海外きたなー」って感じがしてよかったです笑

よく晴れた空の下、さわやかな雰囲気のなかでも、カップルの空間だけはとってもスイートで、ラテンノリっていいなぁって気持ちになりました。

子供たちも走りまわるような公園でも、しっかりロマンティックをつくれるラテン男子たちのスキル、ほんとうらやましい笑

チャプルテペク城

メキシコシティ旅行にいった時には、ぜひここに行ってほしい!と太鼓判を押せるお城です。様々な国の方が城主になった歴史のあるお城は、見ごたえありまくりです。

ヨーロッパの建築や美術品とは一味違ったものがたくさんあって、日本でもお見かけしたことないような作品にあふれていて、アドレナリンが放出しっぱなしでした。

アート、カルチャー、歴史に興味がある方は必見だとおもいます。

小高い丘にあるから、一日の終わりに行くとちょっと体力しんどいので、午前中から行かれることをおすすめします。

公園の入り口から、お城のチケットオフィスまでは30分は見積もったほうがいいかなぁ。公園の入り口もたくさんあるので、お城から遠い入り口だとけっこう時間がかかるかもしれません。

わたしたちは、入館できるギリギリアウトな時間に到着したんだけど、そしたらなんと、チケット代を払わず入場できてしまいましたw

チケットオフィスの人たちはもう帰りたくて閉めちゃっててね。「めんどいから、もうはいってー」って感じでしたね笑

ありがたく入場させてもらいました。

時間の関係上、すべての展示物をみることはできなかったので、ぜひ再訪したいところですね。

こちらのお城のお庭も、メキシコシティを見渡すことができてとても素敵な場所です。

お写真撮ってるひとが多かったのですが、近くの観光客の方たちから、「写真をとってくれないか?」とお願いされ、もちろん快くオッケーしたのですが

わたし「3,2,1,,スマーイル!」って調子よくいったら、カップルさん熱烈キスしはじめてw

えw

まじか!

あ、まだ終わんない?w

みたいな笑

ちょっときまずい気持ちになりながらもカメラを渡したら、カップルさんたちは写真チェックしはじめて、、気まずそうに、「もう一枚、、!」

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いや、ね。一枚も二枚も変わらないし?全然いいよ!情熱的なラテンの国だしね!と、気を取り直してカメラをかまえるわたし

角度を調整するカップルさんたち

そして

はじまる

情熱度の増したキス

慣れてきたわたしは、一生懸命、できるかぎりのシャッターを切りました笑

二度目のカメラチェックでは、彼女さんがとっても満足気に「ムーチョグラシアス!(ありがとうございます!)」と笑顔で言ってくれたので、わたしも満足です笑

たぶんね、彼氏さんが彼女の腰にまわした手に力を入れたときの一枚ね。彼女そのとき顔かわったから、たぶんあれがお気に入り。わたしにはわかったよ、うん笑。

こういう、ちょっとしたコミュニケーションですら刺激的でたのしかったなぁ。

わたしも恋人ができたら、海外旅行中はキス写真とってもらってみたいかもしれない笑。でもこれってわりと普通のことなのかな?お国柄によるのかもしれないけれど。気になる!!

ウイスキーで風邪は治るのか問題

一日中観光をして、刺激と満足感でいっぱいのわたしたちでしたが、前日メキシコ入りしたときからとにかく体調が悪くて、、

寒暖差のあるメキシコシティ

夕方ホテルに帰るころには身体が冷えきっていて。コンビニで購入してたスコッチウイスキーをストレートでぐびぐび笑

なんとかメキシコシティの土曜の夜を楽しみたくて、体調が戻ることを期待しながら身体をあたためて仮眠につきました。

昼も夜も楽しいメキシコシティ

土曜の夜はどんな思い出ができたのか

それは次回のnoteに続けたいとおもいます
 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

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