サッカー選手の彼女だと5chで噂になっていた話


驚愕。
とある選手の彼女は誰か?という話題で私の名前が出てきたのである。
ネット上の匿名掲示板での書き込みだ。

全くもって事実無根である。
"選手よりもマスコット"だと主張してきた。
裏表を使い分けるほど要領の良いタイプでもない。
しかし掲示板には「マスコットが彼氏というやつに限って選手と繋がってる」「繋がってるくせに一般サポ顔してるのは鼻につく」と書かれている。
大きな問題になるような書き込みは後述するが、
とにかく選手と付き合いがある前提で話が進んでしまっていた。

件の話題に関しては当該の書き込みを全て記録。
以前からお世話になっている弁護士に相談済み。
IPアドレスを開示した上で法的措置を取ろうと動き始めた。

この行動がクラブや選手に迷惑がかかることではないだろうか、と心配したがその点に関しても確認済みである。

選手の彼女と間違えられるのは名誉なのか?

正直サッカー選手や芸能人の彼女だと名前が挙がる人は幸せだとすら思っていた。憧れの対象と話題になるだなんて間違いだったとしても喜ばしいことではないか。否定してもちょっと有名人っぽくなる。

しかし、いざその立場に立ってみると違う景色が見えた。

 ・今までマスコットが好き、と主張してきたことが嘘だと捉えられる
 ・周りの人から疑われ、弁明する時間を割かなければならない
 ・全ての行動が都合よくスレ上で解釈され、行動が制限される
 ・容姿や国籍、職業について事実でないことを書かれる

プライバシーなんてあったものではない。
Twitterで否定してもログはすぐに流れてしまう。

いつか私が転職や結婚などのライフイベントがあった時に
何も知らない人事担当者や相手の家族がインターネットでその情報に触れた時に私はどうなるだろう?
彼氏がいるのに選手と二股をしていた人、建前と本音が違っていた人…。
…少なくともポジティブな印象は受けない。

何をしても匂わせだと思われる恐怖

母が「次のユニフォームは噂になった選手にしようとしていたけれど、
今ユニフォーム買ったら疑われちゃうね」
と笑っていた。
笑ってくれて良かったけれど、これって行動が制限されている。

今後Twitterで選手のゴールが決まった際に
私が選手名をつぶやけば匂わせなどと言われるのだ。
変に発言しなかったとしても疑われる。
自分も家族も行動や発言が思うように出来ないのは居心地が悪い。

また、私のマリノスケ愛を少々軽んじてやいないだろうか…?
かけた金額が全てではないが、周りを黙らせるほどに貢いできたし、スタジアム外でもマスコットの応援は出来るだけやってきた。
こんなイメージがついてしまっては今後いくら「マリノスケが好き」と言ってもビジネスマリノスケラーにしか思われない。
それは記事を書く際にも影響が出る。信頼の問題だ。

選手のことは応援しているが、自分にとっては神様のような存在である。
だから人となりを知るのは嬉しいが、身近にいて欲しいというよりも憧れの存在として距離感は保っていたい。そういうスタンスでやってきた。
ある意味、今まで築いた自身のブランディングを壊されるようなことだ。

「一般人がブランディング?」と思われるかもしれない。
しかし、記事を書く上で取材するにも「女性サポーター」というだけで「選手狙いなのではないか」と危険人物扱いされ、まともに答えてもらえない時期があった。ただスタジアムの授乳施設やキッズスペースの取り組みを聞くだけのことなのに…。
何年もかけて「マスコットが本当に好きな人」「関係者面をして内部と繋がりを持とうとする人物ではない」と認知してもらえるよう尽力してきた。
信頼が一瞬で崩れてしまうようなことをされたのは悔しい思いである。

何も選手の彼女になる人を否定している訳ではない。
向き合い方は人それぞれだし、選手だってプライベートがうまくいけば結果を出せることもある。好きな人の為に頑張ろう、と思えるのは尊いことだ。
選手はプレーも人柄も素晴らしいから憧れるのだってわかる。
だからそういった人達を否定する意図は一切ないが、私はこれからも応援チームのファン感謝祭に自由に参加したり、つぶやきだって自由にしたい。

「パクリ騒動」が彼女疑惑より辛かった

一番困ったのはこれだ。
「ささゆか、話題が出た途端にTwitterで彼氏アピールしてるよ。絶対にここ見てるよね」という書き込みだ。
以前から彼氏がいることは書いていたし、その時私はヨーロッパに旅行中だ。SIMの容量が減るからネットはSNSと調べものしか確認していなかったし、そんな書き込みがされていることすら知らなかった。
それでも推測で話は進むのだ。

そもそも、私がこうして5chを確認するきっかけになったのも
推測が原因ではじまった騒動
がきっかけであった。

とあるサッカーライターさんが私の記事をパクっているのは本当か

明らかな捨て垢から上記のようなリプライを受けた。
フォロワー数やつぶやきの少なさ、内容からイタズラ目的だと捉え無視を決め込んでいたが、数日後にお相手のライターさんご本人にそのアカウントが突撃。ライターさんも驚いてしまう事態となる。

お相手のライターさんとはその当時、相互フォロワーでなかったのでしばらくやり取りに気が付かなかったが、友人が心配してLINEで教えてくれた為に早い段階で誤解を解くことが出来た。
もちろんライターさんの記事は指摘されたような相似も認められず、オリジナリティのある素晴らしい記事であった。

突撃してきたアカウントは「ネット上で噂になっていたから」と言っていたが、その匿名掲示板の推測も的外れなもので呆れてしまった。

ライターやブロガーの一番の苦悩

以前から記事を書く時の一番の難関は「オリジナリティ」だと思っていた。
取り扱うテーマが似てしまうのはサッカーではよくあること。
しかも最近ではTwitterもあるから、誰かのつぶやきと同じ内容を意図せず書いてしまうということが起こってもおかしくないのだ。

ネット上は膨大な情報に溢れている。内容、言い回し、同じものがあるか確認するのははっきり言って無理だ。
記事を公開するたびに炎上しないかヒヤヒヤし、毎回命が削られる想いをしている。原稿料に見合わないほどの苦しみだ。
内容がない記事、と言われるよりも誰かの真似と言われる方が1億倍怖い
だから内容が似ていたくらいでパクリ、なんて人に言うのもはばかられる
似ているものはもちろんある、あるけれど同じテーマでも人それぞれの視点の違いを楽しめるのが魅力だと感じていた。
それをパクリなどと言えば今後マスコット記事や海外ストアの記事を書く人は減るだろう。つぶやきさえも減ってしまうかもしれない。
大げさと言われるかもしれないがこんな事態は「文化の喪失」になるとさえ思っていた。そこでこの騒動である。

確かに人に記事を真似されたことはあった。
しかし、まったくの別件であり本人とも話し合いが進んでいる。
これを発したのも「以前言っていたことと論点を変え、さも自分が言い出したかのように振舞った」ことが原因である。ただ記事の言い回し、口調、スラングが似ているだけでは判断せず、慎重に線引きしてきた。
また、媒体の記事であれば編集の目も入るから、もしそういった疑問が出れば当人同士でやり取りはせず編集者に一報を入れるだろう。
そういった最低限のことも出来ないと思われたのは心外である。

お会いしたことのない方とのネットでのやり取りは難しい。
ましてネガティブな話題ではじめましてを交わすことになるのは好まない。
「気にしていないから大丈夫」と言って頂いたが、
ご本人と編集の方を交えて直接誤解を解くための時間ももらった

実際"パクられた側"とされている私も記事を書く手が止まってしまった。
絶対に成功させたいと力を入れている原稿があるのだが
「ささゆかの方がパクリじゃん」「パクられるほど大した記事でもない」と言われたら…と考えると、怖くて仕方なくなってしまった。
おそらくだが、お相手のライターさんはもっと苦しまれていると思う。
やり取りを見ていたライターさんやブロガーさんも同じだろう。
苦しむのは思うツボだから気にせずに、と言われるかもしれないが気にしないのは意識して出来ることではない。やっても出来ないから苦しいのだ。

"パクり騒動"については当人同士で誤解を解きあった。
だから悔しい思いは残るが、一応は収束している。もう広げない。
冗談で「記事パクりやがって~」と言い合えるような世界に行きたい…。

有名税や大人の対応が理解できない

サッカー選手の彼女だと疑われたスレッドにおいて、
2月には私のInstagramのアカウントを晒され、容姿に対する中傷や、彼女は日本人ではない、血の汚れた反日売女などの言葉も書きこまれていた。
人種を間違えられるのは良いが、そこに連なる差別発言はひどいものだ。

匿名掲示板ってそういうところだよ、では済まされないと感じている。
選手自身や日本に住む外国人も普段からこのような中傷に晒されているのだと思うと心が痛む。

また、繰り返しになるが勝手な推測で話が進むことで、行動が制限されとにかく生きづらい。噂だとタカをくくって否定せずにいればパクリ騒動と同じように燃えてしまう可能性だってある。今後スタジアムで直接何か言われたり、攻撃されるかもしれない。

 ・面白おかしいつぶやきをする人
 ・女性であること
 ・強い言葉を使わないパーソナリティ

ナメられやすい、という言葉は好まないが、そう見られる要素が詰まっている。この人なら何を言っても大丈夫だ、と見られやすい。

私自身が戦うのも良いが、それではタイムラインを汚してしまう。
また、不快が続いてしまうのも精神衛生上良くない。
こういったことはその道のプロに任せ、
自分はいつも通りに過ごすのが正しいと考え今回の依頼に至った。
弁護士への依頼は
揉め事を大きくすることではなく
いつも通りの自分を保つための手段だ。
巻き込まれた争いをプロに解決してもらう、ただそれだけのことである。

周りの友人や恋人、家族に1人も大げさだと言う人はおらず、
むしろ「素晴らしい判断」「一緒に寄り添って味方になる」と背中を押してくれる人ばかりだったのには救われた。
サッカーの仕事の依頼が減ってしまうとか、腫れ物に触れるように扱われてしまうのではないかなど、葛藤もあったが自分の判断に自信を持てた。

「気にしすぎないことが大事」
「黙って受け流すのが大人の対応」
「反応すれば相手の思うツボ」

この考えは平成の奥底に置いてきた。
「有名サポーターなんだから仕方ないですよ、有名税だと思って」と言われたこともある。
有名だから何かに犠牲を払うという考えは間違えだ。
なりたくてなった、有名になるのが目的、でもない。
サッカーだけでなく、どの趣味の世界でもこういった中傷は多く、
波風を立てないことが良しとされているのでエスカレートするばかりだ。ネット中傷に対して軽く考えている人が多すぎる。
気にする、気にしないの問題ではないような気がしているのだがその文脈でいつも収束してしまうのが不思議なほどだ。

女子サポって大変だね、でなく一緒に考えて欲しい

以前、同じような事例で選手との熱愛疑惑をかけられ、
毎週通っていたスタジアムに来れなくなった知人もいる。
これは女性に限らず誰にでも起こりうる話だ。
せっかくサポーターを増やそうと尽力しているところで、離れざるを得ない人がいるのは穴の開いたバケツと同じだ。
まずは穴をふさぐ努力をしなくてはならない。
"快適な観戦環境"とは果たしてスタジアムの設備だけの話だろうか?

現在進行形で原稿には苦しんでいる。
この状態はしばらく続くだろう。
だが、その苦しさを味わってもサッカーについて考えたいし、共有していきたい。ライターもサポーターも変わりなく発信できるこの時代だ。
誰かの記事やつぶやきに触発されてアイデアがひらめくあの瞬間、
そうして活発に交わされるやり取りで成熟する文化の一員を見届けたい。
良い方向に使えばインターネットの発信は有益なものなのだから。

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ささゆか

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