Jリーグユニフォームを着て世界を歩こう

海外旅行の度にマリノスのユニフォームを着て写真を撮るのが楽しい。

きっかけはマリノス公式が提唱したハッシュタグ企画なのであるが、
今ではタグ関係なしに楽しんでユニフォームを着ている。

実はマリノスだけでなく世界のクラブも同じ企画をやっている。

この企画、サポーターにしてみればただ旅行先でユニフォームを着て写真を撮るだけなのだが、マーケティング的にも興味深いものなのである。
この企画で得られるいくつかの効果を書き出していこう。

スポンサーをアピール&獲得できる

ユニフォームにスポンサードしてくれている企業を着るだけでPRできる。
ただのPRではない、写真撮影するのは観光スポットだから
”人が集まる場所"でのPRが可能になるのだ。

外国にいるなら日本企業のPRは意味がない、と思われるかもしれないが
日産車は世界中で走っているし、チャンピオンズリーグでの冠スポンサーを務めるほどグローバル戦略を強化している。
また、海外のスーパーマーケットでは日清オイリオの製品も見かけるし、何よりその写真をSNSに載せるならフォロワーの友人にもPR出来る。
私たちのSNSって企業にとっては宝のようなものだ。
テレビのCMは家にいないと見られないが、SNSでの友人の投稿なら電車でも出かけ先でも見られる。
そこにダイレクトにPRが出来るなんてすごいことなのだ。

マリノスは数年前に背中スポンサーが空いていた時期がある。
だからユニフォームにスポンサーを入れてくれる企業を得ることの大変さは身に染みているのだ。サポーターが出来る協力はなんだってやりたい。

また、新しいスポンサーを得られる後押しにだってなるかもしれない。
もしJリーグに外資参入なんて日が来たとする。
そんな時、世界中を旅するサポーターが何人もいるクラブがあると分かればエミレーツ航空胸スポンサーはうちのものだ
オイルマネーでみなとみらいに専用スタジアムとメガストアが建つだろう。

サポーターはオフのスケジュールすらもクラブに掌握されている

贔屓クラブに魂を捧げればもうあなたの生活はクラブの管理下におかれる。
サポーターが旅行をしようと思ったら、それはもうサッカーの試合がないオフシーズンしか選択肢はない。
クラブはその時期を利用してハッシュタグ企画をPRする。
オフシーズンって移籍もあるからクラブにとっては難しい時期なのだが、
この時期にもユニフォームを着用することで忠誠心を保ち続けられる
俺は、私は、このクラブの一員なのである、と。
スケジュールどころか、心理も掌握されているのは恐ろしいが、
それに喜んでのっかってしまうのもまたサポーターであろう。

あなたがリゾートでのんびりしている時、心は贔屓クラブに捕まれている…。

近年の新ユニフォーム発表に見る"普段着"戦略

下記2ツイートはユヴェントスFCとマンチェスターシティの新ユニフォーム発表時のツイートだ。ある共通点に気がつくだろうか。

数年前までの新ユニフォーム発表といえば選手が直立で腕を組み、スタジオで撮影されるのが一般的であった。しかし今はどうだろうか。

一般人に近い体型の男女モデルを用意し、背景は日常のストリート。
ユニフォームを全面的に見せるどころか、ジャケットと合わせた着こなしを提唱している。スポンサーのロゴが隠れるのは今やタブーではないらしい。
ユニフォームはスタジアムだけで着るものではなく、日常で着てこそだと言いたげである。
アディダスも2017年より"Stadium to Street"とスローガンを掲げ、
そのまま街に出ても自然な普段着としてのユニフォームをデザインしている
日本ではユニフォームは一般的でないが、世界を旅行するとみんな普段着で着ていることがよく分かる。空港でもホテルでも街中でも、だ。
汗をかいても速乾性に優れ、伸縮するからどこでも着やすい。
私たちも普段からユニフォームを着て生活していいのだ。

顔を出さなくても参加できる

多分こういう写真企画で敬遠されるのは"顔を出さなくてはいけない"ことだと思う。特に日本では顔写真の悪用や、容姿に対する中傷コメントがつきやすく、一定年齢以上の人であればネットで顔を出さないのが主流だろう。

しかし、このタグではグッズを使用してもいい。
また、ユニフォームには背番号もあるから背中を向けたショットでも十分にインパクトを残せる。ここに参加しやすいハードルの低さがある。

ミニミニというツムツムサイズのぬいぐるみは写真撮影にうってつけ。

試合後に広げるパラソルもある意味"普段使い"グッズなのだ。
これってクラブグッズのPRにもなる
ストアに陳列していても興味をひかなかったグッズが、人の投稿で
「こんなに可愛く使えるんだ!」と急に購買意欲を刺激することがある。
グッズの購入イコールチームへのサポートである。
クラブにお金を落とすのは浪費ではない、必要経費だ

以上、次の休みや旅行にはこの企画に参加してみてはいかがだろうか。
ハッシュタグが用意されていないJリーグクラブでもサポーター主導で企画できるのが良いところだ。ぜひJリーグ全体を盛り上げたい。

世間ではまだまだ「インスタ映え(笑)」などとSNSでの発信や写真企画を
ネガティブに見る風潮
がある。
しかし、これだけのサポートになると分かればそんなことを言っている場合ではない。もちろん人に迷惑がかかる撮影は避けて欲しいし、海外では治安面も気にしたいが、素敵な写真を撮ることは何も恥ずかしくないし、ネガティブではない。沢山の美しい景色を共有しよう。

応援の声を出すのもサポート、写真撮影も立派なサポートだ。
なかなかスタジアムに行かれない人もこのサポートにチャレンジしてもらいたい。

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ささゆか

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