パチンコ・スロットについて④兼業として復帰

みなさんお疲れ様です。
前回の続きを書きます。

自分を取り巻く環境・稼働状況に絶望し、専業を辞めて働き始めます。
専業やってる時は働いて毎月大した給料ももらえないサラリーマンなんてやりたくねぇわと思っていましたが、期待値が下がり続けて先行き不透明な中で稼働するよりよっぽど楽でした。
何より精神的な苦痛が無かったですね。

そこからしばらくホールから離れていたので6号機の鏡が出て以降、有名な台(リゼロとか)は名前こそ知っているものの打ったことはありませんでした。

しかしここで転機が訪れます。
自分が引っ越した時に昔から知っているホールがめちゃめちゃ近くなりました。
最近のパチ屋ってどんな感じなんだろーと思って覗いてみます。
平常営業日なので特に何もありませんがぼちぼち稼働はありました。
打っている人達も常連っぽい地元の人達ばかりでした。
ここで私はハイエナに目を付けます。

しかし6号機なんてまともに打った事が無いので有利区間の仕組みも分かりません。
ここから勉強の日々が始まります。

まずホールに置いてある全てのAT機の大雑把な天井期待値、有利区間の仕様を調べます。
結構時間がかかりました。
有利区間というものが設けられているおかげで特定条件下で期待値が爆上がりしたり、逆に爆下がりしたりするので知識をつけるのに時間は必要でした。

そしていざ実践ですが東京は非等価なので最初の現金投資がどうしても痛いです。
しかしこの先も打つ事を考えるとまずは貯玉を作らないといけないので多少安くても打つ事にし、更にはガメラやマッピーなども打って少しづつ期待値を積んでいきます。

貯玉がある程度出来た頃くらいに、ある事に気付きます。
それは設定1が少ないこと。
ハイエナの最中、設定2以上確定の演出を色んな台で見ることになります。
これはハイエナにとってとても追い風です。
店側としては現金投資の常連が多いので、抜き過ぎないように設定2を多めに入れているんだと思います。

これに気付いた私は時としてベースが高い事を前提としたハイエナに切り替えます。
1であれば打てないゲーム数でも2であれば打てるって事は多いです。
これがかなりの確率で2以上を打つ事ができ、特に設置台数の多い機種(絆2やまどか前後編)やサミー系の台は1が無いんじゃないかってくらい2以上を見ました。
番長ゼロなんかは4もちょくちょく見掛けたのでハイエナはかなり捗りました。

そうして打っていると若い子や同年代くらいの専業と思われる人達の姿も目にすることが増えました。
元々住みついていたジグマなんでしょうが、ライバルがいるのは面倒です。
この頃から彼らの動向に目を向けつつ自分のペースで稼働していきます。

6号機や6.2号機に慣れてきた後、6.5号機、そしてスマスロが登場します。
今大人気のカバネリも6.5号機ですね。
これらが出てきた時、6号機初期からは考えられない吸い込みと出玉に驚きました。
6号機のデキレ台のような歪みを感じる事も少なくなり、スロット人口も徐々に増えてきたように見えました。

しかしそれはあくまでそう感じただけで、結局ヴヴヴや北斗のようなスマスロも有利区間という縛りからは抜けられず、貫きスペック等素晴らしい出玉力を搭載する一方で歪みは別の場所に来ているだけでした。

5号機の頃に4号機はよかったなぁと話をする人がいましたが、その気持ちが分かった気がしましたw
6号機打ってると5号機だったらなぁと思う事は多くありました。
口に出したり愚痴ったりしても意味は無いのでしませんが、そう思う事があったのは事実です。

そして自分が認識していた専業らしき人達を見て、自分は働いていてよかったなと思うようになりました。
専業の苦労は専業をやっていたから分かります。
大半の専業はその日暮らしみたいなもんだと思います。
昔からやってて貯金が数千万ある人とかも知っていますが、5号機や6号機から専業始めた若い子にそんな金あるわけないし、稼げる額が減っているので単純に見返りがありません。

専業は社会的に底辺なので年取った時のために準備しておかないと悲惨な事になるのは目に見えています。
社会で通用するスキルも身に付かず、常識やマナーも無い状態で年取ったらただのモンスターです。
何の保証も無い、ただ稼げるってだけのパチンコ・スロットも見返りが減っているのでは専業を継続する価値がありません。

あくまで個人の考えですが、専業を辞めてよかったと思っています。
毎日仕事に行くのはダルいし給料も専業時代の方がいいですが、今も専業を続けていてもロクな将来が待ってないのは確定してるので、とてもじゃないですが怖くて続けられないです。

自分が仕事を始めて今の生活が出来ているのは奇跡に近いですが、専業を辞めたのは英断だったと我ながら思います。
当時相方だったヤツも今は立派に働いてそこそこの給料をもらっています。
お互いに昔話をするんですが、あの時辞めてよかったねって結論に必ずなってますw

専業時代は楽しかったと思います。
自由だし稼ぎだけはいいから金は好きに使えるしいつ休んでもいいし何かに縛られる事はありません。
反面、身の肥やしになる事はほぼ無く、自身の努力だけではどうしようも出来ない環境の変化によって収入が左右されます。
人間として何も成長してしないまま年だけ取り続ける事は恐ろしくて私には出来ませんでした。

今専業をやっている人も多いと思いますが、自分の将来はよく考えた方がいいと思います。
若いうちは特に何も考えなくても生きていけるし体の無理が効くので割とどうとでもなります。
しかし年を取ったら中々そうは行きません。
若い子にはまっとうに生きてもらいたいなと思います。
しのけんさんが動画で言ってましたが、自分の子供くらいの若い子達と台を取り合ったり、ツモれずに帰るときに虚無を感じたり、本当にその通りだと思います。
彼のように専業として生きていくのは茨の道です。
そしてその実感は年を取った時にしか分かりません。

繰り返しになりますが、私は専業を辞めてよかったと思っています。
今後も兼業として続けていきますが、どんなに状況が良くなっても専業に戻る気はありません。
ライトに期待値稼働しつつ、いい台を打てる機会があれば打つってくらいが丁度いいです。

みなさんも各々のペースで、また各々の取り組み方でパチンコ・スロットと向き合って下さい。

今回のお話しはこれで終わりです。
最後まで読んでくれた方は長々とありがとうございました。
それではまた次のお話しでお会いしましょう。

終わり

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