ユーキコバヤシに心から感謝、という記録

ありがとうございました。本当にありがとうございました。

基本、箱推しの僕なので、グランパスの選手個人に対してそこまで思い入れを持つことってあんまないんですよ。ピクシーとか直志とか楢崎とかロビンとか例外はありますけど。小林裕紀、我ながらけっこう珍しい、ちょっと特別な選手でした。

そもそも『オファーした』記事が報道された時点で「グランパスに競り勝ってJ1残留した新潟さんのキャプテンがわざわざ降格したクラブに来るわけねーよ」と思っていて、でも本当に来ちゃって。非トヨスポ民の僕としては赤鯱新報を頼りに情報を追うしかなくて。そして2017開幕戦、忘れもしない八反田とコバユのドイスボランチで、なんか上手いのはわかるけど危なっかしいなーとか思って。2節の岐阜戦で、コバユ本人も退団インタビューで語ったあの前半33分での交代。あんなわかりやすい懲罰交代もなかなか無かった(;´∀`) ヤッヒー評価の真相は不明ながら、多分、もっと前を向けと、後ろ向きにプレーするなってあたりだったんだろうと思っています。それ以来ベンチ外となったコバユですが、僕個人としては、主にそれまでのJ1での実績を鑑みて、田口タイシとコンビ組むなら(その時点での選手達でなら)コバユがベストだろうと思っていました。

そんなコバユに早々に魅了された組もいらっしゃって。終身名誉コバユサポのカシオさんによるコバユ弾幕がスタジアムに初めて掲げられたのを見て、うぉーすげーとか思ったり、その弾幕が2017の試合前選手紹介動画に採用された時に真っ先にカシオさんに「採用されましたー!」とか報告したりもして。で、まあ磯村とコバユというおそろしゲフンゲフン………ビルドアップ重視のCBコンビとかを経て、実際に田口とコンビを組んだコバユがJ1昇格への原動力となったことは疑いの余地なく。2018のJ1残留も、アウェー広島戦に代表されるように、ここぞと言う時の小林裕紀の謎の勝負根性に支えられた結果だったと思います(いやもちろん、チーム全体でつかみ取った残留だったけど)。

とにかくチームのために一番走って、スペースを埋めて、でも危ないスペースを時々空けちゃうテヘペロコバユ。トメルケール経験の浅い若人や新加入組の面倒見に走り回っていた『チームのお母さん』コバユ。最後の最後まで副官ポジションだったコバユ。本当は副官じゃなくてコバユが先頭に立ってチームを引っ張るプレー・姿を見たかったけど、どうしても心配性で面倒を見る方向に行っちゃうのが、しゃあねえなあって感じで(^-^;

大分・カタノサッカーでどういうポジションに収まるかわかりませんが、今後のご栄達を本当に心からお祈り申し上げるとともに、再度言わせてください。

本当に、
本当に、
あの時グランパスに来てくれて、
そして昇格と残留に貢献してくれて、
ありがとうございました。

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