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210310 気持ちの定点メモ

「何者でもなくなる怖さ、みたいなのない?」
そう聞いてきた先輩は専業主婦となり、あれやこれや理屈を並べ、さも退職するメリットが上回るかのように返した私はまだ会社にに属している。

本当は元々子供が苦手で、折り合いをつけて子育てをしているところがある割に、友人の似たような相談には寄り添う側としてアドバイスを送ってる。

理屈はどうで、どうあるべきかというのはなんとなく分かるのに、自分のこととなるとそうはいかない、なんてことが往々にしてある。
なんとなく分かるから、こそ、なのかも。

それはやっぱり理屈じゃ語れない「性格」が自分の中に組み込まれていて、それは根っからのものだから、そう簡単には変えられない。

他人にどう思われようと関係ないじゃない、なんて言いつつ、一番気にしてるのは自分で。
それを、日々子供の素直さと純粋さと無垢さに正されながら、陰と陽の戦いのシーンでありそうな、互角の光を発射してせめぎ合ってる。そのバランスって非常に難しいなと思いながら。

何がしたいかははっきり分かっていない割に、したくないことははっきりしている。家族との時間とか、母としての役割とか、そういうものを犠牲(というと大袈裟だけど)にするだけの成果や価値を見出せるのか、というところに自信が持てないからだと思う。

ふりきって、言葉に出さず行動する人がすごいなって、結局そういうことが言いたい。

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