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無駄な余白を愛せますか?

私がフラワーアレンジメントを習っていた頃に知り合った人たち
趣味は何ですか?と聞かれたらフラワーアレンジメントですと答えた
そこでの反応は真っ二つに分かれた
一つめ
花を習っています🌸
そんなことやって何になるの?
花なんてそんな非現実なこと
そう言った人は理解も出来ないし想像すら
つかないのだろう
二つ目の反応
花を習っています💐
お~それはとても素敵な趣味ですね
ぜひ続けられて下さいね とか
母も花が好きでね、ガーデニングとかしてるんですよ🌷
私は始め、自分に近い職場の人とかの方が
理解されるかなと思っていた
でも、結果は真逆だった
高学歴のいわゆるハイスペな人の方が興味を示してきた
あながちお世辞でもなく、どんなものなんですかと学術的にまたは自分が専門としている仕事と照らし合わせながら理解しようとしている感じがした
医者兼化学者みたいな人は
え、それは自分にはまるで縁がない世界だから教えて下さい
なんてちょっと前のめりになりながら耳を
傾けてくれた
お付き合いまではしなくても、これからも
お互いの道で頑張っていきましょうと
そんな私なんかまだ習い始めなのに
真剣なんだなぁと思ったし
短い間でも対等に接してくれたみたいで
うれしかった😌懐かしいわ
そういった人は教養、芸術に理解が深いし
興味の幅が広いんでしょうね
花を含めた芸術や芸能は直接な生活とは関係しない
だけれど人はロボットじゃないし感情がある
心の余白を残し無駄なことも愛せる人は豊かだと思う
今は段々余白なのりしろ部分がなくなって
乾燥したパサパサ感を感じる
だから私は昔の音楽やテレビのが好きだ
ドラマや音楽番組のセット一つにしてもすごく凝って作ってるしそれに携わる職業の人もたくさんいたんだろうなぁと
番組の終わりに出てくる裏方さんの名前が
それを物語る
やはり人ありき
人が集まるから全てが動く
一見バガバカしいものでも本気で作る
それを見た人も楽しみや安らぎを感じる
また明日も頑張ろうと勇気付けられることもある
無駄なものは実は宝物なのかもしれない

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